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ニューヨークの「アウトサイダー・アートフェア」初挑戦をクラウドファンディングで実現!
アウトサイダー・アートに特化した活動を続ける「クシノテラス」は、
2020年1月にニューヨークで開催される「アウトサイダー・アートフェア」に初挑戦します。
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アウトサイダー・キュレーター。 広島県在住。 2000年より知的障害者福祉施設で介護福祉士として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。 近著に『アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダーアート』(イースト・プレス)、『アウトサイドで生きている』(タバブックス)。
アウトサイダー・アートに特化した活動を続ける「クシノテラス」は、
2020年1月にニューヨークで開催される「アウトサイダー・アートフェア」に初挑戦します。
お陰様で、目標金額100万円は達成しましたが、
100万円を超える大きな展示場を借りたため、諸経費を併せて130万円ほどの資金が必要になりました。
目標達成した際には、総額1万円以上のご支援をいただいた方、全員に
ニューヨークの「アウトサイダー・アートフェア」で撮影した動画をお送りさせていただきます。
夢を叶えるための後押しを宜しくおねがいします。
櫛野展正 (くしの・のぶまさ)です。
2016年春、 クラウドファンディングで
広島県福山市にアウトサイダー・アート専門のギャラリー「 クシノテラス」をオープン。
2019年には、 常設展示室も設けることができました。
ご支援ありがとうございます。
さらに、これまでの活動の集大成として、
2019年4月から東京ドームシティにあるギャラリー・アーモで
初めての大規模な展覧会「 櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展」を開催することができました。
そんなクシノテラスですが、
今度は 世界へ挑戦します。
2020年1月からニューヨークで開催される「アウトサイダー・アートフェア」へ初出展します。
「アウトサイダー・アート」とは、既存の美術や文化的継承の系譜とは無縁の文脈によって制作された我流の芸術作品のことを指します。
最近では、アール・ブリュットという名称でも親しまれています。
アウトサイダー・アートに特化した国際的なアートフェア「アウトサイダー・アートフェア」は、
毎年1月下旬にはニューヨークで、10月にはパリで開催されています。
28回目を迎えるニューヨークの「アウトサイダー・アートフェア」に初挑戦します。
世界中から約70軒近いギャラリーが参加し、1万人超える来場者を予定しています。
2020年1月16日(木)〜1月19日(日)
Metropolitan Pavilion (125 W. 18th Street New York, NY 10011)
https://www.outsiderartfair.com/new-york
これまで国内外の様々な展覧会に足を運んできました。
2018年、スイス・ローザンヌの美術館「アールブリュットコレクション」
作品がコレクターの手に渡ることで、海外で広まっていくケースも多く目にしてきました。
南フランスで開催された世界最大のフォトフェスティバル「アルル国際写真フェスティバル2019」で展示
僕が独立して「クシノテラス」を立ち上げた理由のひとつに、
「表現者の経済的自立を目指す」ということがあります。
表現者の方の中には、心身の状態などにより、働くことのできない人もいます。
そうした人たちにとって、自分が生み出したものが評価され、
対価を得て生活できるようになることは、何よりの喜びとなることでしょう。
2014年に初めて訪れた Outsider Art Fair in New York
2014年、初めてニューヨークの「アウトサイダー・アートフェア」を訪れ、
その盛り上がりに心震えたのをいまでも覚えています。
8名の表現者の方たちが出展予定です。(←11/25追記)
1) 小林 一緒 (ITSUO KOBAYASHI)
1962年生まれ、埼玉県在住
調理師として蕎麦屋や給食センターに46歳まで勤務したあと、アルコール性神経炎を患い歩行困難な状態となる。
18歳頃から書き溜めたメモ書きを頼りに、当時の記憶を呼び起こしノートに自らが食べた料理のイラストと感想を描き続けている。
2) ガタロ (GATARO)
1949年生まれ、広島県在住
