撮影前のルーティーン
vol. 2 2025-11-01 0
昨夜は、ガルロチで公演中のフアナ・アマジャ&ぺぺ・トーレスグループの撮影に行きました。今回4度目の撮影です。
さて、皆さんは何か特別なことに臨むとき、たとえば試験や試合、重要なプレゼンとかで、必ず行うルーティーンってありますか?「験(げん)を担ぐ」って昔から言いますよね。とくに、ステージに立たれる方達は自分だけの特別な小さな儀式はあるのではと思います。
ガルロチのステージに立つフラメンコのアーティスト達も、ショーが始まる前に、短い祈りを捧げたり、口元に当てた手をそのまま舞台の床に置いたりすることがあるようです。
私は、舞台に立つことはありませんが、そこに人智を超えた存在を感じることがあります。
私にとってガルロチの舞台は祭壇のようなものです。
そんな、私にもささやかなルーティンがいくつかあります。
新宿へ向かう電車の中では、必ず、何もしない時間を作ります。
ノートの新しいページをめくるように、5分でも10分でも。何もせず、何も考えずぼーっとする、そして、これから撮影する人たちのことを考えます。
終点の西武新宿駅に着いたら、駅構内のカフェで小さいサイズのコーヒーを一杯飲む。
そこからガルロチがある伊勢丹会館ビルまでは、地下道を歩きます、他にもいくつか。
でも、昨夜は、そのルーティーンを少し変えました。
そのほうが良いような気がしたからです。
直感は大事ですね。
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ご支援いただいた皆様、ご紹介いただいた皆様、ここに至るまで助けてくださった皆様、心からお礼を申し上げます。
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