写真家・吉竹めぐみさんより応援メッセージが届きました!
vol. 15 2021-02-24 0
17年にわたってシリアの遊牧民・ベドウィンの人たちが砂漠で暮らす姿を撮り続けてきた写真家・吉竹めぐみさんから、本プロジェクトへ応援メッセージが届きました!
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私が初めてシリアに行ったのは1987年。今から34年前です。
34年間、シリアはずっと私を魅了し続けて来ました。
シリアは豊かな文化があり、歴史があり、美しい自然があり、美味しい食べ物が沢山あり、安全と言われている日本よりも安全な国でした。何より人々の温かさ!ホスピタリティーに溢れ、相互扶助を実践し、家族との時間を大事にし、思いやりに溢れています。人間世界遺産とさえ言われる程の人たちです。本当に素晴らしく、キラキラと輝く国でした。
でも全てが変わってしまいました。「今世紀最悪の人道危機」と言われるシリアの紛争が始まって3月で10年です。
世界は今、コロナウイルスと言う見えない敵に苦しめられています。
ですがシリアの人々はもっと厳しく過酷な生活を強いられています。家も仕事も教育も、今までの生活を全て無くし、大切な人を亡くし、人の分断に長い間苦しみ…。そんな痛み苦しみをほんの僅かでも理解できる今こそ、自分たちとは違う国の事、と切り離して考えず、シリアの方たちを想い、伝え、行動していく事が大切ではないでしょうか。
私たちは同じ時代に生き同じ地球に生きているのですから。
写真は吉竹さんの息子さんが一歳の時のもの。以降17年間、息子さんも一緒に、ベドウィンの家族のもとを訪れ続けてていらっしゃいました。
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3月には吉竹めぐみさんの写真展が新宿ベルクで開催されます!ぜひお近くの方は、吉竹さんの写真を通じて、シリアの”風”を感じていただければ…。詳しくは新宿ベルクさんのホームページやSNSをご覧ください。