不失者ライブに行ってきました
vol. 9 2017-10-06 0
10月5日の夜、【こうもりクラブ】の三人で、灰野敬二さんのバンド『不失者』のライブへ行ってきました。
早めに行って『おしごとは呼吸すること』チラシをフライヤー束に折り込んでもらえばよかったのですが、うっかりギリギリの時間に会場の高円寺Highに到着していまい反省。(電車が遅れていたこともありましたが・・・)
開演ぎりぎりに灰野敬二さんのマネージャーさんにチラシをお渡しすると、快く周りの方々に手渡しで配ってくださって感謝です。
ライブは『不失者』のワンマンで、なんと3時間の長丁場。こんなに長い時間一つのバンドを聴くのは初めてです。
始めは爆音に戸惑いましたが、耳が慣れてくると、耳から聴いているのではなく、骨の振動で聴いているような感覚になってきました。美しい曲の数々を堪能しました。
【ライブを見てのこうもりクラブの感想】
・感覚と神経がむきだしの本能的な動物を思わせる演奏
・爆音すぎると反対に静けさを感じて眠くなった
・リラックスとは逆方向に振り切ったがゆえの開放感を感じた
・圧倒的な爆音と存在感を感じた
・終わり際、一番最後の音をキメる時のベースのナスノミツルさん、ドラムのRyosuke Kiyasuさんの表情が、極限状態を切り取った歌舞伎の役者絵のようでドラマチックだった
・聴覚が直撃されて平衡感覚を失いそうになった
などです。
耳が〜
三人でパチリ
へんな生きものがいました
オオサンショウウオでしょうか?
3時間の演奏を終えられた灰野さんを楽屋に訪ねると、
「このバンドはいつも3時間やるの」
とけろっとしていられた灰野さん。ミュージシャンの日常とは壮絶なものですね。
(野口泉)