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連作スタイルの長編映画『蒲田前奏曲』をクラウドファンディングで実現!
松林うらら出演・プロデュース、中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文の4監督連作スタイル長編映画『蒲田前奏曲』応援プロジェクト!
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1993年3月13日東京都出身。長編映画『1+1=11』(12/矢崎仁司監督)で女優デビューして以来、東京国際映画祭やロッテルダム国際映画祭など著名な映画祭に出品された『飢えたライオン』(17/緒方貴臣監督)の主人公を演じるなど、数多くの作品で様々なキャラクターを演じている。 2020年には、映画界におけるセクシャルハラスメントに立ち向かう長編映画『蒲田前奏曲』を製作し、自ら#MeToo運動を開始。同作品は大阪アジアン映画祭のクロージング作品に選ばれた。国際コンペティション部門の審査員も務める。近年の作品では、映画『緑のざわめき』(22/夏都愛未監督) コプロデューサー、出演として参加。
松林うらら出演・プロデュース、中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文の4監督連作スタイル長編映画『蒲田前奏曲』応援プロジェクト!
第15回大阪アジアン映画祭クロージング作品、 中川龍太郎監督、穐山茉由監督、安川有果監督、渡辺紘文監督による連作スタイルの長編映画。伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)、瀧内公美(『火口のふたり』)など、旬の俳優が名を連ね、『飢えたライオン』で主演を務めた松林うららが自身の地元である蒲田を舞台にプロデュースし、出演する製作応援プロジェクトです。
日本映画界の最若手世代のなかで、今、最も注目されている4人監督が連作した長編映画。蒲田に住む売れない女優マチ子を主軸に、マチ子の周りの人間模様を通して、”女”であること、”女優”であることを求める社会への皮肉をコミカルに描く。監督には日本映画界の若手実力派監督が集結。最新作『静かな雨』が釜山国際映画祭上映、東京フィルメックス観客賞受賞など、国内外の注目を集める 中川龍太郎、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』がMOOSIC LAB グランプリ受賞、東京国際映画祭上映の穐山茉由、『Dressing Up』(第8回CO2助成作品、OAFF2012)で日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞の安川有果、最新作『叫び』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門監督賞に輝き、第22回ウディネ・ファーイースト映画祭では特集が組まれるなどの渡辺紘文(大田原愚豚舎)が務める。『飢えたライオン』で主演を務め、舞台、TVドラマなどでも活躍する松林うららが自身の地元である蒲田を舞台にプロデュースし、自らも出演。また、伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)、瀧内公美(『火口のふたり』)など、旬の俳優が名を連ねる。2020年9月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森より全国順次公開予定。
3年前の主演作『飢えたライオン』では海外の映画祭に訪れる機会が多くあり、日本だけでなく世界に目が向くようになりました。海外の方と接する中で、映画に対する視点が180度変わりました。また、この作品で社会に対するものの見方も大きく変わるきっかけとなりました。
女優として、ただ待っているだけではなく、何か人とは違う行動に移したいと常日頃から感じるようになりました。自分で企画して映画を創りたいと本格的に思い始めたのは、『飢えたライオン』でロッテルダム映画祭に訪れた際にお会いし、後に本作のエグゼクティブプロデューサーとなる小野(光輔)さんにご相談したところ、絶対に作った方がいいよと言われてからです。最初は勢いで、企画書をいくつか箇条書きに書いて、(ただのメモに過ぎなかったのですが・・)2日以内に小野さんへ送り、「男を全員脱がす映画を創りたいです」と、今考えれば、無名の女優が、後先考えずに何を言ってるんだろうという感じだったと思いますが、そんな私の企画案のいくつかを小野さんが面白いと感じてくださったようで、そこから始まりました。
