活動報告…林業現場「特殊伐採」(&ストレッチゴールキャンペーン中!)
vol. 12 2021-08-16 0
地域の困りごと解決と林業技術
写真は特殊伐採や高所剪定の現場のようすです。
いま私は宿毛市地域おこし協力隊で、主に有償森林ボランティアとして、市役所の依頼に基づき、困り木の伐採や剪定の仕事をしています。
植生遷移…人が関わらなくなった放置里山の林はいま、元の原始の森に向かって還ろうとしています。
動力が無かった昔は、そのぶん森林との付き合い方の知恵があり、手が出せるうちに斧や鉈や鋸で山が管理されていたでしょう。
ですが里の暮らしを忘れてしまった地方での都市的生活でも、ぼーっとしてる間に家裏の木が太っていて、気がついたら手が出せなくなっていた…
そんな相談も、よく受けます。
こうしたニーズに応えるのが、特殊伐採と呼ばれる林業技術です。
私は試みに「里山田森林整備」という個人事業も開業してみました。
この仕事が出来るのも、これまでに先輩方が惜しげもなく授けてくれた知恵の賜物、御陰様。
林業学校、林業会社、里の長老衆…師匠 親方 先輩方から教わることが出来た修行の日々は、いまも私の大切な宝物。そして、
まだまだ修行中
師匠 親方 先輩たちには、感謝しかないです。
そして私も、これから林業に携わる人たちや後輩たちに、先輩たちから与えてもらったものを伝えていかなけれはな…って、思います。
それが恩に報いることになると信じています。
この本『木こりになって良かったよ』には、そんな思いも注ぎ込みました。
日本という豊かな森林の国に、いつまでも豊かな里の暮らしが続くように。