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多目的カフェ「かぜのね」をクラウドファンディングで実現!
もしも分散型のエネルギーも選択できるようになったらステキだと思いませんか?私たちが生きるために必要不可欠なエネルギーを、遠くの誰かの犠牲を伴って頼らなければならない状態を抜け出したい。顔の見えるエネルギーを使って生活していきたい。そうした思いで、このプロジェクトは始まりました。
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「かぜのね」は、「知る、感じる、つながる」をテーマに、京都・出町柳駅のすぐそばの古いアパートを一棟丸ごとリフォームして作った場所で、1階がカフェと多目的スペース、2階にはNPOやクリエイターのためのシェアオフィスが併設されています。
もしも分散型のエネルギーも選択できるようになったらステキだと思いませんか?私たちが生きるために必要不可欠なエネルギーを、遠くの誰かの犠牲を伴って頼らなければならない状態を抜け出したい。顔の見えるエネルギーを使って生活していきたい。そうした思いで、このプロジェクトは始まりました。
311以降、電力を取り巻く事情は大きく変わったように思います。方向性のつかない原発はひとまず全て停止していますし、省エネも当り前のことになりました。一般のお家の屋根に太陽光パネルが設置されるのだって珍しくなくなりました。でも、電気をつくる主体はやっぱり電力会社で、何を資源として発電するかも彼ら任せの状況は相変わらず。さんざん振り回されたあげく、自然エネルギーへの転換の期待も、近頃かなり怪しくなってきました。。。
「かぜのね」では、これまでも雨水タンクやペレットストーブの導入で、持続可能な生活の実践をしてきました。それらの導入で得たのは、環境面や経済面の恩恵だけではなく「こんなに勿体ないことをしていたのか」という気づきと、「どうすれば人や自然に負荷をかけずに生活できるか」のヒント・道筋でした。これらは当事者として関わったからこその成果だと思っています。
今回、電力についても、当事者として実践してみることで、気づきやヒント・道筋を探ろうと考えています。そして、この経験は、出来るだけ多くの人と共同して得たいと思っています。特に住環境や資金の面などから、なかなか当事者としての経験を得る機会がない方にぜひ参加いただき、一緒にエネルギーをつくる主体となるプロジェクトにできたらと考えています。
「かぜのね」は京都市左京区、叡山電鉄の始発駅「出町柳駅」のすぐそばにある、アパート一棟を丸ごと改装して、カフェ・多目的スペース・シェアオフィスを併設した“多目的カフェ”です。
「知る・感じる・つながる」をテーマに、地元食材を中心としたカフェメニューによる安心できる食事の提供や、多目的スペースにおける月に20回ほどのワークショップによる地域の知恵の共有を主な活動としています。
ちなみに、左京区は、市内の三条大橋の辺りから三千院で有名な大原や延暦寺のある比叡山、紅葉と川床で知られる鞍馬などを含む、京都市北東部の広い地域を指します。大学が多いためか、かなり変わった住人が活き活きと住まう、自由で懐の深い土地です。市内でありながら、田畑も多く、土と触れる機会が身近にあることも、その懐の深さの理由かもしれません。
地域に自然エネルギーを拡げる活動を行うためのはじめの一歩として、「かぜのね」の屋根にソーラーパネルを設置する費用のご支援をお願いします。設置以降は、発電の過程で得た知識をワークショップやブログなどを通じて地域に共有し、同様の取組みを行うお店を増やし、それを支援することで、地域のエネルギー環境を変えて行きます。少し先の話ですが、南ドイツのシェーナウ市のように、地域で自然エネルギーのネットワークをつくれたらと思っています。
言ってもダメなので、発電します
政府のエネルギー政策が311前のような方針になりつつあることに危機感を感じ、資金的に余裕はなくても、出来るだけ早くエネルギーの在り方に直接作用する行動をとりたいと考えました。デモやパブリックコメントなど、意見を伝える方法は様々ありますが、それらがなかなか聞き入れられない中、わたしたちなりのメッセージとして、現状の電力の仕組みを少しでも変える「行動」が今、必要だと思っています。
エネルギーをつくるという経験が必要
私たち起案者含め、個人的にエネルギーをつくる側になる機会がなく、歯がゆい思いをしている人は沢山いると思います。ですから、そうした皆さんと一緒に、エネルギーをつくる経験を分け合いたいと考えました。これからのエネルギーの在り方を考える上で、「電気(エネルギー)をつくったことがある」という人が増えることは、きっと大きな意味を持つと思います。
負担を分け合えたらエネルギーシフトは進む
自然エネルギーの導入にはお金がかかります。導入したいという気持ちがあっても、やはり初期費用は大きな負担、ハードルになります。だから、自然エネルギーを導入する当事者だけでその費用を負担するのではなく、「利用者、支援者と力を合せて費用を賄う」というモデルが広がれば、とても意義があると考えています。幼稚園など、公共の施設ではそうした取組みも進んでいるようですが、もし、わたしたちのような街の小さなお店でも、初期費用を負担し合うことができたら、身近な場所のエネルギーの在り方は確実に変わるはずです。