女優として活動していく中で、今回のテーマになっているようなハラスメントについてや自分の環境の中での葛藤があったので、そういうことを含めて作品にして昇華できたらなと思いました。例えば、女優って華やかな職業に見えて、実は地味な仕事で、普通に働いている女の子の方が目立っていたりいい服を着ていたりします。また、自分の女優という立ち位置は残念ながら上手くいっているとは思えずな日々でした。中々オーディションは通らないし、お金はないし・・。演技がしたいのに仕事は来ない。来る案件は〇〇さんの友達役であったり、セリフ1行もらえて喜んでいる自分がいたり。「女優なのに脱ぐ勇気もないのか」なんて言われたこともありました。そうだよな、脱げないなんて覚悟がないよな、でも、脱ぐ必要があるシーンならともかく、そもそも作られる作品が男性目線の物が多いのではないのか、そんな疑問もしばしば感じて、日々、悩んでいました。「男を全員脱がせる映画」そもそも、なぜ、女の胸ばかりが求められるのか。巨乳好きや貧乳が好きとか、女を脱がすなら、男も全裸になればいいのにと、破天荒なそんな構想も考えていました。
どうせなら監督は自分でやりたいとも思ったんですけれど、企画を考えていたこの時期に『21世紀の女の子』がありました。私も演者として出演しているのですが、短編集は面白いと感じるとともに、次第に複数の監督で繋げたオムニバスという形ではない連作長編映画にできないかなと思いました。私は本でも連作集が好きで、よく読むのですけれど、Netflix時代の若手には長編よりも連作って面白いなと。松林というバトンで、襷を繋いで、一つの作品を創りたいと広がっていきました。ちょうど東京国際映画祭で穐山(茉由)さんの『月極オトコトモダチ』という映画を見た時に、「この方に女子会編の監督をお願いしたい」と思いました。安川(有果)さんは、監督された『21世紀の女の子』の一編『ミューズ』が私も好きな作品だったので、ハラスメントについては安川さんにお願いしたいと思いました。栃木県大田原市で作品を撮り続けている大田原愚豚舎の渡辺(紘文)さんもずっとファンで、東京国際映画祭の時に「東京中心主義の批判」というテーマで、この間のウディネ・ファーイースト映画祭で上映された新作『わたしは元気』にも主演している、大田原在住の(久次)璃子ちゃんをキャスティングして、いつもの渡辺節で政治的な要素と社会派としてラップのように話して下さいとお願いしました。中川(龍太郎)さんは、『Plastic Love Story プラスチック・ラブ・ストーリー』という映画が昔から好きで、仲良くさせていただいていて、中川さんの詩的な部分をぜひ本作のオープニングとして撮っていただけないかなと思っていました。私には弟がいるのですが、中川さんには、弟に彼女ができた際に嫉妬したこと、いわゆる「弟love」をテーマに何かできないかとご相談しました。
女優として今後どうしてゆくか、活動してゆく中で自分の中で悩んでいたことが多くあり、これらの思い悩んでいることを女優という職業を通して表現できないかと思いました。日本の映画業界では、まだまだ男性中心の社会が成り立っていて、例えば女優は脱いだら大成するだとか、女、女優であることは観られる対象であるがゆえに、変えたい現実と、自分の立場、自分一人では変えられない現実がありました。また、女優だけでなく、無意識的に気づかないような日常での"普通"がありました。女性の置かれている立場や生きづらい部分を女性目線と男性目線を交え、1人の女性が環境によって顔が違って見えるというテーマを元に、何か新しい表現ができないか。最初はそのようなきっかけで、自分の置かれている現状を表現したかったのですが、4人の監督のシナリオが出来上がったとき、それだけではない女性に対する普遍的な問題提起になるのではないかと感じました。
まず、企画書の書き方から、資金集めのノウハウも何も分からず、0からのスタートでした。自分が創りたいという思いだけではなく、やはりたくさんの方に観ていただけるような、きちんと今の現代に必要なテーマであるのか、そもそも映画にする必要があるのか。一番に浮かんだのは、やはり今の自分の置かれている立場を表現することでした。もっと自分の可能性や役者としての幅を広げたいという事を含めて、杉野希妃さんのようにマルチプレイヤーとして活躍する姿に強い憧れを感じました。