33歳のときから、広島市の市営基町アパートにあるショッピングセンターで清掃員として働き始める。以後35年以上、毎朝午前4時から午前9時半頃まで清掃の仕事に従事。
勤務後、みずからが使っている掃除道具の佇まいに美しさを感じ、拾ってきたクレヨンなどでスケッチをするようになる。
3) はくのがわ (HAKUNOGAWA)
1992年生まれ、東京都在住
16歳から精神科への通院を開始し、躁鬱病と診断を受ける。18歳のときには、仕事先で知り合った男性と結婚するが、リストカットや自殺未遂で不穏な状況が続き、4年後に離婚が成立。
鬱状態のとき、1日1回丸を描くことで達成感を味わえたことがきっかけとなり、18歳頃からメモ用紙に小さな丸で構成された細密画を描くようになる。以後、電車内や隙間時間などを見つけては、小さなメモ用紙に0.5ミリのボールペンで奇妙なキャラクターの絵を描き続けている。
4) 戸谷 誠 (MAKOTO TOYA)
1944年生まれ、東京都在住
多摩美術大学を卒業後、父親が開業した薬局で自分だけの絵を描く生活を始める。
26歳のとき、京都の画廊で初個展して以来、定期的に発表を続けている。
50代半ばには薬局を閉店し、現在も絵を描くことに没頭する日々を送る。
5) 新子 (SHINKO)
愛知県在住
幼少期より、みずからの性別に悩み、性同一性障害を抱えている。
社会人として働いていたが、あるとき体を壊して拒食症になり退職。鬱の症状も併発し、自宅に引きこもるようになる。その間も絵を描くことだけは続けていた。
下書きなどは全く行わず、その場にあった画材を使って即興的に描いていく。使用している画材は安価なものが多く、紙が足りないときは裏面に描くこともある。作品のタイトルはおろか、いつ描いたかという記録さえ記していない。自宅には2000点を超える絵画があふれており、2008年頃からは、最寄り駅の路上で毎月第一土曜日に絵の制作と販売を開始。
現在は、知的障害のある人の福祉施設で、家事援助や移動支援などの業務に携わっている。人間関係の広がりとともに、画風も変化。これまで、他者に理解されないことへの怒りや憎しみであふれていた絵画は、現在では動物や植物、仏像など多様なモチーフが登場するようになっている。
6) ピンクスキー (PINKSKI)
1986年生まれ、神奈川県在住
生理前に絶望感や自殺願望が現れる月経前不快気分障害(PMDD)や自閉症スペクトラム、統合失調症などさまざまな障害を抱え、20代半ばから本格的に絵の制作を始めた。
制作時は画面が汚れないように手袋をはめ、色鉛筆やクレヨンを塗り込み、はみ出した部分に丁寧に消しゴムをかけていく。その姿は、まるで神聖な儀式のようだ。1枚描くのに2ヶ月は費やしている。
精神的に弱っているときに描くポップで毒っ気のある絵画に、彼女は自己を投影させている。絵のなかの女性は残虐な行為を行うこともあれば、様々な場所へ自由に出かけていくこともある。ひとりで外出することだけでなく、部屋の掃除や他人と長時間コミュニケーションをとることが困難なピンクスキーにとって、絵の中は唯一自由でいられる場所なのだ。自らの内面を切り開くように描かれたその絵画からは、圧倒的な生へのエネルギーが感じられる。
7) 戸舎 清志(KIYOSHI TOYA)
1969年生まれ、島根県在住
出雲市の山間部で両親と暮らしている。
建物以外の道路や駐車場、空き地などすべての空間が、たくさんの車で埋め尽くされた町の俯瞰図を描いている。描かれた建物には、実在するものも多く、職場へのバス通勤時や母親の車の乗車時に眺めた町の風景を記憶し、それらを組み合わせて描いているようだ。
3歳ごろから絵を描き始め、小学生になると定規を使って町の俯瞰図を描くようになった。中学生のときには、絵の中に人の姿を描くこともあったが、近年は建物と車だけを描いている。
制作は、休日に自室で行っている。下書きもせず画面の左下から右上に向かって、定規を使っていく。これまで描いた絵画は1500枚以上に及び、家族によって自宅の押し入れで保管されているが、描き終えた絵に執着はないようだ。
8) 丹 作造 (SAKUZO TAN)
1958年生まれ、東京都在住
大学卒業後から現在までビル清掃の仕事に従事。
30歳のときから、仕事の合間に独学で音楽活動と絵画を始めるが、音楽活動は5年で挫折。35歳より、本格的に絵を描き始める。
自身の清掃の仕事に対する他者からの差別的意識が、彼の制作の原動力になっており、絵のなかには彼をさげすんできた人物が描かれている。彼にとって絵を描くことは、そうした人たちに対する怒りや暴力的衝動を抑えるための「特効薬」になっている。
ご支援いただいた資金は、出展に関する費用に活用させていただきます。
<想定経費> 1,610,896円 ←金額変更になりました(11/17追記)
出展料・・・・・・・・・9314$ (1,013,160円)
※当初より大きなブースに変更となりました!
