「ふぇみん」に浜野監督インタビュー
vol. 38 2024-11-28 0
「ふぇみん」(ふぇみん婦人民主新聞)11月5日号に、浜野佐知監督のインタビューが載り、映画『金子文子 何が私をこうさせたか』が紹介されました。
婦人民主新聞といえば、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(2011年)の主人公、湯浅芳子が編集長を務めた新聞ではありませんか。あの作品は浜野監督が湯浅芳子に惚れ込んで作った作品です。
調べてみると、婦人民主クラブは1946年に羽仁説子、宮本百合子、佐多稲子、加藤シヅエなどが呼びかけ人になり、3月16日に創立大会が開かれています。婦人民主新聞は同年8月に機関紙として創刊されました。
湯浅芳子は1947年12月から1年間、同紙の編集長を務めています。「1948年には会員4千人、機関紙7万部と飛躍的に発展」(Wikipedia)とあるので、時代の趨勢もあるでしょうが、湯浅芳子も辣腕を振るったのでしょう。編集部員に手を上げたといった、芳子らしいエピソードを読んだことがあります。
今回の記事は中村富美子さん(ジャーナリスト)によるもの。中村さんは松本市の撮影現場にも来られましたが、達意の文章に感謝します。