音楽担当の方をご紹介致します。
vol. 2 2019-06-02 0
今日は音楽担当の方をご紹介致します。
劇伴(劇中音楽)をウサギバニーボーイ+kneeeeee
挿入歌「1000の真理」をウサギバニーボーイ+オカダノリコ
そして主題歌「予感」をウサギバニーボーイ+kneeeeee+オカダノリコ
ウサギバニーボーイ /
広島を中心に活動する20人規模のバンドサークル。20人の中で時間の合うメンバーが各地に送り込まれるという制度を採用。20人の年齢差も17歳と全世代対応。これまで2012年と2013年に全国流通音源を発表。全国の同業者、専門家を中心に絶賛される。また精力的に自主企画を開催し、全国のインディーズアーティストを広島に招きシーン形成の旗手として奮闘。これまでに、modest mouseの来日サポート、OGRE YOU ASSHOLE、PANIC SMILE、BOAT、COMEBACK MYDAUGHTERS等と共演
http://usagibunnyboy.com/
kneeeeee /
広島県在住。nekomusumeやサーカスサンズと言ったバンドでキーボードを弾く傍らで、ソロ活動としてTENORI-ONやELECTRIBE等の機材を駆使して楽曲を制作し、時々ライブをしている。ポップ。 2014年SCHOLE RECORDS開催の「Akira Kosemura 虹の彼方リミックスコンテスト」にて特別賞受賞。
https://soundcloud.com/kneeeeee
オカダノリコ /
広島県在住。好きな音は虫の声、ひぐらしの声、散歩している時などにどこかの家から聴こえてくるピアノの音。
2016年、トウヤマタケオ監修によるアルバムをリリース。
2018年、弾き語り+ほかの楽器によるアルバム「かたち」を、ハラダムゲン、イモトユウスケと共に制作。
http://blue.zero.jp/cochineal
-コメント-
ウサギバニーボーイ
映画の
オカダノリコ
音楽を
kneeeeee
作りましたよ。
そして、迫田監督より、楽曲への並々ならぬ、思いを・・・!
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この映画を撮るために4年前から広島に移住したのですが、広島市にあるヲルガン座さんというお店でお茶をしていたら音楽が流れていて、店員の方に尋ねたらオカダノリコという広島のアーティストだと。
とても気になって検索してみたけれどあまり情報が無くて、数少ないライブに行ってみた。(なぜ数少ないかは後ほど)
圧倒的な空気だった。それはもう圧倒的な。
そして更にオカダノリコを調べていくとyoutubeに上がった動画を見つけた。
見つけた。映画『君がいる、いた、そんな時。』に必要な才能を。
ウサギバニーボーイ。広島では有名なバンドだったので名前は知っていたのですが、この動画で初めて作品を聴いて。
尋ねるとウサギバニーボーイさんの「左脳」という曲をオカダさんが歌っている特別バージョンとのことで。そしてウサギバニーボーイさんを調べて。
オルタナティブで尖ってるけど、メロディーが心を打って。
この映画は主題歌がとても重要になっていて、撮影前に曲ができてなくてはならなくて(録音ミックスされた音源が必要という意味では無く、曲が)
ということで2017年の12月15日にウサギバニーボーイの高宮さんにご連絡してオファーをしました。撮影の8ヶ月前に。
そしてオカダさんに。
断られました。
オカダさんのサイトの日記にもあるように、実はお子さんが大きな病気を抱えられていて。
それでも状況が変わるかもしれないです。時間はまだあります。絶対必要なんです。もう少し考えてみてもらえませんか。とお願いして。
3回断られました。
でも、最後にはOKをいただいた。もし録音の時や、制作中に大変になったらキャンセルになってもいいです。と。
そして主題歌作りが始まりました。高宮さんにkneeeeeさんという人を絶対入れたほうがいいです。とご紹介されて、なんと3アーティスト体制で楽曲制作が始まりました。主題歌をオリジナルで作ってもらって、そして歌詞をずっと改訂し、アレンジを何度も作り変えて。
ボーカルとドラム、そしてギターの収録が4月28日に。つい1ヶ月ほど前に。
ライブハウスを貸し切って。
オファーして1年と5ヶ月弱。
そして劇伴制作。kneeeeeeさんを高宮さんがお薦めくださったのがとても分かる曲になっていて。みなさんkneeeeeeくんがいい、kneeeeeeくんが入ってるから成立していると言っていた意味が分かる。。情緒があるけれど抑制された、僕が想像していたよりもずっと良い劇伴になってきていて。。
すごい才能の方たちでした。
主題歌「予感」にコーラスをつける。一般の方に集まっていただいて。
6月9日呉市和庄小学校体育館15:00から。
贅沢だと思う。けれど僕にはこの映画の為に必要なことは全てやらなければならなくて。
おそらく迫田自身の才能は足りてなくて、でも映画を観てもらえ得るものを作ることはできる。全てのことをやれば。才能を集めれば。時間をかければ。
一緒に映画を。そして広島の3アーティストの才能を。是非。
監督 迫田