資金集めは、私はアルバイトで保険代理店に勤めているのですが、今回協賛に至ったブロードマインド株式会社さんにまずはお願いしました。会社の橋本さんは、いつも私が出勤すると、「松林さん、この映画観たよ」って話しかけてきてくれて、大の映画好きで、いつも私を応援してくださっていて。私が今回の企画のことを話したら、社長プレゼンにお話をもっていってくださり、社長室で伊藤社長に想いを伝えました。それから、モーションギャラリーのお二人も協力してくださって、本当に周りの方の優秀さに救われました。。ENBUゼミナールさん、TBSグロウディアさんが出資をしていただく事となり、蒲田で協賛してくれる企業はないかと、蒲田の商店街を歩き回りました。日本工学院さんにはお電話をして、「蒲田で映画を製作するものなのですが」とアポをとって一人でお話に伺い、協賛してくださるきっかけに繋がりました。
女性は環境によって顔や態度を変えていかないと生きづらいというテーマを元に、”一人の女優が環境によって違った顔に見える”という構想から始まりました。監督達とお話をしていく中で、次第にそれぞれのパートごとのテーマが見えてきました。最終的にマチ子という主軸が全ての話に通じているという形になり、マチ子のまわりのそれぞれの環境の中で立ち向かう強き女性が出てくるということで物語が繋がっています。4人の監督は、脚本のすり合わせだとか全くしていないんです。それぞれに、お願いしたいテーマと、マチ子のキャラクターの説明と、蒲田を使って欲しいというお題だけ出しました。
実際、撮影現場に入ってみると、カメラの前では女優であるが、カメラが止まればプロデューサーとして考えることも山積みで、ただでさえ不器用な性格なので頻繁にパニックになっていて、フリーズすることもありました。焦って上手くいかなくて、関わっている方を怒らせてしまったり。。喧嘩も頻繁に。。でも、絶対にやってやるぞと常に自分を奮い立たせました。
演じるということと、プロデュースするということの難しさはかなり感じましたが、それぞれの個性の強い4人の監督が私の表現したいことを賛同、共鳴し、あくまで演じるという表現だけではなく、4人の力を借りながら自分自身が考えていること、思っていることが新しい形で表現できました。
女性が表現したいと思う世界があるはずという願いと、なるべく等身大の女性を等身大の女優が描くことに観客(女性)へ接続させ、男性には胸に手を当てて気づいてほしい、そんな思いで企画をしました。関わってくださった皆様のお力添えがあり、今、最も旬で実力派の監督、キャストが集まり、『蒲田前奏曲』が完成いたしました。窮屈な日本で、現実と立ち向かう女性がこの作品には描かれているので、観てくださった方がフィクションの垣根をこえて、身の回りのことを再度考えるきっかけになれば幸いです。新型コロナウィルスの影響で、映画館へ行くことにも、外出をするにも億劫な時代となりました。以前より考えていた宣伝方法も(野外上映や、イベント等)今の時代には逆効果。。きっとそれぞれ大変な状況だと思いますが、どうか一人でも多くの方に『蒲田前奏曲』を届けたい、映画館にまたお客さんが帰ってきて欲しい、パワハラやセクハラなどの問題を今一度、胸に手を当て気づいてほしい。お力を貸してくださればこの上ない喜びです。本作では色々な生き方が描かれていて、女性だけに限らず多様性という面でも未来に繋がる映画を作ったと思うので、観客の皆さんにもそう感じていただけると嬉しいです。
1993年生まれ、東京都大田区出身、映画好きの両親の影響で幼少期から映画の世界に魅了される。18歳でスカウトされモデルとして活動を開始、2012年、『1+1=11』(矢崎仁司監督)で主役に抜擢され映画デビュー。その後、映画中心に活動し、2017年には『飢えたライオン』(緒方貴臣監督)に主演、東京国際映画祭でワールドプレミアされ、その後、ロッテルダム映画祭など数多くの映画祭で絶賛され、プチョン国際ファンタスティック映画祭では最優秀アジア映画賞にあたるNetpac賞を受賞。最新作は山戸結希企画プロデュース『21世紀の女の子』の中の山中瑶子監督作品「回転てん子とドリーム母ちゃん」で北浦愛、南果歩などと共演。本作『蒲田前奏曲』が初プロデュース作。大阪アジアン映画祭では、クロージング作品として上映され、また審査員として参加する。
映画の革命は蒲田の地から始まった、と言っても過言ではありません。私の地元である蒲田は小さい頃から馴染み深い土地の一つでした。2020年蒲田は「松竹キネマ蒲田撮影所誕生100周年」を迎えます。”映画の本場ハリウッドからの人材招聘”、”俳優演技研修所の設立”、”映画専門女優の育成”など「松竹蒲田調」と呼ばれるほど映画ファンに強い支持を受け、蒲田は日本映画の旗頭として君臨していくこととなりました。時代とともに変化する東京の街の中で、蒲田には昔の面影を残す、落ち着く場所です。一方で新しい店や建物、人も増加しています。時代とともに変化する東京の街の中で、失われてしまった風景も多いです。蒲田には昔の面影をまだまだ残していて、昭和の風景が残りノスタルジックで落ち着く場所です。そんな蒲田で映画を創ってみたいと思いました。
