大阪の真ん中に、井戸を掘る!
Well Digging in Osaka! 釜ヶ崎芸術大学

釜芸、井戸を掘る、を応援してくださったみなさま

いまさらながら、ほんとうにありがとうございました。

井戸掘りの報告を冊子にしようと考えて、特典にしていたのですが、

2019年秋に井戸が完成し

2020年3月頃から、新型コロナ感染症がひろがり、

ゲストハウスも95％減収というような状況になり、

すべての活動がひじょうに苦しい時期をすごすことになりました。

結局のところ、休業することなく、

この状況で何ができるか、を考え、

スタッフみんなと　話しあいをつづけ、取り組みを進めました。

それが、できたのも、不確実に挑戦つづけた井戸掘りの経験があったからだと

いまなら、わかります。

ただ、その間に、井戸掘りで大活躍したスタッフ失踪し

スタッフも全員入れ替わりました。

そうしたなかで、井戸後のスタッフたちは（自らそう言うのです）

井戸掘りとは何か、を考えたいと思いをもちましたし、

わたしもまた、かたちにしたいと思っていました。

これまで　編集チームを作って何度かミーティングをもち、

蓮岡氏とわたしの対談をライターの方にまとめてもらうなど、

すすめてはいたのですが、

かたちにできないまま、コロナが過ぎていきました。

やがて、今年、春になり、

ゲストハウスも忙しくなっていくなか、

野田のカフェバーで

偶然であった編集者の方にお願いし、進行管理をお願いし

膨大なテキストの表記揺れをチェックしてもらいながら、

ページを組んでゆきました。

おそらく来月　9月には完成できると思います。

井戸掘り本を選んでくださった方には　完成次第お送りいたします。

釜ヶ崎はまだ暑い日がつづいています。

あなたさまのところはいかがでしょうか。　

おからだに気をつけて。

良い日々を。

上田假奈代