作品送料・・・・・・・100,000円
渡航費・・・・・・ ・ 312,540円
NY宿泊費・・・・・・ 119,556円 (10泊)
国内移動宿泊費・・ ・ 65,640円
※ 2名で渡米予定です
さまざまなリターンを準備しました。
★ニューヨークからの手紙 1,000円
ニューヨークから直筆でお礼のポストカードを贈ります。
★限定公開日記「ニューヨークへの道」 2,000円
ニューヨークへ向けての日々を綴る櫛野展正の日記が読み放題。
Facebookの非公開グループ「ニューヨークへの道」で連載します。
注) こちらのリターンを購入された方は“必ず”Facebookの非公開グループ「ニューヨークへの道」までリクエスト申請を出してください。リターンの購入の確認がとれ次第、グループに入会することができます。
★あなたへ贈る本 2,000円
数千冊の蔵書の中から、おすすめの一冊を送ります。
本は中古となりますのでご了承ください。
★杉作J太郎さんによる現代芸術「カジュアル書道」
●杉作J太郎
1961年、愛媛県生まれ。
映画監督、マンガ家、タレント、ミュージシャン、作家、現代芸術家。
「男の墓場プロダクション」代表。
2013年秋に、自身が思いついた言葉を描く「カジュアル書道」を開眼し、2019年春には東京ドームシティの『櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展』でも披露した。
現在は、故郷・愛媛の南海放送にて『痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7』のメインパーソナリティや『もぎたてテレビ』でレギュラー出演者を務めている。
★サイン&イラスト入り『アウトサイドで生きている』プレゼント権 2,500円
櫛野展正のサイン&イラストがついた『アウトサイドで生きている』を
大切な誰かにプレゼントできる権利です。
ご自身宛に送ることも可能です。
★サイン&イラスト入り『アウトサイド・ジャパン』プレゼント権 2,500円
櫛野展正のサイン&イラストがついた『アウトサイド・ジャパン』を
大切な誰かにプレゼントできる権利です。
ご自身宛に送ることも可能です。
★遠藤文裕の「関連妄想似顔絵」特別版 3,000円
櫛野展正の“追っかけ”・遠藤文裕さんが、あなたの写真を見て
「似顔絵」と、そこから妄想する「モノ」、そして「メッセージ」を綴ります。
出来上がった作品は、ご自宅へ郵送します。
★あなたのために「クシノテラス」開館 3,000円
あなたのために「クシノテラス」を開館し、櫛野展正が作品解説を行います。
11月9日(土) 13:00 現地集合 (所要時間1時間)
★櫛野展正と語り合う権 3,000円
ご飯を食べながら、楽しくお喋りしましょう。
注) 現地集合・解散となります。飲食代は別途ご負担いただきます。
★憧れの「スナックジルバ」で飲んだくれる権 3,000円
広島県福山市にある「スナックジルバ」で一緒に飲みながら
アート談義に花を咲かせましょう。
会場:スナックジルバ (広島県福山市新市町151−1)
注) 現地集合・解散となります。飲食代は別途ご負担いただきます。
★ニューヨーク報告会 3,000円
ご飯を食べながら、ニューヨークのことを喋ります。
アート談義に花を咲かせましょう。
注) 現地集合・解散となります。飲食代は別途ご負担いただきます。
★搬入作業を手伝える権 3,000円
2020年1月15日(水) 時間未定
Metropolitan Pavilion (125 W. 18th Street New York, NY 10011)
注) 現地集合・解散となります。
★撤収作業を手伝える権 3,000円
