大阪の真ん中に、井戸を掘る!
Well Digging in Osaka! 釜ヶ崎芸術大学

お盆もすぎて、台風のあとの崩落の補修をおえて、

井戸掘りすすみました。

深さ4メートルまで掘って、

掘った砂とセメントをまぜてつくった自家製モルタルレンガを

井戸の底に積んでいきます。

ひとつ25kgほどのレンガを、慎重におろします。

井戸の中には一人しか入れません。

水平をとることが、まずは最重要です。

Kさんの長年のカンと、水平機をこまめにあてて

水平をとっていきます。

なんとか４段積んだ頃には、あたりは真っ暗。

「憎たらしいほど、水平」と、井戸の底からKさんの声。

木々の影が映り込む作業場は、ちいさな影絵劇場のようです。

カメラを持って井戸の底に、はいってみると、片隅に

さるすべりの花びら。

夏からの贈り物のようです。

モルタルレンガづくりもまだつづきます。

そして、この作業も。

井戸の底には一人しかはいれませんが、

地上では、レンガを順番に運び、

レンガのバリをとる（凸凹をとる）作業もあり、

やはり数人が必要です。

人数があつまれば、いきなり作業がはじまる傾向がありますので、

やってみたい方は、連絡ください。

井戸のまわりに敷き詰める炭が大量に必要になり

よびかけたところ、なんとかご協力いただけそうな方とつながりました。

みなさまのおかげです。

ありがとうございます。

残暑きびしいけれど、どうぞお元気で。