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映画『きらめく拍手の音』バリアフリー字幕をクラウドファンディングで実現!

映画『きらめく拍手の音』バリアフリー字幕版の製作にぜひご協力ください!

耳の聞こえない父母の日常を健聴者の娘が撮ったドキュメンタリー映画『きらめく拍手の音』(2017年6月公開)。日本では全館バリアフリー対応の字幕にて上映します。公開にあたりそのバリアフリー字幕製作にぜひともご協力ください!

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このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2017年4月28日23:59に終了しました。

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86
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残り日数
0

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このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2017年4月28日23:59に終了しました。

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PRESENTER
大澤 一生

ドキュメンタリー映画の製作・配給をするノンデライコ代表。製作では主にプロデューサーとして映画の企画~完成~配給まで一貫して携わっている。主な劇場公開作品として『バックドロップ・クルディスタン』『アヒルの子』『LINE』『隣る人』『~100万回生きたねこ』『ドコニモイケナイ』『いわきノート』『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』『さとにきたらええやん』『きらめく拍手の音』等。その他、編集協力等でも多数の作品に参加している。

  • 東京都
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このプロジェクトについて

耳の聞こえない父母の日常を健聴者の娘が撮ったドキュメンタリー映画『きらめく拍手の音』(2017年6月公開)。日本では全館バリアフリー対応の字幕にて上映します。公開にあたりそのバリアフリー字幕製作にぜひともご協力ください!

6月よりポレポレ東中野ほか全国公開。日本公開ではバリアフリー仕様の字幕版で上映

耳の聞こえない父母と健聴者の娘と息子の、平穏でさりげない生活。耳の聞こえない父と母の日常を、娘の目線からつつましく切り取った、韓国発のドキュメンタリー映画『きらめく拍手の音』。2015年4月に韓国国内でロードショー公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門でも特別賞を受けるなど、多くの観客にあたたかい感動とともに迎えられてきました。その本作の日本公開がいよいよ決定。6月よりポレポレ東中野を皮切りに全国で上映されます。

身近にいないとなかなか伺い知ることのできない聴こえない方々の日常。この映画では、聴こえる娘の立場からカメラが向けられることで、これまでにない親密な距離で、聴こえない両親の“音のない世界”が描かれます。彼らは日々、どんなふうに会話し、どんなふうに生活しているのでしょうか。家族四人の静かだけれども“にぎやかな暮らし”は、わたしたちの頬をそっとゆるませてくれます。

2017年6月に日本ロードショー公開予定の本作。日本での劇場公開において、バリアフリー字幕版は制作されたとしても通常の上映と分けて上映されることがほとんどですが、本作ではその内容から、バリアフリー対応の字幕版のみで上映することにしました。聴こえる人も聴こえない人も、ともに「伝わる」かたちで映画を届けたいと思っております。

より広く映画を届けるためにも、本作のバリアフリー字幕制作に賛同、ご協力してくださる方を募集しております。ぜひともご協力ください。ご支援よろしくお願いします。

●『きらめく拍手の音』作品概要

きらめく手の声、生きるよろこびを語ることばたち。
平穏な日常をいろどる表情ゆたかな手話の世界。
聴こえない父母の日常を、聴こえる娘が見つめた、つつましくもいとおしいドキュメンタリー。

サッカー選手を目指した青年が、ある日教会で出会った美人の娘にひとめぼれ。青年と娘はやがて夫婦になり、ふたりの子どもを授かりました。つつましく暮らすどこにでもある家族ですが、他とちょっと違うのは、夫婦は耳が聴こえず、その子どもたちは聴こえるということ。

声の代わりに手だけで会話する父と母。子どもたちは、両親から手話をまなび、社会からことばをまなびます。音のない世界と音であふれる世界とのはざまで、姉と弟のきょうだいはときに苦悩しながらも、両親の愛情をいっぱいに受けとめて育ちました。ろうあの人たちは、ときに手をたたく代わりに手のひらを高くあげてひらひらときらめかせます。それは、もうひとつの世界へといざなう音のない拍手なのです。

本作が長編デビュー作となる韓国の新鋭イギル・ボラ監督のやわらかく繊細な視線
親密な距離で描かれる“聴こえるわたし”と“聴こえない両親”の、静かだけれどにぎやかな物語。

耳の聞こえない父母の日常を、娘の目線からつつましく切り取ったこの作品は、2015年に韓国国内でロードショー公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門で特別賞を受賞するなど、多くの観客にあたたかい感動とともに迎えられました。