★蒲田のランドマーク・屋上かまたえん
「東急プラザ蒲田」に復活する「屋上観覧車」は、1968年に設置され、「東急プラザ蒲田」が一時閉店した2014年3月までの45年間、地域の人々に愛され続けてきました。2014年3月の閉店の際、閉鎖の危機を迎えましたが、皆様から存続を望む応援の声を頂き、2014年10月のリニューアルでは、カラーリングを新たに復活しました。「東急プラザ蒲田」都内唯一の屋上観覧車としてネーミング公募を行い、皆様より寄せられた全2,938通の中から、地域に『幸せ』を届ける願いを込めて「幸せの観覧車」に決定しました。
★蒲田温泉
温泉街としても有名な蒲田。本作にも登場する「蒲田温泉」はJR蒲田駅から徒歩約13分にある。この蒲田温泉の歴史は古く、昭和12年に創業。黒湯温泉は創業以来の「売り」である。以前は近所の病院から患者さんが蒲田温泉へ療養に来ていたというから、町の湯治場の役割も長らく務めてきた。現在の建物は昭和61年に建てられたもので、入浴料金は券売機で購入するシステムで、浴衣セットや手ぶらセットも用意されています。二階には宴会場があり、温泉で癒された方がゆったりと飲食ができるスペースも嬉しいです。マチ子着用の蒲田温泉オリジナルTシャツも魅力的です。
★昔懐かしい定食屋、味の横綱
本作にも登場する「味の横綱」は蒲田駅西口より徒歩3分の場所に位置します。昔ながらのシンプルな醤油ラーメン、かにチャーハン、天津飯、生姜焼き定食もおすすめです。サービスで餃子もついてくる、店主のお父さん、お母さん、娘さまもとても味のある素敵な方々。地元の方でいつも賑わっています。本作ではマチ子が働いています。
★呑川とゴジラ
呑川(のみかわ、のみがわ)は、東京都を流れる二流河川。呑川水系の本流。
映画「シン・ゴジラ」では川を遡って蒲田に上陸するシーンが印象的です。
★町工場とクリエイター
2019年4月、京急線大森町〜梅屋敷駅間の高架下に、新しいものづくり複合施設『梅森プラットフォーム』が誕生。その一画にある『KOCA』https://koca.jp/about/ は、クリエイター向けのコワーキングスペースを有する、インキュベーション(創業支援)施設。蒲田エリアでクリエイターのための拠点づくりを行う「@カマタ」https://www.atkamata.jp/aboutは、プロダクトや家具のデザイン、建築設計やエリア開設までを手掛け、今までの敷居の高かった特注品を身近にし、新しい価値を生み出しています。塗装などの工程は近隣の町工場と連携して制作され、街のリソースを生かしたものづくりに取り組まれています。
2018年、SNSを中心に世界中で起こり始めた「#MeToo」運動を契機に、真の男女平等、誰しもが生きやすい社会にするために、多くの人々が声を上げ始めています。米国のテレビ局でのセクハラ問題などの告発など、世界的にも現状の問題があぶり出されているような状況です。日本で女優として活動していく中で、自分が抱く理想と、まだまだ納得のいくようなところに到達していない現実とがかけ離れている現状があり、自分の身の周りで起きている状況を映画として描いてみたいと思ったことが企画の発端になりました。女性という立場の中で色々な面で思うように行かない公平ではないと感じることもあれば、やはり男性の方が権力を持っているがために、傷つけられる対象であるということもありました。その中で、自分の体験を昇華して表現できないかと思いました。また、そのように思っている人がいるのではないかと思い、何か自分のことを考えるきっかけや行動に起こせるようなことが出来ないかという気持ちが湧いてきました。
・伊藤詩織さんの活動
伊藤詩織さんの活動には大きく影響を受けました。セクハラ・パワハラなどの強いものが弱者に対し、権力を押し付ける行為や交換条件を突き付けることは決して許されることではないです。このような権力を押し付けるような思いは自分自身経験をしました。その際に、それを拒否することは非常に難しいということを身をもって経験しました。伊藤さんは顔と実名を公表し、訴訟をおこしたということは、これまでのそのような経験をした女性達を代弁するような、そして決して屈しないというような強い意志を感じ、勇気づけられました。
中川龍太郎
映画監督、脚本家。『四月の永い夢』(17)がモスクワ国際映画祭にて、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰を受賞。『わたしは光をにぎっている』(19)がモスクワ国際映画祭にて特別招待作品として上映。最新作『静かな雨』(20)が釜山国際映画祭にてキム・ジソク賞にノミネートされ、東京フィルメックスにて観客賞を受賞。詩人としても活動し、「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞(10)。
