知多半島での藍染
vol. 3 2020-05-13 0
【クラウドファンディング 88%達成!!】
本日、中日新聞の知多版にクラウドファンディングの記事を掲載頂きました。
SNSの枠を超え、知多半島の方に活動を知っていただくと言う事は本当に嬉しいです。
外に出て、ようやく知多半島の魅力に気づき、戻りたいと思いました。
半田市は、ミツカンやお酒の国盛など発酵文化の発達した港町。
知多半島は山こそないものの、森や自然と海と、空港にショッピングセンター、古い街並みが残り、観光地が点在し、本当に住みやすい街です。
そして、愛知県には「有松絞り」があります。有松は今は名古屋市ですが以前は知多半島の一部でした。
なので、絞りの職人は知多半島の至る所にたくさんいました。
いまも、知多半島のおばあちゃんに尋ねると、有松絞りやってたよ。って人がチラホラおります。
今でこそ、有松絞りも藍ではなく化学染料での染色が殆どになりましたが、
昔はやはり、ほぼ藍で染めていました。
知多半島での藍は、藍の産地である徳島から蒅を買い、常滑焼の甕を使って藍を仕込み、知多木綿に有松絞りを施し藍で染める。
藍に必要な材料の灰汁は、常滑焼を焼いた際に出る灰を貰い、灰に熱湯を入れ、上澄み液の灰汁を作る。下に残る灰は常滑焼に返し釉薬として使ってもらう。
このように知多半島の中でものつくりが繋がり、循環していたそうです。
その流れを再び作りたいとも考えています。
元々藍をしていた土地ならきっとまたできると考えています。
ただ、ひとつ。昔と違う点があります。
それは「染料から作りたい。」という事。
徳島から買うのではなく、今わたしが郡上の石徹白洋品店で教わっているように、畑から藍を育て、発酵させて蒅を仕込み、染料を作って知多の色を作り出したいと思っています。
それは昔の人がやってこなかった新しい試みです。
「知多藍」を作り出すことが、将来わたしが知多で藍染をする大きなプロジェクトとなる予定です。
少し話が大きくなりましたが、
わたしが将来、知多で藍をするにあたり、常滑焼、知多木綿、有松絞りが現在も根強く残り、ものつくりが盛んな土地であることをありがたく感じます。
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