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『おしごとは呼吸すること』公演上演をクラウドファンディングで実現!
2020年東京オリンピックに向け解体建築ラッシュである今、父親をアスベスト被害で亡くした野口泉が、アスベスト問題の認知度を高め被害抑止の一助となるべく立ち上げたオイリュトミー公演『おしごとは呼吸すること』支援プロジェクト
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オイリュトミスト。2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008,2010)、「ハヤサスラヒメ(2012,2014)、「蝶たちのコロナ」(2013~2015)、「毒と劔」(2015) 、「日本国憲法を踊る」(2016)など国内外の様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびば(2017年「むすびば」に名称変更)との共同公演「アシタノクニ」(2012)や、人形劇「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014,2015)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」)の開催、ワークショップなどを行う。
2020年東京オリンピックに向け解体建築ラッシュである今、父親をアスベスト被害で亡くした野口泉が、アスベスト問題の認知度を高め被害抑止の一助となるべく立ち上げたオイリュトミー公演『おしごとは呼吸すること』支援プロジェクト
アスベストは戦後復興期から主に建築現場において多く使われた物質です。日本ではその危険性が明らかになった後も使用が続けられ、欧米諸国に20年ほど遅れた2006年に全面使用禁止となっています。
私の父は「悪性胸膜中皮腫」という病気で亡くなりました。2014年のことです。この病気は、アスベストを吸い込むことにより、肺を包んでいる膜に腫瘍ができるというものです。アスベストを吸入してから発症までに10数年〜40年を要するため「静かな時限爆弾」と呼ばれています。この病気には、今のところ確実な治療法がなく、発症後の余命は平均2年とされています。
2012年に、風邪のような症状がしばらく続いたのが発端でした。肺のレントゲンを撮ったあと、すぐに精密検査をし、その結果、かなりの量の水が胸に溜まっていることがわかりました。即検査入院となり、胸に穴を開けて水を抜く処置をしたところ、胸に6ℓもの水が入っていました。肺の一部を切り取る生検をした結果、「悪性中皮腫のステージⅣ」、腫瘍が片方の肺に広がっている状態でした。
地元の病院では何もできることがないため、紹介状を書いてもらい有名な大学病院へ治療計画の相談に行きました。
かなりの数の悪性胸膜中皮腫の手術を手がけてきたという先生によると、片方の肺(心膜・胸膜・横隔膜を含む)摘出、抗がん剤治療、放射線治療、の三つだけがこの病気に有効であるということでした。たとえこの治療を全部行えた場合でも余命平均20ヶ月、5年生存率10〜20%という厳しい説明でした。何の治療もしなかった場合の余命は半年から9ヶ月、早くて3ヶ月。
この面談に行くことができなかった家族のために、私はこの時の対話を録音しておきました。
当時が生々しく思い出されるため、5年の間、聞き返すことができずにいましたが、このプロジェクトのために初めて今回録音を聞き返しました。
そこには父の言葉がありました。
「15歳の時から今まで(発病時67歳)働いてきて、こうなって(病気になって)覚悟はできている。このまんま(治療をしないの意)の方がいいと思う。うん、それでいけるね。先生の話をきいてますますそう思った。だってそれだけやっても1~2割でしょ。先生には失礼だけどさ、治療はやらないってこと!」
「早く死のうとは思わないけどね、いずれまいっていくのはね、受け入れていいんだと思うんだけどね…」
父の人生はあんがい充実していたのかもしれないな、と、今この言葉に触れて思います。「生きる意志が弱い」「病気に立ち向かう勇気がない」と受け取る人もいるかもしれませんが、私はそうは思いませんでした。むしろ毎朝ガタピシする車で電気工事の仕事に出かけて行き「仕事はたのしいよ」と言っていた父の姿がよみがえってきました。
その後、結局、父は何の化学的治療や、外科治療をせず、その後の20ヶ月を生きました。
最期は私の腕の中で亡くなりました。
私が偶然、実家の父の寝ている部屋に泊まり込んでいる日のことでした。
