【応援メッセージご紹介】藪本 雄登さん 紀南アートウィーク実行委員長
vol. 36 2022-05-05 0
大地を見上げる映画祭のクラウドファンディングをご覧いただきありがとうございます!
藪本雄登(やぶもとゆうと)さんから応援メッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
アートとは何か、、、まったく分からなかった私(ジョーヤン)がはじめてそのことを真剣に考えるきっかけとなったのはこの方との出会いからでした。
「石にはなぜこんなに謎が多いのでしょう。石棒、石塔、石仏や巨石信仰等、自然界と人間界を繋ぐ石の存在。特に、石に魂が存在しているというアニミズム的な信仰は、紀南/熊野の庶民信仰と深く繋がっているような気がします。それを改めて体験する、取り戻す大地の映画祭を大応援しています。かつて熊野比丘尼(くまのびくに)は、熊野の御神体である大石からできた小石を持って、遊行したといわれており、本企画が紀南/熊野の価値を発信する機会にもなることも期待しています。
藪本雄登(やぶもとゆうと)
1988年生まれ、和歌山県紀南地域出身。十数年に渡り、カンボジア、ラオス等に居住し、各地のアートコレクティブ等への助成や展示会の支援を行っている。現在、アジア地域の神話、伝説、寓話や民俗等に関心を持ち、秋田公立美術大学博士課程にて、人類学、民俗学と現代アートについて研究を行っている。主な展覧会として、「紀南アートウィーク2021」、「水の越境者(ゾーミ)たち-メコン地域の現代アート-」展(大阪)等がある。