・中川龍太郎監督からの作品に対するコメント
「人間はいつも何者かを演じている。演じつづける裂け目に、時たま「本当らしさ」を感じさせる自分や他者が垣間見える。自分自身も含め、多くの人が神経質になり、ノイローゼとなってしまった現代において、僕たちは演じるというテーマについて何を描き出せるのか。蒲田という街と、素敵な仲間たちの胸を借りて、そのことに挑戦いたしました。」
穐山茉由
東京都出身。ファッション業界で会社員として働きながら、映画美学校で映画制作を学ぶ。修了制作作品『ギャルソンヌ -2 つの性を持つ女-』が第11回田辺・弁慶映画祭2017入選。初の長編映画『月極オトコトモダチ』が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門へ正式出品され、音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2018」では長編部門グランプリほか4冠を受賞。近作に短編『嬉しくなっちゃって』、脚本dTVドラマ『猿に会う』/ MV 入江陽「5月」
・穐山茉由監督からの作品に対するコメント
「4人の監督によって"ひとりの女性が持つ複数の顔"を表現したい」というお話をいただいた時、素直に興味を惹かれ、ぜひその1編を描いてみたいと思いました。「呑川ラプソディ」ではそれぞれ違った環境に生きる女友達とのズレや結束をテーマに、その中にいる主人公の顔を切り取りました。4つの短編を繋ぎ合わせたとき、新しい化学反応が生まれ、また違った景色が見えたらいいなと思っています。」
安川有果
1986年奈良県生まれ。2015年に公開した長編デビュー作『Dressing Up』にて日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。その後、短編映画『永遠の少女』(17)と、オムニバス映画『21世紀の女の子』(19)の一編『ミューズ』にて東京国際映画祭に参加。作・演出を手がけた初舞台『ここにはいない彼女』(19)が全ステージ完売、好評を博す。
・安川有果監督からの作品に対するコメント
プロデューサーの松林さんからmetooを題材にした映画を作ってくれないかとの誘いを受け、悩みました。思うところがある題材だからこそ、まだ映画にするには心の準備が整っていないように感じたのです。しかし、声をあげる人が増えてきた今、自分から見たこの問題を映画に残しておくことには意義があるのではと思いました。一人の俳優を巡る4つの短編を繋ぎ合わせた時に何が見えてくるのか、ぜひスクリーンで体感していただきたいです。
渡辺紘文
1982年栃木県生まれ。映画音楽家の渡辺雄司と共に映画製作集団大田原愚豚舎作品を旗揚げし『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』『普通は走り出す』『叫び声』『わたしは元気』と監督作品がいずれも国内外で高い評価を獲得している。『プールサイドマン』が第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞。『叫び声』は第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞を受賞している。ヨーロッパ最大のアジア映画祭第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭では渡辺紘文監督特集が組まれ話題となった。俳優としても活動し出演作品に『魔王(天願大介監督)』『赤の女王牛る馬猪ふゴルバチョフ(天願大介監督)』『喜劇愛妻物語(足立紳監督)』『『眠る虫(金子由里奈監督』『街の上で(今泉力哉監督)』などがある。
・渡辺紘文監督からの作品に対するコメント
「大田原愚豚舎が『蒲田前奏曲』の参加を決めたのは女優・松林うららの強い意志と映画への愛情に共鳴したからです。勝ち目があるわけでも、成功が保証されてるわけでもない、それでも闘わなければならないものがあるから闘う。苦悩し、のたうちまわり、不条理な目にあい、時に踏み潰されそうになりながらも、映画界に孤高に立ち向かい、闘おうとする松林うららの決意表明であり、宣言であり、叫びであるこの前奏曲が多くの人々に届くことを願っています。」
伊藤沙莉 (呑川ラプソディ/ 帆奈役)
瀧内公美 ( 行き止まりの人々/ 黒川瑞季役)
他、多数の魅力的なキャストが集結いたしました!!