最後の一週間ほどはモルヒネ(鎮痛剤)を使用していたため、半分夢の中のような状態でした。今までの人生のいろいろな場面の幻覚を見ては、ときどき現実の世界に戻ってくるという、時空間があいまいになっている様子が、さまざまなうわ言から伺えました。時には車を運転していたり、子供時代の遊びをしているようでした。
その晩遅くになって、もうほとんど食べられませんでしたが、何か食べたいというので、ほんの一口お餅を食べさせました。「おいしいなぁ!」と感嘆するように言っていたのが印象に残っています。おそらくこの世で最後の食事だということが、この時の父にはわかっていたのだと思います。この世界の全食べ物に対しての賛辞のような感情が、その言葉にこもっていました。
明け方ちかくになって父が呼ぶ声で目覚めると、しっかりと目を開いてベットに半身を起こした父がいました。
そして、ほぼ二十四時間着けていた酸素吸入器のチューブを鼻からはずし、私に押し返すように渡してきたのです。その頃の父は、着替えのため腕を10センチ動かすのにもひどい息切れをするような状態でした。一言話すのに全生命力をふりしぼらなければならなかったと思います。それでも「こんなものいるか。」というような内容のことを言ったのがわかりました。
それからしばらくして父は、ベッド脇に置いてあった椅子に移動しようとしました。ですが、体勢を変えようとした拍子に、はげしく呼吸困難におちいったため、私が両脇から体を支えるかたちになりました。この数ヶ月でかなり体重が落ちていたとはいえ、父はとても重く、私一人の力では支えきれずに、椅子のそばにしりもちをつく体勢になりました。父はとても浅く短い息で、苦しい様子が全身から伝わってきました。私の両腕は父の上半身を支えているため、呼吸器をつけてあげることもできません。かなり乱れている呼吸が整うのを、そのままの体勢で待っている時でした。
父は突然、とてつもなく長い深呼吸をしたのです。まるで高原の香りを胸いっぱいに吸いこむかのような、あるいは刷毛で真っすぐ天に向かって線を引くような、清浄というより他に言い表しようのない呼吸でした。そして次に息を吐いた時、戻ってきたのは父の肉体だけでした。それ以降、二度と父は息を吸い込むことはありませんでした。
私はぐったりと重さを増した父の体に向かって「お父さーん」と何度も叫びましたが、いよいよ「戻ってこないのだ」ということがわかりました。
父とのスナップ 2013年7月
アスベストは燃えにくく丈夫で安いため、1970年代以降、高度成長期の街づくりに非常に多く使われました。日本ではその危険性が明らかになった後も使用が続けられ、欧米諸国に20年ほど遅れた2006年に全面使用禁止となっています。
そして今、日本の経済成長を下支えしてきた建設業に従事していた方たちの多くや、アスベストを使用していた住宅に住んでいた方たちが中皮腫を発症しています。また、作業着の洗濯をしていた家族が間接的に吸引し発症する例も確認されています。今後も2035年をピークに、さらにその数は増えていくと言われています。
記憶に新しいところでは、今年6月の横浜市営住宅の50代女性の中皮腫発症のニュースがあります。また、2020年のオリンピックに向け古い建物を解体し、新しい街を作ろうという大きな流れの中、建物解体時のアスベスト飛散が問題になっています。そこで危険にさらされるのはまず現場で働く方たちです。彼らの安全はちゃんと保たれているのでしょうか。1999年の文京区さしがや保育園での園舎改修時の園児アスベストばく露事件に見られるように、近隣住民が危険と隣り合わせであるということも明白な事実です。
アスベストの使用がピークであった1975年当時、その危険性を知っている業者も少なからずいました。でも現場では「自分たちだけが防塵マスクを付けられる状況ではなかった」と電気工事士であった父も言っていました。「いつかは自分も病気になるかもしれない」と覚悟していたそうです。
さらに2017年現在、6高裁5地裁で争われているアスベスト裁判があります。2005年のクボタショック以降、アスベスト関連疾患に苦しむ人たちが裁判を起こしています。しかし原告の多くは高齢である為、解決を待たずに亡くなられており、その遺族が意志をついで裁判を進めている現状があります。今秋から来春にかけて、重要な裁判の判決ラッシュを向かえる今、アスベストについての情報を周知し世論を盛り立てていくことが急務です。(首都圏建設アスベスト訴訟 東京高裁判決日10月27日)
松田毅・竹宮惠子 監修 神戸大学人文学研究科倫理創成プロジェクト・京都精華大学機能マンガ研究プロジェクト 制作 マンガで読むアスベスト問題『石の綿』 かもがわ出版
父の死以降、私の中で「人間と呼吸の結びつき」というテーマが、ひとつの大きな謎として、目の前に立ち現れてきました。人間と呼吸の関係性は、肉体のみならず、環境や社会などと深く関わっているのではないか、という思いが強まってきました。
