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ART PROJECT 2016によるホセマリア・シシリアのワークショップをクラウドファンディングで実現!
”アートは震災を風化させない”
スペインを代表する現代アーティスト Jose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)が行うワークショップに 皆様のお力をお貸しください。
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はじめまして。 いわてArt Project'2016実行委員会の島口修子と申します。 カウンセラーとして 東日本大震災直後から三陸沿岸で被災地支援活動をしてきました。 その中で、世界から支援に訪れる多くののアーティストと知り合い、彼らの活動をコーディネートするようになり今に到っております。
”アートは震災を風化させない”
スペインを代表する現代アーティスト Jose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)が行うワークショップに 皆様のお力をお貸しください。
大震災直後、自ら日本を訪れ、ARTの力で何が出来るのかを問い掛けながら 被災した子供たちを励まし、その作品を世界へと発信し続けたアーティストたちがいます。
ここにご紹介する、スペインを代表するアーティストJose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)もその一人です。
2011年、「津波によって、多くの人たちが自分たちのスペースから追い出されたことを知り、実際に自分の目で状況を確かめようと来日しました」という彼は、震災により何千という人々が住むところを失ったことに大きな関心を抱き、それを題材にした作品を作ろうとすぐに立ち上がりました。
東北をまわったシシリア氏は、釜石、陸前高田、大船渡、福島、南相馬、などの40を超える場所で、精神療法医や専門家らと共に、子どもたちに3・11の体験や思い出を芸術的に表現させるワークショップを開きます。
彼は何年も前から「自分が興味を持つものの音」を研究し、パソコンのプログラムを使ってその音を2次元や3次元の作品に作り上げています。
これらの創作活動の作品は、広島の原爆で被爆した詩人・原民喜の小説『夏の花』 からインスピレーションを受けて『冬の花』と名付けられ、スペイン大使館の協力のもとAcción Cultural Española (AC/E)が主催する展覧会として2013年の10月5日から12月1日まで福島県立美術館で、その後、2014年の1月に東京のスペイン大使館でも展示されました。
こちらのアートフィルムは、その創作活動の一旦を伝えるもので、日本スペイン交流400年記念事業として制作されたものです。
シシリア氏自身が、何を表現しようとしているのか。
それが大変よく理解できるフィルムとなっておりますので、ぜひご覧になっていただければと思います。
震災から4年が経過する今年、シシリア氏は「今、あなたの何が変わりましたか?」という新たなテーマを持ってワークショップを開催したいと、4月に来日します。
このテーマの中に「苦しみの中の希望」という思いを込めたというシシリア氏。
ワークショップの企画と被災地への案内は、震災直後からホセマリア氏の活動をコーディネートしサポートをし続けてきた、カウンセラーであり当プロジェクトのプロデューサー島口修子と彼女のチームが行います。
ワークショップのスケジュール
期間 4月26日~5月9日の中の5日間
場所 岩手県内の被災地
大船渡市 宮古市、岩泉町、普代村、野田村、久慈市 などを予定
その時その時のインスピレーションを受けて創作活動行うシシリア氏。
対象は、2011年の震災で実際に被災された方々、また被害は受けなかったけれど実際に大震災を体験した方々となります。
では、このワークショップで創り上げられた作品は、どのような形で発表されるのでしょうか。
まず一つは、ホセマリア・シシリア自身の展覧会として、スペイン並びに今後開催されるであろう世界各地で発表されます。
また日本では、現在進行中の“いわてアートプロジェクト2016”においての発表を予定しております。
2016年、この年は震災5年目にあたると同時に、岩手県では「いわて国体」が開催されます。
いわてART PROJECT’2016 は、多くの方々が岩手を訪れる この期間に合わせ、岩手を支援し続けてきた7人の海外アーティストと、5人の国内アーティストを中心とした展覧会で、岩手から全国、世界へ、「感謝」と「今」を伝えようというプロジェクトです。
海外と国内の、被災地のために心を尽くしてくれたアーティスト達の作品は、絵画、インスタレーション、彫刻、デザイン、イラストレーション、音楽など。
会場は、盛岡市内5か所の歴史的建造物を会場に展示され、優れたアートと盛岡の歴史と文化を併せて楽しんでいただこうという試みです。
写真上は昨年、学生を対象に行われた「マグダレナ・ソレMan on Wire映画上映会」の様子。写真下左はAnaD'apuzzoのワークショップの様子、右はNaotoNakagawaによる被災地に生きる1000人を描いた「希望・1000人のポートレイト」作品です。
【このアートプロジェクトに参加するアーティスト】
音楽でも心強いサポーターが加わって下さいます。
震災から4年近くが経過した今、日本各地で震災の風化、という声を耳にします。
そういった中、優れたアーティストの作品は海を越え、震災の記憶を 世界へと残すことにも繋がっていくと私たちは考えているのです。
このプロジェクト実行委員会事務局は、震災前から自殺防止のボランティアに取り組んできた、セラピストの女性たちが中心となっています。
彼女たちは、これまで多くのアーティスト達を被災地に案内して来ました。
このプロジェクトは、海外のアーティストたちと現地の人達の心をつなごうと、ずっと陰ながら支え続けてきた彼女たちが、岩手に住む自分たちの「感謝」と、岩手の「今」を伝えたいという思いから始まりました。
この小さな思いから始まったプロジェクトが、いま、たくさんの方々の思いに後押しをされ、繋がりあい、大きなプロジェクトへと変わりつつあります。
スペイン、イギリス、スイス、アメリカ(NY)の優れたアーティストによる優れた作品が 盛岡の歴史的建造物を会場に展示される11日間!
