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映画「十兵衛のラストジャーニー」をクラウドファンディングで実現!
映画監督石川梵が余命3ヶ月の宣告を受けた愛犬と巡る旅の記録。十兵衛がセラピー犬として活躍した東北の被災地を始め、日本各地を巡りながら震災10年を経た今、本当の幸せとは何かを問う。深い悲しみとその先にある希望を探す感動の旅
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映画監督、写真家 フランス通信社(AFP)のカメラマンを経て1990年よりフリーランス。人間と大自然の共生をテーマに世界60カ国以上で撮影。写真集「海人」(新潮社)で写真協会新人賞、講談社出版文化賞。著書「The Days After 東日本大震災の記憶」で写真協会作家賞「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」朝日新聞「祈りの大地」岩波書店ほか著書多数。ネパール大地震を描いた初監督作品「世界でいちばん美しい村」が新宿ピカデリーなど40館で全国公開。2021年インドネシアの生存捕鯨を描いた「くじらびと」で日本映画批評家大賞、JSC(日本映画撮影監督協会)賞、グアム国際映画祭観客賞など受賞
映画監督石川梵が余命3ヶ月の宣告を受けた愛犬と巡る旅の記録。十兵衛がセラピー犬として活躍した東北の被災地を始め、日本各地を巡りながら震災10年を経た今、本当の幸せとは何かを問う。深い悲しみとその先にある希望を探す感動の旅
ありがとうございます。おかげさまで最後の最後に目標を達成しました。これで映画の完成へ向けて予定通り進むことができます!皆様の映画づくりへのご参加にたいへん感謝いたします。「世界でいちばん美しい村」も「くじらびと」もこうした皆様のファンディングにより映画を完成することができました。
残り1日、ですが、さらに上のストレッチゴールとして650万を設定しました。実はお願いしたいナレーターがいるのですが、この予算がまだ捻出できていません。「くじらびと」はノーナレでしたが、この作品にナレーションは必須です。しかも誰でもいいというわけではありません。特にこの作品ではナレーションが非常に重要な役割を果たします。「世界でいちばん美しい村」の倍賞千恵子さんの愛に満ちたナレーションが作品のクオリティをワンレベル上げてくれたように。もし達成できれば、意中のナレーターによるナレーション費用と収録スタジオ代が捻出できます。いや一歩でも近づければ捻出のメドが立ちます。妥協なき作品完成のため、ぜひ、ご協力よろしくお願いします。
予告編を150秒にアップデートしました!ぜひご覧ください。
衝撃の写真集「The Days After 東日本大震災の記憶」で知られる石川梵。被災地を行く石川の傍には常に愛犬十兵衛の姿があった。石川は取材に十兵衛はセラピー活動に、二人三脚は、その後も続く。。震災から11年を経て、映画監督となった石川は余命僅かな十兵衛を連れ最後の旅に出た。強い絆で結ばれた人間と犬との究極の友情を描く、感動のロードムービー。
2011年3月、当時写真家だった私は東日本大震災の翌日から取材を始めた。現場はカオスの極地だった。ジャーナリストとして唯一、爆発寸前の福島第一原発のベント、悲劇の舞台となった大川小学校の現場を「発見」前に撮影するなどして大きな話題となった。しかし、現場の窮状を目にし、無力感に襲われた私は報道以外にも何かできることはないかと模索した。
石川梵著「The Days After (東日本大震災の記憶)」(飛鳥新社)表紙
ささやかながら、水や食糧の支援はいち早く始めていた。やがて現場の状況が少し落ち着いたところで、私にしかできないことないか考えた。行き着いたのは,十兵衛を連れ、避難所を回りセラピー活動をすることだった。被災地では多くの子どもたちが津波でペットを失い、苦しんでいた。スポーツドッグであり、訓練も行き届き、優しい性格の十兵衛はセラピーにうってつけだった。予想通り、どの避難所でも子どもたちを中心に十兵衛は大歓迎された。十兵衛を見て涙する大人も少なくなかった。物言わぬセラピー犬は、誰よりも、被災者に寄り添うことができたのかもしれない。
当時のセラピー犬活動や様子は自著「フリスビー犬、被災地をゆく」(飛鳥新社)や私の被災地での活動を描いたNHK総合「こころの時代」などで紹介されている。十兵衛と車中泊しながら、行ったセラピー活動は震災直後から60日間に及んだ。