監督のイギル・ボラは、韓国国立芸術大学でドキュメンタリーをまなんだ27歳の才媛で、本作が劇場公開デビュー作。繊細な語り口で自身の家族を見つめる視線はやわらかく、聴覚障碍者の日常をこれまでにない親密な距離でつむいでゆきます。この映画は、大人になった娘が、両親から受け取ったたくさんのものへ、まるでプレゼントを返すように撮られたドキュメンタリーです。

●クレジット

出演:イ・サングク/ギル・ギュンヒ/イ・グァンヒ/イギル・ボラ
監督・撮影・編集・制作:イギル・ボラ/助監督:ソン・ジョンユン/撮影:ソン・ジョンユン、チョン・ギヒュン/音楽:リ・ミンジェ/整音:ピョ・ヨンス/配給:ノンデライコ/宣伝:リガード

2015│80分│BD│カラー│16:9│ステレオ│韓国語

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015 アジア千波万波部門 特別賞受賞
EBS国際ドキュメンタリー映画祭 招待
DMZ国際ドキュメンタリー映画祭 招待
Persons with Disabilities Film Festival グランプリ

『きらめく拍手の音』
公式HP kirameku-hakusyu.com
公式twitter @kirameku_film
公式Facebook @kirameku.film

●バリアフリー字幕とは?

多くの方にとって最も身近な字幕とは、海外で制作された映画や映像作品についている翻訳字幕でしょう。「バリアフリー字幕」は、聴こえない人や聴こえにくい人でもその映像作品を楽しんで頂けるように、セリフ表記だけでなく、音楽や環境音の説明、またその言葉を発した人の名前を出す話者表記も必要になります。バリアフリー字幕については、その存在は知っていても実際にバリアフリー字幕で映像作品を観たことがある方はまだまだ少ないのではないでしょうか。『きらめく拍手の音』の日本公開では、バリアフリー字幕を基準の字幕とすることで、聴こえる人では普段気が付かない、聴こえない又は聞こえにくい世界について、気づきのきっかけになってもらえたらと願っています。(※参考作品『さとにきたらええやん』)

(例1)話者の表記

聴こえない方にとって口が動いていることが、誰が話しているかを認識するヒントになりますが、話している人の口元が写っていない場合や映像の中で映っていない人が話している場合、話者がわかるようにセリフの前に話者名を表記します。
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(例2)環境音の説明

映像の中では人物のセリフ以外のいろいろな音が鳴っていますが、その場面を理解する上で認識してほしい環境音については別途表記します。
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(例3)音楽の説明

映画にとって音楽も重要な要素ですが、聴こえない方にとっては当然わからないため、タイミング含めて表記します。
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想定されるリスクとチャレンジ

『きらめく拍手の音』の日本公開は、新たに制作するバリアフリー字幕版で上映していきます。今回のクラウドファンディングでその資金が集まらなくとも、自己資金も含めて字幕制作をしていきます。目標金額を越えた場合は、イギル・ボラ監督の来日時の費用に充てさせて頂きます。
このチャレンジに是非ご協力頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

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聴こえる人にも、聴こえない人にも伝わる映画
境界を越えてたくさんの人に届いてほしい

配給:大澤一生(ノンデライコ)

本作との出会いは2015年に開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭でした。声はせずとも「にぎやか」と感じてしまうほどの手話コミュニケーション、また屈託のない両親のキャラクター、そしてイギル・ボラ監督が家族を見つめる柔らかな視線が魅力的でした。日本でも是非この映画を観て欲しいと思い、監督始め韓国の配給会社と相談したところ、今回初めての海外作品配給として劇場公開させて頂くことになりました。

私自身は「聴こえない世界」と直接的にはこれまで全く縁がありませんでしたが、この作品に関わるようになって少しずつ知っていくうちに、その豊かな言葉やコミュニケーションの魅力にひかれ始めてきています。一方で「聴こえない世界」での言葉やコミュニケーションは「聴こえる世界」とは想像以上に異なることも感じており、日々勉強している最中です。
「聴こえない」ということについて、そのうえで「伝わる」ということについて、劇場公開ではバリアフリー仕様の字幕版のみで上映することで、本作をきっかけに聴こえない世界の豊かさを是非感じて欲しいと願っています。

他者である以上、100%の理解は難しいのは重々承知しつつも、本作を通して「聴こえない世界」の魅力を感じてもらえればうれしいです。

『きらめく拍手の音』韓国の配給会社cinemaDAL来訪時の写真。右端が筆者、右から二番目がイギル・ボラ監督。

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