スタッフ紹介
プロデューサー :松林うらら
エグゼクティブプロデューサー: 市橋浩治 小野光輔 大高健志 小泉裕幸
コエグゼクティブプロデューサー: 伊藤清
コプロデューサー : 汐田海平 麻生英輔
アソシエイトプロデューサー : 橋本鉄平 富澤豊
製作: 「蒲田前奏曲」フィルムパートナーズ
( 和エンタテインメント MOTION GALLERY STUDIO
ENBUゼミナール TBSグロウディア )
特別協賛: ブロードマインド株式会社 日本工学院
配給: 和エンタテインメント MOTION GALLERY STUDIO
『蒲田前奏曲』©︎2020 Kamata Prelude Film Partners
2020年 / 日本 / 日本語 / 117分 / カラー&モノクロ / Stereo
第1番「蒲田哀歌」
監督・脚本:中川龍太郎
出演:古川琴音 須藤蓮 松林うらら
オーディションと食堂でのアルバイトの往復で疲れ果てている売れない女優、マチ子。ある日、彼氏と間違われるほど仲の良い弟から彼女を紹介されショックを受ける。だが、その彼女の存在が、女として、姉として、女優としての在り方を振り返るきっかけとなる。
第2番「呑川ラプソディ」
監督・脚本:穐山茉由
出演 : 伊藤沙莉 福田麻由子 川添野愛 和田光沙 松林うらら 葉月あさひ 山本剛史
アルバイトをしながら女優をしているマチ子。大学時代の友人5人と久々に女子会をするが、独身チームと既婚チームに分かれ、気まずい雰囲気に。そこでマチ子は蒲田温泉へ行くことを提案する。5人は仕事、男性のことなどを話し合い、次第に隠していたものが丸裸になっていく。
第3番「行き止まりの人々」
監督・脚本:安川有果
出演 : 瀧内公美 大西信満 松林うらら 吉村界人 二ノ宮隆太郎 近藤芳正
映画のオーディションを受けたマチ子。セクハラや#metooの実体験やエピソードがあれば話すという内容だったが、皆、思い出すことに抵抗があり、上手く演じられない。そんな中、マチ子の隣にいた黒川だけは迫真の演技を見せる。マチ子は共に最終選考に残ったが・・・。
第4番「シーカランスどこへ行く」
監督・脚本:渡辺紘文(大田原愚豚舎)
出演 : 久次璃子 渡辺紘文
マチ子の実家は大田原にある。大田原に住む親戚の小学5年生のリコは、大田原で映画の撮影現場にいる。そこへとある映画監督が撮影現場の待合所にやってきて・・・。
渡辺紘文監督ならではの視点で東京中心主義、映画業界、日本の社会問題批判を皮肉に表現し描く。
2020年2月4日、正式に第15回大阪アジアン映画祭のクロージング作品として本作『蒲田前奏曲』が選ばれました。
・世界初上映の反応
沢山のお客様にご鑑賞いただけて、会場内はクスクスと笑いも沢山起きていました。ご来場くださった皆様、本当に有難う御座いました。『蒲田前奏曲』はそれぞれの4人監督の個性が存分に溢れた作品であり、連作長編映画と新しい試みが詰まった作品です。何よりも、お客様の反応を肌で感じることができ光栄でした。駆けつけてくださった 穐山茉由監督、安川有果監督、プロデューサーの市橋氏、小野氏、キャストでも参加くださった神原健太郎さん、加藤紗希さんにも劇場で観ていただけて嬉しいです。映画に関わってくださった皆様、支えてくださり、賛同、共鳴してくださり改めて心より感謝いたします。どの作品も本当に本当に素晴らしく、大阪アジアン映画祭プログラマーである暉峻さんを筆頭にラインナップが毎回素晴らしすぎるのと、映画祭スタッフの皆様の温かさに癒されました。
・大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター 暉峻 創三氏からのコメント
