【応援コメント7】加藤リーヌさんから応援コメントをいただきました!
vol. 17 2024-12-13 0
『航海記』クラファンも残すところあと8日となりました!
本日、達成率85%のところまできました。
とてもうれしいです。応援いただき、ありがとうございます!
今日はヘアメイクを生業とし演奏家として活動する加藤リーヌさんからの応援コメントをご紹介します。
普段から書きためた詩を曲にし、演奏する加藤リーヌさん。
あるアーティストが加藤リーヌさんのライブを聴いて「あったかい湯船に浸かっているようだ。沁みる」と言いました。
ざらっとして艶のある声の揺らぎが、心の奥の方まで沁みてくる。
忘れていた何かに繋がる感覚。だから何度でも聴きたくなります。
ある夜、豆本『航海記』の展示に現れた加藤リーヌさんは、静まり返った山小屋の読書席で『航海記』を手に取りゆっくりページをめくっていきました。
私は読書の時間を邪魔したくなくて、山小屋の外でじっと息を潜めていました。
読み終えた頃、山小屋の扉をそっと開けて加藤リーヌさんを見ると、彼女は静かに泣いていた。
その涙を見て、この物語が加藤リーヌさんの深いところに届いたんだとわかりました。
言葉と音で表現する加藤リーヌさんに届いたこと。とてもうれしかったです。
素敵な応援メッセージをありがとうございます。
これがこのまま曲になるような気がして。この曲を聴いてみたい、と勝手に思ってしまいました。
心からの感謝を。
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「航海記」を手にとるということ
加藤リーヌ(ヘアメイク/スマホカメラマン/演奏家)
過去からの手紙、封を切る
差出人は分からない
会ったことも話したこともないけれど
あなたと私はちがうけれど
等しくたかぶる胸の音
これでいいのだと確信する
誰かからもらった自分の中のこの確信が泳ぎを
私の一掻きを後押ししてくれる
それにどれほど救われるか
諸行無常の中の普遍に、あなたは出会う
さあ、「航海記」を開こう
生業ヘアメイク、スマホカメラマン。
2016年より、都内バーやライブハウスにてギターやピアノで自作曲の弾き語りをはじめる。曲のテーマは主に生き物。詩人・吉成虎維とも共に活動中。
2022年、初ソロアルバムCD「猫の言葉」作製。このCDジャケットデザインにギャラリー山小屋オーナー新谷佐知子氏、デザイナー高野美緒子氏らの協力を得る。