『みんなで作るシリア展』主宰・田村佳子さんより応援メッセージが届きました!
vol. 16 2021-02-26 0
本プロジェクトも残り4日とカウントダウンになりました…!
目標に設定した金額は達成しておりますが、集まった金額分で、必要とされる医薬品の量を増やし、現地への支援にあてさせていただきますので、最後までぜひ応援いただけましたら幸いです。
さて、今日は『みんなで作るシリア展』主宰の田村佳子さんより応援メッセージが届いています!
田村さんは元JIM-NETスタッフでもあり、今回シリア国内での支援にあたるリーム・アッバースとも、一緒に働いていたことがあります。リームの紹介も交えたメッセージ、ぜひお読みください!
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私は『みんなで作るシリア展』と称してシリアに関わってきた人たちの写真を集めて展示をしたり、チャリティーイベントを通じて集めた支援金をヨルダンなどの隣国に避難するシリアの方々に届ける活動を行っています。
2014年にはJIM-NETのスタッフとしてイラクのアルビルで、シリア難民妊産婦支援活動に従事していました。私がこの応援メッセージで伝えたいことがあるとすれば、プロジェクトの中心メンバーとして活躍しているリームという女性についてです。
シリア人のリームは2014年当時、ダラシャクラン難民キャンプで難民として生活しながらJIM-NETのローカルスタッフとして働いていました。まだ20歳そこそこで私たちと話すときはシャイな少女でしたが、器量良く、機転の効く彼女は、いつの間にか難民キャンプに暮らす妊産婦さんと私たちをつなぐ重要な役割を担っていました。
彼女の良いところは常に難民の視点に立って寄り添い、ニーズを拾ってくることです。キャンプ内でも、JIM-NETスタッフとしても信頼が厚く、とても頼りにされていました。
そんな彼女も母となり、2年前にはシリアの現状を日本の人々に伝えるために乳飲み子と共に来日し、ハードなスケジュールにも笑顔で乗り越え、どんな時でも明るく、肝っ玉な母ちゃんになった今も、彼女はJIM-NETにとって無くてはならない存在だと思います。
彼女を突き動かすのは「シリアの為に何とかしたい」ただそれだけ。
そんなリームにみなさんのシリアへの想いを託してみませんか?その気持ちが彼女の背中を支えることにつながります。不安定な世界に、ひたむきに活動を続けるリームとJIM-NeTをどうか応援してください。彼女の灯す希望の光が、消えることなくシリアに届くことを願っています。
左端がリーム。隣のサングラスをかけているのが田村さん。