祥子役、小島藤子さんについて。
vol. 1 2019-06-01 0
昨日、クラウドファンディング開始しました。
ご支援いただき有難うございます!
また、こちらの記事を読んでいただいて有難うございます!
クラウドファンディング開始日に、全キャストを発表しました。
主人公を支える図書館司書の祥子役は、小島藤子さん。
1993年東京都出身。2008年テレビ朝日『キミ犯人じゃないよね?』で女優デビュー、2009年TBS『小公女セイラ』の真里亜役で注目を集める。
代表作にNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』(15)、NHKの連続テレビ小説『カーネーション』(12)『ひよっこ』(17)の他、映画では、『馬の骨』(18)にて映画初主演。主な作品に『書道ガールズ!!私たちの甲子園』(10)、『HiGH&LOW THE MOVIE』(16)『青空エール』(16)、『氷菓』(17)、『この道』(19)など。
現在配信中のFODオリジナルドラマ『百合だのかんだの』に出演している。
作品への素敵なコメントもいただいています!
岸本と香山、祥子の三人は性格も年齢も違いますが それぞれ内に秘めたものがあり、自分に欠けた何かを互いに求めようとしています。その姿を台本を読んだ時に「私ならどうするんだろう?」と胸が苦しくなりました。 岸本役の忠くんと香山役のいろはちゃんは、真っ直ぐでキラキラしていて、 2人の演技にたくさん助けてもらい、最後まで大切に祥子を演じきれました。小さな世界の中で起こる出来事ですが、ラストには観てくださった皆様に、希望を持ってもらえるような作品になっているはずです。 たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。
迫田監督より、配役への思いを・・・。
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祥子はこの映画『君がいる、いた、そんな時。』
の象徴です。
小島藤子さんにお願いすることが出来た。
祥子はある痛みであり苦しみであり罪であるかもしれないことを抱えていて、そしてそれは演じるにあたって隠されていて、だけど隠されてはいなくて。
どういう方法で役にアプローチしていただこうか考えてました。
でも僕はこの映画を格好つけずに素直に作っていこうと思っていたことを思い出して、僕はこの映画で一番何を見たいのだろうかと。
僕は、この映画で祥子の最後の表情が観たかったのでした。
この映画で祥子の最後の表情を作りたいのではなく、観たかった。その為には?と。
小島さんに、脚本を読んでもらって、小島さんに脚本には無い、祥子の過去の詳細な出来事、性格、設定、思っていることを、細かく書いてもらった。
決めてもらいました。
そして僕はそれに何も修正したり加えたりすることなく、全て丸ごと受け入れさせてもらいました。
映画の演出方法には多分絶対的な正解は無いんだろうな、試していくしか無いんだろうな、とか思っていたのですが。
正解はあった。
「祥子役は小島藤子さん」これが絶対的な正解でした。
撮影をしながら、「ああ祥子はこういう表情をするんだ」「祥子はこういう仕草をするんだ」「祥子はこう思っていたんだ」とずっと感じながら見ていました。
ラストシーンを撮ってそれを見たときに、僕は「映画を撮れた。」と思いました。映画を撮れた。
ぜひみなさまにも観ていただきたいです。
監督 迫田
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