「呼吸とは何なのか?」また「仕事を通した社会的役割とは?」何なのだろうか。
私は普段、オイリュトミーという踊りを教えたり舞台活動を行っています。そこで自分の仕事であるオイリュトミーを通して、そのことをじっくり考えてみたいと思いました。
父の死から生まれた、「アスベスト問題で苦しんでいる人たちの何らかの助けになりたい」という私個人の考えと、「呼吸とは何なのか?」というテーマが、『おしごとは呼吸すること』という一つの公演となっていく。その協働作業によるプロセス全体が間接的に誰かの助けになれば良いと思っています。
そのような思いから、自分と同じくオイリュトミストである友人二人に声をかけたところ、心よくこのプロジェクトに参加してくれることになりました。そしてプロジェクトを遂行するための形態を「こうもりクラブ」と名付けました。
20世紀初頭にドイツにおいて思想家ルドルフ・シュタイナーにより、その体系がかたち作られた身体芸術です。古代ギリシア語のEu (オイ) =【美しい】、Rythmos (リュトモス) = 【律動、リズム】に由来し、人間の身体と、それを取り巻く世界との律動的調和を意味しています。
オイリュトミーは、言葉や音楽の持つ響きから動きを生み出します。芸術性を高めていく芸術オイリュトミー、幼児からの発達に沿った教育オイリュトミー、さらに内臓や意識に働きかけていく治療オイリュトミーがあります。個人の内的意識と、周囲の環境との共振なくしては成り立たない芸術であるという点が、この身体技法の現在性をより際立たせています。
私はオイリュトミーの動画をネット上にアップすることをあえて避けてきました。なぜならあまりに一方向的な伝わり方をしてしまうと感じるからです。その場を共有している人すべてが踊りに関わってくることがオイリュトミーの醍醐味です。ぜひ一度、劇場でオイリュトミーをご覧になってください。
冬眠中のこうもりの体温は周囲の温度まで下がり、呼吸数や脈拍数は普段の二十分の一まで減ってしまいます。
極限まで生態活動を抑えたこうもりは、秋にたくわえたエネルギーをちょうどよく使いきれる温度の寝床を選ばなければなりません。寝床が暖かすぎれば必要以上のエネルギーを消費してしまい、眠りながらやせ細って餓死してしまいます。逆に必要以上に寒いところで眠ると、こうもりはたびたび目をさまして、エネルギーを多く使ってしまい、春まで生き延びることができません。
冬眠中に死んだこうもりは、死んでも足の爪で天井にぶら下がったまま体がくさるまで、そのままの姿でいるということです。
こうもりが文字どおり命がけで眠っているその姿は、生命が周囲の環境とともにあるということを象徴的に表しています。そしてその姿は、そのまま私たちそのものだと思えてきたのです。そういうわけで「こうもりクラブ」という名前になりました。
「働かざるもの食うべからず」という言葉がありますが、例えば赤ちゃんや高齢者、また病気にかかっている人は働くことができません。ですが、彼らの存在は他の誰かにとってかけがえのないものです。仕事とはお金を稼ぐことだけではありません。「存在する」こと、そのこと自体が人間の「しごと」と言えるのではないでしょうか。
私たちが無意識に行っている呼吸のなかには大きな秘密があるのだと思います。生命のいとなみを縦糸とするならば、呼吸という横糸で、社会と個人、時代と個人、また自然環境と個人とはつながっています。この壮大なテーマを、舞台上でどう表現できるのか。全く未知の世界に踏み込んでいくことになりそうです。
また今回、野口泉と個人的に関わりのある、モデル、ミュージシャン、女優として活躍する甲田益也子さん、世界的ミュージシャンである灰野敬二さんという、二人の素晴らしいアーティストが当プロジェクトに賛同し、リーディングというかたちで参加してくださることになりました。
オイリュトミーの創始者ルドルフ・シュタイナーは、次のようなことを言っています。
「共に働く人びとの全体の幸せは、一人ひとりが自分の働きの収益を自分のために求めることが少なければ少ないほど大きくなる。言い換えれば、その一人ひとりがこの収益を共に働く人々に分け与えることが多ければ多いほど、そして自分自身の必要としているものを、自分の働きによってではなく、ほかの人々の働きによって充すことが多ければ多いほど、ますます大きくなる。」(1906年) 高橋巌 訳
クラウドファンドはまさにこのシュタイナーの言う「社会の主要法則」に当てはまるのではないでしょうか。
この公演はクラウドファンディングを通し、世の人々と関わっていくことも意図のひとつとしています。どうかご支援というかたちで私たちの仕事に共鳴し、環ををひろげる力となっていただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
●『おしごとは呼吸すること』公演上演の協働作業に対する最低限の制作費
