井戸掘り講座初日、地中からレンガの層がでてきました!映像とともに
vol. 6 2019-04-15 0
4月13日(土)、開眼法要を経て、釜ヶ崎の人々の力をかりて、準備をすすめてきました。
Rさんは、直径120cmの穴をあけた板を制作し、設置してくれました。
Kさんは、バーベキューの網をつかったフルイの制作などを。
当日は、教授会のあと、日雇い歴のあるSさんは杖をついてやってきたというのに、スコップを握り、「ひさしぶりやな」と言いながら、革靴のまま、掘り出しました。
「5年ぶり」と言うOさんは、長くつ持参、首にてぬぐいを巻き、ずっと「掘り方」をしていた話をしてくれました。
釜ヶ崎のおじさんたちの、スコップさばきのリズムのよいこと!
そして、掘りすすめると、カチン!とあたり、
地中から3層ほどのレンガがでてきました。
電動ピックとも、ハンマードリルともいう機械を借りておいてよかったです。
若者も初挑戦してみたいということで、かわるがわるやってみます。
レンガの目地めがけて、ドリルの音を轟かせます。
わたしもやってみましたよ。
そんなに力はいらなくて、でも、音のせいか、レンガが割れていく映像のせいか「やってんで!」という気持ちになりました。
(「わたし、やれるかも」という妙な自信がうまれてましたから、じぶんに自信のない人はやってみるといいかもしれません。)
このレンガは、かまどだったのか、お風呂だったのか、はたまた、秘密の地下室、地下道が大阪城までつづいているのかな、とか、想像をふくらませたところで、作業を終了しました。
メジャーを入れると、いちばん深いところは80cmでした。
この先、なにがでてくるか、おたのしみに。