いま最も注目すべき監督たちと俳優たちを一堂に集めたかのような布陣が、まず凄い。けれどもっと凄いのは、そんな彼らが、その予期された演出、演技の水準をはるかに上回る結果を出していることだ。第4話の「監督」は<オムニバス>という形式に対する懸念を自己批評的に述べていたが、オムニバスならぬ<連作長編>を標榜する本作は、その「監督」の不安が杞憂に過ぎになかったことを、4連作そのものの力で実証している。
http://www.oaff.jp/2020/ja/index.htm
集まった費用は主に、劇場公開に向けての宣伝費(ポスター・チラシ、デザイン費、予告編、試写会、イベント、プレスコピー費、コメント、CF景品、交通費)、DCP、制作修正費などに主に使用させていただきます。
こちらが実現すれば、
地方都市(大阪・京都・神戸・名古屋)への松林+各監督(予定)orキャスト(予定)の舞台挨拶が実施できます。
一人でも多くの方に『蒲田前奏曲』を届けたい!その一心です。
どうか9月25日の初日公開日まで、引き続き、応援、宜しくお願いします!!!
※目標額を上回った場合は他手数料や宣伝費用として、より多くの方に今作を観て頂く為に大切に使用させて頂きます。
※イベントなどは追ってご報告いたします
今回支援してくださる方のご期待に添えるように、数多くのメニューをご用意いたします。
★プロデューサー松林うららからの御礼メール
松林より宛名付き御礼のメールを差し上げます
★蒲田聖地MAP
地元の思い出や撮影秘話を載せたロケ地MAPをPDF形式でお送りします
★劇場限定のチラシ
各監督4篇の劇場限定のチラシ計4枚をプレゼントします
★劇場前売り券とオリジナルステッカー
前売り券とオリジナルステッカーをプレゼントします
★各監督、松林からのサイン入りポスター
『蒲田前奏曲』ポスターをプレゼントします
※監督のサインがどなたかは未定です。いかなる理由で変動になる可能性が御座います。ご了承ください。
★各監督、松林からのサイン入りパンフレット
『蒲田前奏曲』パンフレットをプレゼントします
※監督のサインがどなたかは未定です。いかなる理由で変動になる可能性が御座います。ご了承ください。
★オンライン試写会へご招待
限定オンライン試写会にご招待します
★蒲田前奏曲オリジナルTシャツのプレゼント
オリジナルTシャツをプレゼントします
★『蒲田前奏曲』公式LINEスタンププレゼント
公式LINEスタンプをプレゼントします。
※各篇の登場人物がキャラクターになったスタンプになる予定です。いかなる理由で他の特典内容に変わる可能性もございます。ご了承ください。
★映画『蒲田前奏曲』DVD or Blu-rayディスク※劇場公開後
お家でも楽しめるDVD or Blu-ray ディスクをプレゼントします
★サポーターとして作品公式HPにお名前を掲載します
お名前をHPに掲載させていただきます
★オンラインイベントにご招待
数多くの魅力的なイベント計画中です
※随時更新予定です。楽しみにお待ちください。
★初日舞台挨拶にご招待
追ってスケジュールなどはご報告させていただきます
『蒲田前奏曲』はすでに撮影を終えており、完成し、劇場公開も目処がたっております。ですが、宣伝費が殆ど残っていない状況です。またコロナの影響で、今後の先行きが中々見えない世の中であります。
目標額に達しなかった場合も必ず上映へ向けて活動していきます。
長くなりましたが、ここまで読んでくださり誠に有難う御座いました。
ご支援の程、何卒宜しくお願いいたします。
松林うらら
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