●アスベスト問題周知のためのウェブサイト作成
●アスベスト関連の最新情報の取材(「”クボタショック”から12年 アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会」「結成30周年記念 アジア・世界のアスベスト禁止をめざす国際会議」レポートの作成←こちらは現在記事作成中です)
上記の計画を実行するために、およそ100万円を計上しています。
目標金額の内訳
・ウェブ整備費(サイト管理、取材、翻訳等)90,000円
・会場費 150,000円
・出演、音響、照明、舞台、録音、撮影、編集の費用 660,000円
・広告費(印刷物作成、クラウドファンド手数料、特典作成、発送料など)250,000円
・雑費 50,000円
合計 1,200,000円
(目標金額700,000円に、公演のチケット収入500,000円を想定しています。)
アスベスト被害に関する情報や予防知識などのコンテンツを発信していく基盤としての「koomori.club こうもりクラブ」の、さらなるサイト運営資金として使用させていただきます。
・アスベスト問題に困っている人が有用な情報を得られるサイト作りを目指します。(労災申請についてのQ&Aを自己の体験からまとめる、各支援団体との情報の連携等)
・アスベスト関連の最新情報の取材を続けます。2012~14年頃、私が調べた時には中皮腫発症後の余命は約2年、長くて5年という情報しか得られませんでした。しかしこのプロジェクトを進めるうちに、5年に止まらず10年、15年と生きていらっしゃるサバイバーの方々がいることを知りました。さらに最新の治療法に関する情報も調べていきたいと思います。
・アスベスト問題を調べるうちに重要性を感じた緩和ケアとグリーフケア(悲しみへの対処法)について世界各国の情報も調べて発信していきます。
「こうもりクラブウェブサイト」http://koomori.club
2017年11月22日(水)
座・高円寺2
オイリュトミー公演
『おしごとは呼吸すること』
人間は1分間にほぼ18回の呼吸をする
一日は4分間の360倍
25,920回の呼吸のプロセス
私たちが行う360回の眠りと目覚めの繰り返し
構成・演出:野口泉
オイリュトミー: 野口泉 三上周子 清水靖恵
リーディング : 甲田益也子 × 灰野敬二
ピアノ:橋本祐子 島岡多恵子
照明 : 小駒豪
音響 : しのっぺん
宣伝写真/映像制作 : 梨乃
楽曲提供:まついいっぺいあきつゆこ(「なつのぜんぶ」より “ 天狗の園 ”)
ロケーションコーディネイト:土屋拓人
ウェブ:しのっぺん
アドバイザー:梨乃
主催/制作 : こうもりクラブ
撮影 神山貞次郎
野口泉 Izumi Noguchi
オイリュトミスト 岩手県盛岡市生まれ。東京都昭島市育ち。2002年より笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008,2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012,2014)、「蝶たちのコロナ」(2013~2015)、「毒と劔」(2015) 、「日本国憲法を踊る」(2016)など国内外の様々な公演に出演。また放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびば(2017年「むすびば」に名称変更)との共同公演「アシタノクニ」(2012)や、人形劇「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014,2015)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」)の開催、ワークショップなどを行う。
http://noguchiizumi.com
三上周子Chikako Mikami
舞踏家・オイリュトミスト 北千住生まれ。生物学を専攻し普段は新薬の研究開発に勤しむ。2001年、舞踏と出会い元藤燁子に師事。江戸マンダラ(2003)をはじめアスベスト館の作品に出演。2006年より笠井叡に師事。舞踏学校、エフェソスオイリュトミー集中コース及びフォルトコースを修了。「ハヤサスラヒメ」(2014メキシコ版)に出演。
mikamichikako.com
【コメント】「野口さんは私にとって大変魅力的な先輩オイリュトミストです。お話を頂いた際は本当に嬉しく思いました。しかし今回はただの公演ではありませんでした。野口さんのアスベストに対する思いに共感しつつもショックを受け、またオイリュトミーをクラウドファンディングを用いて発信していくという責任に対しても共感しつつもショックを受け、文句を言うだけの引きこもりだった私はすでにフラフラです。それでも自分で考え、本当に自由であるということに挑んでみたいと思うのです。」