「一緒に経験」といっても、裏方仕事もありますし、全てというわけにはいきませんが、以下の方法を通して、“一緒に”発電の経験を積んでいけたらと思います。「かぜのね」を教材、ときには実験台(!?)として得た経験を分け合うことで、「かぜのねでも出来たんだから」と、コレクターの方々や、近隣の住民の皆さんが、自然エネルギーを選択する際のハードルがグっと下がり、様々な場所に自然エネルギーが拡がる動きにつながれば幸いです。
①パネルの設置
5月中旬に設置工事を行います。太陽光パネル24枚を設置。発電量は1日平均12kWhと試算。(かぜのねで日中使用する電力をほとんど賄える発電量となります)。
施工は、自然エネルギーの普及に邁進されている「エコテック」さんです。
尚、工事当日は、見学会を開催いたしますので、お近くの方はぜひご参加下さい。(平日予定)
*エコテックさん→ http://www.ecotechnet.com/
②進捗メールと報告会で経過を共有
このプロジェクトの進捗をコレクターの方々にメールでお知らせします。また、「かぜのね」にて、プロジェクトの報告会を行う予定です。報告会では、気になる費用のお話もざっくばらんにお伝えします。
③太陽光パネル製作ワークショップで実際にパネルをつくる
このプロジェクトにも協力いただいている「ひのでやエコライフ研究所」さんと共催で、太陽光パネルを実際につくるワークショップ&省エネワークショップを開催します。実践的な省エネ方法を学び、その上で各自必要に応じたソーラーシステムを設計し、実際につくります。
*ひのでやエコライフ研究所さん→http://www.hinodeya-ecolife.com/
④お披露目パーティーと講演会の開催
コレクターの方々、日頃からお世話になっている方々をお招きしてお披露目パーティーを開催します(5月25日予定)。この場での交流が、新たなプロジェクトの芽になってくれたら嬉しいです。
また、後日、専門家を招いての講演会等も予定しています。こちらも学びと交流の場としてご活用ください。
先のことを少し。いまは、まだ「希望」に過ぎませんが、このプロジェクトによって、たくさんの場所で自然エネルギーが導入され、いつかそれらが可視化され、つながり、地域の新たな電力ネットワークが構築されることを夢見ています。まさに「顔のみえるエネルギー」です。エネルギーをつくる場所や人を思いやりながら生活できる社会の方が、たくさんの被害者を出してはじめて自分の使うエネルギーの出所に気づく社会より、ずっとうまく生きられるはずだと思います。少なくとも、そういう社会になれる可能性を、次の世代に提示するべきだと思います。
ちなみに、「希望」とはいいますが、実現への糸口は既にたくさんあります。例えば、自然エネルギー導入の可視化は、前出の「ひのでやエコライフ研究所」さんが発電設備の発電状況をリアルタイムで見られるシステムを開発中ですし。ネットワークで発電した電力を融通し合うシステムも、沖縄県の沖縄科学技術大学院大学で実証実験中だそうです。また、昨年、このMotiongalleryでファンディングに成功された「みどり荘」さんの取組みも、とても参考になる事例だと思います。
沖縄科学技術大学院大学の挑戦→http://www.oist.jp/ja/news-center/news/2014/1/21/13608
みどり荘さんの事例→https://motion-gallery.net/projects/midoriso01
このプロジェクトに関心をお持ちくださり、また、最後までお読みいただき、ありがとうございました。プロジェクトへのご支援・ご参加、心よりお待ちしています。 このプロジェクトの参加によって、電気を「つくる人」が増えること、そして、その経験が日本のエネルギーの在り方を変える力になると信じています。また、私たちも、このプロジェクトを活かして、京都でエネルギーネットワークをつくれる日を目指していきます。
ところで、最後の最後にですが、このプロジェクトに関心を寄せていただいた皆さんには、もう一つ、別の参加の方法があると思っています。それは、ご自身の身近なところのエネルギーの源を変えるという方法です。既に、「かぜのね」のように仲間と集まる場をお持ちであれば、このプロジェクトをひとつの参考にして、そこを実際に変えてみるのは、とても意味があり、かつ、わたしたちにとっても嬉しい参加の方法です。また、資金的な支援でなくとも、ツイッターやフェイスブックなどでこのプロジェクトを広げていただくことも大歓迎です。
皆さんが、エネルギーをつくる経験をする方法を考える中で、このプロジェクトがひとつの選択肢、あるいはヒントになることを願っています。
多目的カフェかぜのね「顔のみえるエネルギーを拡げるプロジェクト」
企画協力:㈱エコテック/㈲ひのでやエコライフ研究所
2000 円
5000 円
7000 円
残り10枚
10000 円
残り10枚
30000 円
残り4枚
100000 円