しかしやがて十兵衛の瞳が悲しみを帯びるようになった。犬ほど人間の悲しみに敏感な動物はいない。セラピー活動は多くの人々の癒しとなったが、同時にとてつもない悲しみを十兵衛が引き受けていたことに気づく。私は一旦被災地を離れたのち、十兵衛とともに現地の小学校で授業を行ったり、定期的に被災地を訪れる活動を続けた。それは震災11年目の2022年まで続く。
そんな十兵衛へのねぎらいの意味を込めて、シニアになった十兵衛と日本一周の旅を始めた。かねてから行きたかった北海道の流氷、沖縄の海など、美しい日本の大自然に触れながら、環境問題や人間との自然との共生に取り組む友人たちを訪ねる旅だ。
旅先で出会うのは、私の友人知人たちだ。北海道では女優の倍賞千恵子さんの別荘に泊まらせていただき、語り合った。ちなみに倍賞さんは十兵衛の大ファンでもあり、精力的な被災地支援活動をしたことでも知られる
十兵衛と倍賞千恵子さん
長野の伊奈谷では報道目線で自然界を撮る写真界の巨匠、宮崎学さんから独自の自然観を伺い、その撮影の模様を取材した。宮崎さんは愛犬、げんを伴い山野を駆け巡る愛犬家としても知られる。
また、水中写真の第一人者鍵井靖章さん、イルカと心を通わせることができるというドルフィンスイマーの鈴木あやのさんの活動現場を訪ね、取材した。それぞれのクリエイターたちが独自のスタイルで自然や動物と向き合っていた。
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと佐藤慧夫妻は震災を契機に活動を広げ、震災後の日本人、そして世界の人々の「痛み」と向き合っていた。震災が日本人をどう変えたか、あるいは変えなかったか、それは私にとっても大きなテーマだ。二人の活動を通し、震災後の日本人の生き方に迫った。フォトジャーナリストの佐藤慧氏と安田菜津紀(夫妻)
映画では、そうした友人たちとの触れ合い、語り合いを通し、震災が日本の何を変えたか、あるいは変えなかったか、そしてこれからどのようにして自然や環境と向き合いながらわたしたちは生きていくべきなのか、日本の未来を模索していった。
旅では感動的な出会いが数多くあった。かつて十兵衛とフリスビーで交流した小学生らとの10年ぶりの再会もそのひとつだ。少女たちは成人し、震災の体験を生かし、新しい道を歩み始めていた。
また震災直後、瓦礫となった陸前高田に黄色いハンカチの旗を立てた菅野さんという男性との再会。菅野さんは、山田洋次監督作品「幸せの黄色いハンカチ」と言う映画をなぞり、この土地へ必ず戻るという思いを込めて被災地に黄色いハンカチの旗を立てていた。実は初めてその旗を立てる際、私もお手伝いさせていただいた。復興への長い道のりを考えると「必ずこの土地へ戻る」という菅野さんの夢は容易ならざるものに思えたが...
菅野さんの「黄色いハンカチの旗」(右)とそれを見守る山田監督の旗(2012年)
十兵衛と山田洋次監督 監督は十兵衛をたいへん可愛がってくれ、毎年奄美旅行に
それから10年後の2021年3月、十兵衛とともに陸前高田の菅野さんを訪ねると、そこには奇跡のような光景が広がっていた....その模様は映画の中で紹介する。
映画のエンドロールを歌うのは、「世界でいちばん美しい村」で音楽を担当した花巻出身のミュージシャン*はなおと*です。東北を主な舞台としたこの映画であの名曲「んだなはん」が蘇ります。*はなおと*は石川を通して十兵衛とも交流があり、映画の中にも登場、東北への思いを語ってくれます。
実は旅を始めてからしばらくして、かかりつけの動物病院から悲しい知らせが届いた。十兵衛はリンパ腫にかかっており、あと3ヶ月の命だという。こんなに元気なのに、と驚いたが、悩んだ末、私は旅を続けることを決意する。この旅の記録は十兵衛が生きた15年間の証となるはずだ。それはこの激動の時代をともに歩んだ私の歴史でもある。私と十兵衛の軌跡を噛み締めながら、十兵衛とともに自分の生き方を見つめ直すことにした。映画では、十兵衛との出会いからこれまでを写真とムービーで綴る。そして旅は文字通り十兵衛と私の「ラストジャーニー」となっていく。
信頼に満ちた目で石川を見つめる子犬時代の十兵衛
アンデスの女たち(シリーズ人の惑星・撮影石川梵より)
私は写真家として世界60ヵ国以上で30年に渡り大自然と人間の共生をテーマに写真を撮り続けてきた。世界各地の祈りの現場を取材し、それをライフワークとした。さらに空からは地球46億年のダイナミズムを捉えるためヒマラヤから北極圏まで世界7大陸で空撮を行った。