清水靖恵 Yasue Shimizu
オイリュトミスト 1967年熊本県生まれ。10代初め、長崎、広島を訪れ原爆の恐ろしさに心身崩壊し学齢期の多くを保健室で過ごす。以降、出産を期にオイリュトミーと出会い、心身の再構築を見出す。2010年より笠井叡に師事。「ハヤサスラヒメ」(2012 世田谷パブリックシアター、2014 メキシコ)に出演。2015年オイリュトミーシューレ天使館第四期卒業、2017年オイリュトミーフォルトコースを修了。老人介護現場で試行錯誤しながらオイリュトミー活動に勤しむ日々。
https://yasueshimizu.wordpress.com
【コメント】「野口さんも三上さんも舞台経験豊かなおふたりです。天使館オイリュトミーシューレ修行中から、お二人の舞台を観る度に、あの静けさの中に能動性の強い動きは何処からやってくるのか?とても魅了されたものでした。野口さんからこの公演、企画のお話をいただいた時、またその内容をきいて強く共感できたことと、あの能動的な動きの根拠は社会に広く開かれた魂だったのかと腑に落ちました。まだまだ舞台経験の浅い私がこの企画に関われることをとても感謝しています。」
illustration 塩川いづみ
甲田益也子
Miyako Koda
1980年資生堂「花椿」誌表紙でモデルデビュー。その後マガジンハウス雑誌「anan」専属モデルを経て、化粧品等企業広告、雑誌等でモデル活動を続けている。現在は宝島社「大人のおしゃれ手帖」にてテキストとファッション写真のページ連載中。並行し1983年音楽活動ユニット'dip in the pool' 結成。85年のレコードデビュー以来、ライブ含め活動継続中。また、映画では周防正行監督、手塚眞監督等の作品に出演している。デビュー当初より存在感の特異性を見出され、多くのクリエーターの創作現場に参加。色の希薄な個性。気づくと自身の器としての純度を高めるような'しごと'の機会を今日まで得ている。このたびの朗読では、音になる呼吸=声をかわれ、最も人から遠い存在という役に。
http://miyakokoda.com/index.html
撮影 船木和倖
灰野敬二 Keiji Haino
1952年5月3日千葉県生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志すが、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。ブラインド・レモン・ジェファーソンをはじめとする初期ブルースのほか、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲まで幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリン、静寂、なぞらない、The Hardy Rocksなどのグループ、experimental mixture名義でのDJ、他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、各種管弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しパフォーマンスを行なう。170点を超える音源を発表し、確認されただけでも1500回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。
9月 通し稽古開始
10月 ゲネプロ開始
11月 公演本番
12月~ 特典の発送、サイト整備
ご支援をいただいた皆様への特典を用意しました。こうもりミニ図鑑は即日お届け、その他は11月の公演終了後、2018年2月末日までのお届けとなります。(商品画像はサンプルとなります。実物とは若干異なる点がある場合をご了承ください。)
【
お礼メール】
感謝を込めたお礼メールをお送りいたします。
【こうもりミニ図鑑】
こうもりクラブが調べた興味深いコウモリ達の生態をご紹介。コウモリワールドは奥が深く、ほんの入り口になりますがイラスト入りでお届けいたします。(PDFファイルでのお届けとなります)
【公演パンフレットにお名前を掲載(個人名・ニックネーム・団体名等)】
公演パンフレットにご希望のお名前を掲載させていただきます。
【
こうもりクラブ × 薮内正幸 コラボレーションフェイスタオル】
画家 薮内正幸さんとの出会いは「コウモリ」(福音館書店)という一冊の書籍でした。確かな観察眼と繊細かつ優美なタッチで、ユーモラスなこうもりの表情を余すところなくとらえた珠玉のこうもり画が薮内正幸美術館のご提供によりコラボレーションフェイスタオルとして蘇ります!
