三年目の春! 桜たちはひと回り大きくなりました
vol. 45 2026-04-02 0
2023年5月に樹木(いのち)の緊急避難を決行して、もうじき3年が経ちます。
この間、みなさまには本当にたくさんの想いとご支援を寄せていただきました。改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございます。
二小に本植された二本の桜、「サンニュー」と「七星」は変化する環境に耐え抜いて、今年も可憐な花を咲かせてくれました。この三年間、ともに活動した子どもたちの卒業をお祝いするように。
「どんな3年間でしたか?」
「大変だった」
「でも、楽しかった」
「いろいろ学んだし、ね」
「ね」
目を合わせ、微笑む二人の顔には3年間の軌跡が刻まれて、凛とした強さを湛えていました。
校舎の改築工事で伐採され、チップになるはずだった桜たち。奇跡的に救出され、いまは緑道となった東側校庭に36本が仮移植されました。満身創痍の桜たちは必死で息をし続けましたが、大人社会の「手続き」や「絶対的安全」という壁に阻まれ、二小に本植できたのはわずか2本。他の桜は関東一円15箇所に引っ越していきました。
「大人の残酷さ」を知り、何度も落胆しながらも、市長に直接交渉したり、教育委員会定例会に要望書を出したり、最後まで行動し続けた子どもたち。その経験はきっとこれから強い根っこになっていくことでしょう。
さて、里親さんの元へ旅立った桜たちはその後どうしているでしょう。3月29日、都内の桜を見にいきました。
学内はご近所の方の散歩コースとしても親しまれています
自家焙煎の珈琲は美味しく、フードメニューも充実してきました
こうして咲いた桜は何より私たちを励ましてくれますが、中には眠ったままの桜もあります。植物の生命力は凄まじいものがありますが、それでも、過度な試練はその息を塞ぎます。すべての生きものに平等に息のしやすい環境を、私たち大人は守り、子どもたちに手渡していきたいと強く思います。
さて、私たちに義務付けられた養生期間は今年10月まで。最低あと2回の養生メンテナンスのために引き続き桜資金を集めています。
4月4日(土)10時~17時、5日(日)9時半~16時、谷保第三公園(南武線谷保駅・矢川駅から徒歩5分)で行われる「さくらフェスティバル」に出店します。あたたかい、山形の「たまこん」入りの「みらもりけんちん汁」と記録集を用意してお待ちしています。是非お立ち寄りください。
P.S.現在、記録映像の編集と格闘しています。返礼品の「記録映像のオンライン視聴権」及び「エンドロールにお名前記載」、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。
〜つづく つながる〜くにたちみらいの杜プロジェクト 事務局長 前田せつ子

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