2020年1月19日(日) 18時から21時
Metropolitan Pavilion (125 W. 18th Street New York, NY 10011)
注) 現地集合・解散となります。
★Webサイトにお名前掲載権 5,000円
クシノテラスのWebサイトに、あなたのお名前を掲載します。
★ニューヨークからのプレゼント 5,000円
ニューヨクからあなたにプレゼントを贈ります。
何が届くか分からないドキドキをお楽しみください。
★「アウトサイダー・アートフェア」で、お名前掲載 10,000円
期間中に会場で配布するチラシに、あなたのお名前を掲載します。
注)このリターンの申込みは、12月15日(日)までです。
★「クシノテラス」フリー入館証 30,000円
クシノテラスへの入館が永久に無料となるカードをお届けします。
注) イベントやツアー参加には別途費用が必要となります。
★ニューヨークでの作品紹介 (アーティスト向け) 30,000円
期間中、あなたのポートフォーリオをファイルに入れて設置します。
注) 英語表記でA4サイズ1枚のPDFデータを作成してください。
【ガタロさんより、応援の絵が届きました!】
「太平ノ膿(ウミ)ニコソ 濯(ソソ)ゲ 雑巾 一振(ヒトフリ)」 ガタロ
※膿ハ海デアリ生ミデアル
★ガタロさんの絵画(1) 35,000円
紙に鉛筆/ 180×260cm (2019年)
注) 180×405cmの折った紙の上にドローイング
★ガタロさんの絵画(2) 35,000円
紙に鉛筆/ 180×260cm (2019年)
★ガタロさんの絵画(3) 35,000円
紙に鉛筆/ 180×256cm (2019年)
★ガタロさんの絵画(4) 30,000円
紙に鉛筆/ 180×256cm (2019年)
★ガタロさんの絵画(5) 40,000円
紙に鉛筆/ 180×256cm (2019年)
★ガタロさんの絵画(6) 50,000円
<表面>
<裏面>
紙に鉛筆/ 256×327cm (2019年)
注) 中央に折れあり
★櫛野展正の全国どこでもトークショー 100,000円
櫛野展正が全国どこでもトークショーを開催します。
【テーマ】
アウトサイダー・アート、多様性、障害者支援、障害者のアート、療育支援、発達障害など
現地までの交通費・宿泊費・謝金全て込みの値段です!!!
赤字覚悟で頑張ります。
★櫛野展正の展覧会企画 200,000円
あなたのスペースでクシノテラスの展覧会を開催します。
注) 交通費・宿泊費・作品送料などが別途必要となります。
★あなたの地域で表現者を巡るツアー 250,000円
地域に一定期間滞在して、地域在住の表現者を発掘し、ツアーを開催します。
注) 交通費・滞在費が別途必要となります。
万が一、目標金額に満たなかった場合は、その予算内でプロジェクトを進めます。
僕の人生をかけた大勝負!!!
果たして、クシノテラスの作品は「世界」でどう評価されるのか?
このハラハラドキドキを、皆さんと一緒に共有できればと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
多額の出展料が必要なアートマーケットへの挑戦は、無謀かもしれません。
きっと、作品が売買されることに疑問を感じている人もいるでしょう。
しかし、このまま国内だけで発表を続けても
彼ら/彼女たちの生活は、少しも向上しません。
僕は、彼ら/彼女たちの 「伴走者」として、意見を代弁し、行動する必要があると考えています。
ぜひ、僕らの背中を押してください。
記事をシェアして頂けるだけでも嬉しいです。
応援よろしくおねがいします。
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