薮内 正幸 やぶうち まさゆき(1940 - 2000)
1940年大阪に生まれる。子どもの頃から動物が好きで、独学で動物の画を描き始める。 1959年、高校卒業と同時に上京。図鑑画を描くため福音館書店に入社し、図鑑・絵本の画を担当する。 他社からの画の依頼が増えたため、1971年にフリーランスに転身。動物画家として図鑑、絵本、広告など幅広い分野で活躍する。 動物たちへの温かい眼差しで描かれた作品は一万点以上遺されている。 2000年逝去。 代表作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』サントリー愛鳥キャンペーン新聞広告など薮内正幸美術館 http://yabuuchi-art.jp/index.html
【esou ceramics 謹製 オリジナルこうもり箸置き】
エスオウセラミクス・オリジナルデザイン新作箸置き。色は白、黒、グレーの3色展開となっております。(申し訳ありませんがお色は選べません。何色が届くかはお楽しみに♪)
esou ceramics (エスオウセラミクス) http://www.esou.tokyo/index.htm
お茶碗ならびにその他、器を作っています.
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
石川県立九谷焼技術研修所修了2012年、国立市にて築窯、その後大田区へ移転.
2014年、西荻窪 FALLにて初個展「basin」を始めとして、神保町路地と人にてインスタレーション展示「赤坂べろべろ」、目白ポポタムでの展示などに参加しつつ、現在に至る.
2017年の活動は7/28-8/6、目白ポポタムでのグループ展「郵便切手のデザイン展」(
http://popotame.net/p=1769)に参加。11/22-26、西荻窪FALLでの個展を予定しています。
【トートバック(小)(中)(大)】
ブラック地:ホワイトインクプリント
Sサイズ
本 体:幅約300×高さ200mm
持ち手:約25×290mm
Mサイズ
本 体:幅約360×高さ370mm
持ち手:約25×470mm
Lサイズ
本 体:幅約480×高さ400mm
持ち手:約30×600mm
【こうもりクラブ × 薮内正幸 コラボレーションTシャツ】
画家薮内正幸さんの美しすぎるこうもり画をあしらった贅沢な一着。
色:ホワイト
【new!こうもりモビール】
作家紹介
小久保 竜季 Kokubo tatsuki
1993年2月21日生まれ。魚座。
小中高を北海道シュタイナー学園いずみの学校で過ごす。2017年桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。
空間(人の居場所)をつくるモノ(立体物)に興味があります。
夢はモアイ像に会いにイースター島にいきがてら世界を回ることです。
こうもりクラブ
清水靖恵からたつきくんについての一言
竜季くんは、好奇心のかたまりで面白いと思ったものは貪欲に形にします!
牛乳の三角パックの機能美に衝撃をうけた彼は数ヶ月後には試行錯誤の末に、テント?か秘密基地?か隠れ家か?
得体は知れないが、誰もが中に入ってみたくなる巨大な牛乳三角パックが完成し形になっていた!
これから、どんな事になっていくのか楽しみな人物です。
実物は、赤と黒のコントラストでお部屋を漂います!
【こうもりぬいぐるみ】
羊毛でつくったこうもりのぬいぐるみ。完全オリジナル品となります。
どんな表情のこうもりが届くかはお楽しみに。
【リーディング音源】
甲田益也子さん、 灰野敬二さんのリーディングリハーサルの様子を録音。唯一無二の音源になること必須のスペシャルな特典です。(発送メディアは未定。決まり次第お知らせ致します。)
【公演記録映像】
公演の全体を収めた映像記録(DVD-Rでのお届けとなります)
【ワークショップ 全3回】
こうもりクラブメンバーによる全3回完結のオイリュトミーワークショップに参加できます。「おしごとは呼吸すること」公演内の演目(音楽作品)を体験します。
日程 : 2017年11月25日(土)、26日(日)、12月2日(土)
時間 : 19:00~21:00
場所 : 東京都内を予定
【「おしごとは呼吸すること」公演チケット1枚】
公演チケットを1枚プレゼントいたします。
【こうもりクラブ「おしごとは呼吸すること」全活動の記録】
約1年間に渡るこのプロジェクトの成り立ちから終了までのすべてを各メンバーの視点からレポートします。これを読めば一つの公演の企画から上演までがわかります。
(ダウンロード形式のお届けとなります)
今まで私が公演などの個人企画を行う場合は全ての経費をチケット収入でまかなってきました。しかし今回は、個人の仕事から社会的な関係性を作っていくという新たな目的のために、あえて自分のまかなえる範囲を超えた規模の企画にチャレンジしたいと思いました。
今回、クラウドファンドを行うことで得たご支援のお気持ちは、実際の金額以上のものを私にもたらしてくれると思います。それらを糧として、たとえ目標金額の達成に至らない場合でも公演及び情報発信活動は行っていく予定です。どうぞ当プロジェクトの動向を見守ってくださいますよう心よりお願いいたします。
とても長くなりましたが、最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
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