活動報告 -バリ島影絵取材③- & 次回公演のお知らせ
vol. 55 2017-07-21 0
こんにちは。監督の小暮哲也です。
バリ島での影絵取材の活動報告、3回目は川村亘平斎のバリでの影絵公演(今回のインドネシア滞在でバリでの公演は初!!)のご報告です。
7/15、前日の影絵ワークショップに続き、Bentara Bedaya Baliにて影絵パフォーマンスの公演が行われました。僕にとっては今回の影絵取材のメインと言ってもいいパフォーマンスです。
この公演は野外ステージ。
現在乾季のインドネシアは穏やかに吹き続ける風が心地良く、屋内と違って壁が無い分影絵もクリアな印象です。
最高の雰囲気の中、川村亘平斎の影絵パフォーマンスは始まりました。
冒頭のカヨンを使った象徴的なパフォーマンス
カエルのヤマダ登場。インドネシア語で観客に語りかける
公演の撮影中、インドネシア語がわからない僕の耳にも聞きなれた歌が聞こえてきて気づくわけです。
そう。この公演はインドネシア語とワラケ語(川村亘平斎が創る架空の島ワラケの言葉)で演じられているんですね!!
会場のお客さんは、インドネシア人かインドネシア在住の日本人がほとんど。
当然みなさんインドネシア語の台詞は追いかけられるのですが、ワラケ語の歌が始まったりすると会場中に浮かぶ
「???」
の空気。
川村亘平斎の影絵を観て日本で経験していることが、目の前のバリでも起こっていることに思わずニヤリとしてしまいます。
お馴染みサルのニシオカも登場
最後はクジャジャケ婆さんの名曲「シンジュのウタ」でしんみり
最後はワラケ島の名曲「シンジュのウタ」に会場中が聞き入ります。
歌詞の意味をわかる人は影絵師の川村亘平斎だけ。
それなのに国籍を超えて、大人も子どももしんみりする会場の一体感。不思議な体験を共有しています。
実はここに川村亘平斎作る仕掛けがあるのですが、それはまた後日お届けします。
そして最後にお知らせです。
影絵師 川村亘平斎の影絵パフォーマンスがこの週末(今日から3日間!!)シンガポールであります!!
夏休みでシンガポールを訪れている方オススメです!フリーです!!
シンガポールにお知り合いがいる方もよかったら情報共有していただけましたら。
(下のリンククリックで詳細のページに飛べます。)