大阪の真ん中に、井戸を掘る!
Well Digging in Osaka! 釜ヶ崎芸術大学

さきほど、夕ご飯のあとに、すこし年配の男性が

「勝手に応援団」と言って

別の男性を連れてきてくださいました。

四天王寺大学の教授です。

「こちら、釜ヶ崎芸術大学です」と言うと、

なんか喜んでくださって、

「井戸掘ってるんやって？」と。

応援団と称しているだけあって、

すでに話してくださっていたんですね。

さっそく、井戸のところにお連れして

電気をつけて、みてもらいました。

「なんで、井戸掘ろうと思ったん？」

なんどもなんども、聞かれていることです。

「３つあって」とわたし。

１つ目は、じぶんの生活に即して。

蛇口ひねって水がでるって思ってるあたりまえを疑うこと。

２つ目。アフガニスタンで井戸を掘っていた友人・蓮岡さんと話したこと。

持続可能ってどういうことか。それが見た目みすぼらしくても。

だいたい、このあたりで、質問者はお腹いっぱいになっているようで、

それ以上話すかどうか、わたしは一瞬ためらうことがおおい。

ところが、山本教授は違った。

「３つ目は？とするどく返してきてくれた。

３つ目。変わりゆく釜ヶ崎で、労働者として生きてきたおじさんたちの本領発揮の土木の分野でいっしょに働くこと、であいなおすこと。

そして、そうかそうか、とうなづいた。

「実は、このことを伝えたくて、映像と冊子を作ろうとおもっていて、

クラウドファンディングしてるんです。

今日が期日です。ご寄付おねがいします」と

申し上げた。

ふたりの男性は、ココルームでビールをのんで

帰り間際に、「感動したよ、がんばって。寄付を」と

気持ちをおいて帰ってゆかれた。

＊

あと４時間。

92%まで、ありがとうございます。

願わくば、最後まで、達成できたらうれしいです。

よろしくおねがいします！