海渡雄一さんの応援コメント
vol. 4 2024-08-27 0
海渡雄一さん(弁護士)がフェイスブックとモーションギャラリーで、映画『金子文子 何が私をこうさせたか」への応援を表明してくれています。
<フェイスブック>
浜野佐知監督による『金子文子 何が私をこうさせたか』のクラウドファンディングが呼びかけられています。
この作品は、文子に対する死刑判決以降の、恩赦による無期刑への減刑、栃木刑務所における死に至るまでの121日間を描くとのことです。「金子文子と朴烈」に描かれた物語の続編にあたる物語ですね。
当時の受刑者は家族以外との面会、通信は全く認められず、文子の母も死亡の知らせを聞いて栃木に駆け付けるまで、面会もしていなかったため、この121日間に何があったのかは闇に包まれていました。この映画では、残された数少ない資料から、獄中における、たった一人の文子の闘いが描かれるようです。このクラウドファンディングに私も賛同し、応援したいと思います。
<モーションギャラリー>
『金子文子 何が私をこうさせたか』の映画製作を心から、楽しみにしています。冤罪であることがわかっていながら、死刑判決を求め、無期刑への恩赦さらには思想転向を拒否し、ついに自ら命を絶った彼女が、最後までどんなことを考えていたのか、生き生きと描かれることを期待しています。
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海渡さんは以前、金子文子と朴烈について、詳細な論考を発表されています。(2019年8月)
「映画で観る監視社会#10:いま、金子文子と朴烈について論ずることにどのような意味があるか」
その1 金子文子の生涯とその思想・感性
https://ameblo.jp/freedomeofexpression/entry-12509...
その2 爆発物の注文を「共謀」したことが大逆罪?!
https://ameblo.jp/freedomeofexpression/entry-12520...
その3 文子は明らかに冤罪、しかし文子はなぜ死刑判決に万歳を叫ぶことができたのか?