氷の宇宙を思わせるアラスカの氷河
しかし、その活動は東日本大震災を契機により現地に寄り添ったものへと変化していった。3.11の4年後に起こったネパール大地震では、いち早く震源地に入り、現地で映画撮影をはじめた。
ロングランとなった「世界でいちばん美しい村」
映画撮影の目的は、映画を通じた現地の支援だった。映画は成功し、食糧や衣服を送り、学業支援は現在も続く。
さらにインドネシアの人間と鯨の死闘を演じる男たちの姿を通し、大自然とともに生きる人間の姿を描いた「くじらびと」を制作(2021年公開)日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞など数々の賞をいただいた。いずれもクラファンで資金を集めた。
本作「十兵衛のラストジャーニー」は私の監督作品第三作目にあたる。
コレクターの方々のお名前を応援額に応じ、スペシャルサンクス、アソシエイトプロデューサー、国際プロデューサーとしてホームページ、パンフレット、エンドロールに掲載します。スペシャルサンクスだけではなく、こうした名義による掲載はおそらく今回が最後になると思います。
前作「くじらびと」は数々の賞を受賞し、歴史に残る作品とありがたい評価をいただきました。それは応援してくださった方々のお名前も時代を超えてエンドロールに刻まれることを意味します。正に監督冥利といえ、ファンディングしてくださった方々も非常に喜んでくれました。そう簡単にそのような作品を撮り続けられるとは思いませんが、今回もベストを尽くしたいと思っています。
他にも全国共通劇場鑑賞券、監督のサイン入り「十兵衛のラストジャーニー」DVD、試写会のご招待、上映に伴うオープニングパーティーご招待、これまでのファンディングではなかったポスターに国際プロデューサー記載、写真家として数々の賞を受賞している石川梵自身によるコレクターの方のポートレート撮影、「十兵衛のラストジャーニー」の自主上映権など数多くの特典をご用意しました。
1,特製カレンダー追加
アップデートにも記載しましたが、石川梵撮影のボーダーコリーパピィ写真入り卓上カレンダーをミニチュアダックスフンドコース以上の方々の特典に追加しました。12-3枚の写真を使用する予定です。以下は候補の一部になります。石川は日本写真協会作家賞など写真家として数々の受賞歴があり、十兵衛への愛情を込めて撮影した写真入りカレンダーはきっと喜んでいただけることでしょう。(非売品)
2、さらなる特典としてコーギーコース以上の方に映画「くじらびと」ブルーレイ版を追加しました。
このブルーレイ版には、監督石川自身による解説が第2音声に入っており、ラマレラ村や鯨漁についての理解がより深まります。またメイキングなど特典映像も含まれており、配信では決して得ることのできないスペシャルな内容の永久保存版です。このディスクに監督のサインを入れて差し上げます。また希望者には宛名を入れてサインします。宛名入りのサインはファンディングしてくださったのみのスペシャルな特典になります。またブルーレイ装置を持ってない方は、「くじらびと」DVD版、処女作「世界でいちばん美しい村」のどちらかを差し上げますので、ファンディング時、または2月10日までにメッセージ等で連絡をください。それより遅くなりますと「くじらびと」のブルーレイ版の発送となります。宛名希望の方も同様です。よろしくお願いします。
ファンディング資金の使い道
総額 550万 リターン費用と手数料150万
取材費 100万 (追加の実景撮影、インタビューなど)
ポスプロ
編集 100万
音声MIX&グレーディング 100万
音楽とDCP 100万
映画は2023年秋公開を目指しており、撮影のほとんどは終了、実景といくつかのインタビューを残すのみとなっています。目標金額を達成できなかった場合は自分で編集したり借入を行ない完成するつもりですが、資金が足りないと映画のクオリティが大きく下がるので、なんとしても目標の達成は必須です。今回はプライベートな題材ですが、震災以降の自分の活動の集大成的位置づけであり、私自身にとって、渾身の一作になると思います。どうか皆様の応援、ご協力をお願いします。
3300 円
11000 円
22000 円
33000 円
55000 円
110000 円
165000 円
330000 円
550000 円
1100000 円