それは「いわて」と「海外」がダイレクトに結びつく11日間となります。
展覧会会場となる旧石井県令邸(左)と南昌荘(右)。二つの建物は同じ明治18年に建てられた盛岡の和と洋を代表する建物。
今回の目標額の内訳ですが
アーティストの渡航費とワークショップ開催期間の滞在費:200.000円
(航空券100.000円、東京~岩手間の交通費40.000円、滞在費7.000円×7日 約50.000円)
沿岸各地へ行くためのガソリン代:40.000円
ワークショップ材料費等:30.000円
合計270.000円を想定しております。
今回の支援が、この金額に届かなかったとしても、このワークショップがなくなるという事はありません。
しかし、アーティストや そのサポートをするボランティアにとって、より良い、充分な環境でワークショップが開催されることは大切なことです。
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ここまで、このプロジェクトの内容をお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
そして、お読みいただけたのでしたら、ホセマリア氏が被災地の方々と創り出す作品が、どれほど素晴らしいものであるかということを、きっと ご理解いただけたのではないかと思います。
アートは震災を風化させません。
この度のワークショップでも、4年たった今だからこそ語りかけることが出来る作品が、きっと生まれるのではないでしょうか?
どうか皆様のご支援を、心から深く深く、お願い申し上げます。
Jose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)
1954年マドリード生まれ。蜜蝋の支持体に、油彩で花や蝶のモティーフを描いた大画面の連作で知られる現代スペインを代表するアーティスト。現在はパリとマヨルカを拠点に制作を続け、マドリード、パリ、ロンドン等でコンスタントに作品を発表している。祖父の代から活躍した建築家のファミリーに生まれ、父の希望もあり建築を学ぶが、アートに対する強い欲求を抑えきれずサン・フェルナンド美術大学に進学し、アーティストの道を選んだ。80年代後半になると新たな表現形式の確立を目指し、独自のテーマ、”光のマティエール”探求へと向かい、1990年、蜜ろうを使った独自の方法で表現領域を拡げて現在の様式を完成し、国際的に大きな評価を得た。日本では2008年長崎県立美術館、2013年福島県立美術館、2014年スペイン大使館で作品を発表。
・お礼状とレポート 当プロジェクトの実行委員会からのお礼状と、今回のワークショップのレポートをお送りいたします。
・プロジェクトのノベルティはがきセット
本年秋、岩手県内の高校生を対象として行われる「Magdalena Sole(マグダレナ・ソレ)公募写真展」で賞を受賞した作品をハガキにします。写真展のテーマは「食事」。岩手県の高校生の日常を伝えるはがきとなる予定です。
・展覧会の図録 展覧会に出品する7名の海外アーティストと5名の国内アーティストの作品を収めた図録を制作予定です。こちらは会期中に有料で販売されるものとなります。
・展覧会場で行われるコンサートについて
展覧会会場となる、盛岡市の指定保存建造物である「徳清倉庫」で行われるコンサートです。この会場では、ホセマリア・シシリアが「もりおか」をテーマとし、マグダレナ・ソレの映像とコラボレーションした作品を発表する予定ですが、この会場で1日に1回だけ、尺八のラルフ・サムエルソンとフルート奏者のエリザベス・ブラウンの コンサートが行われます。(人数限定・要有料チケット)きっと素晴らしい空間をお楽しみいただけることと思います。
徳清倉庫の外観
・展覧会のプレオープンについて
この展覧会は、2016年の10月1日からの開催ですが、関係者だけを招いた内覧会を9月30日に行う予定です。まだ一般に公開されていない空間に、ぜひお越し下さい。
・展覧会レセプションについて
展覧会オープン前日の9月30日の夕刻、アーティストと展覧会関係者を招いたレセプションを開催します。レセプションでは、参加アーティストと自由に交流していただける機会となります。ぜひ様々な会話を楽しんで下さい。
この作品は、2011年3月のカレンダーに当時 何があったかを書いてもらうワークショップの作品です。そこに子供たちが書きこんだのは、楽しかった思い出の数々。
津波は悲しい出来事ではあったけれど、その前後にある記憶はそれだけではないことを留めたかったのだとシシリア氏は言います。
こうしたワークショップは、辛い記憶を甦らせるものなのでしょうか?
それとも新たな歩みへ踏み出す気持ちを与えるものなのでしょうか?
アートは震災を風化させません。
皆様のご支援を、心からお願い申し上げます。
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