【あ3時間!】高野美緒子さんから応援コメントをいただきました!
vol. 28 2024-12-20 0
残りあと3時間です。ドキドキし続けております。
駆け込みの応援、ありがとうございます!
どうぞ最後の瞬間まで、よろしくお願い致します。
『航海記』書店版をデザインいただく、アートディレクターの高野美緒子さんから
応援コメントをいただきました!
高野美緒子さんは、豆本作りの時から、
ずっと寄り添って一緒に考えてきてくださいました。
感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございます。
いよいよこれから書店版作りが佳境になりますね。
どうぞよろしくお願い致します!
* * * * * * * * * * * * * * * * *
その時にしか出会えない“私”に出会える本
数ヶ月前『航海記』を読んだ時、「なんて、まっすぐで、そして厳しい本なのだろう」と思った。それは私が数年かけて取り組んでいた作品の仕上げをしていた頃のこと。好きでやっていることとはいえ、自信のなさと不安で、なかなかに孤独な日々だった。
そして昨日、この応援コメントを書きたくて、
日が暮れた下北沢のカフェに入り、本を取り出して小さな声で音読をした。
「あれ…? なんだかこの前と違う、こんな文章だったっけ…? 」
読みながら思い浮かべた情景は、どこまでも穏やかで、明るく、そして優しい。なぜ?
もう一度読んでみても、幸せな読後感は変わらない。
『航海記』は”今”の私を映し出してくれる鏡のような本だと思う。
半年後、1年後、5年後…きっと私はこの本を読んでまた違うことを感じる気がする。
人生の節目に、そしてなんでもない日常のふとした時に、この本を手にとってもらいたい。
その時にしか出会えない“私”に出会えるはずだから。
この本を生み出してくれた赤井都さん、この本の存在を教えてくれた新谷佐知子さん、ありがとうございます。
この本と出会って、私であることを大切にしたい、そして人生が、生きることが、前よりも楽しみになりました。
書店版『航海記』のクラウドファンディングも残りわずかの時間となりました。
豆本から書店版へとバトンが渡り、より多くの人々にこの本が読み継がれていくように、
書店版の装丁デザインをがんばります! 皆さん、楽しみに待っていてくださいね。
高野美緒子(アートディレクター / グラフィックデザイナー)
1979年東京生まれ、静岡育ち。中学生の頃から本という媒体に関心を持ち、デザイナーを志す。武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業後、株式会社日本デザインセンターに入社し、広告やパッケージデザインなどに携わる。2009年から1年間渡仏し、帰国後フリーランスのデザイナーとして活動を開始。主な仕事にVI、ポスター、グラフィック、エディトリアル、装幀などのアートディレクションとデザイン。現在はイラストの展示や本をテーマとした作品制作も行っている。