「in-Sight インサイト」クラウドファンディング終了まで1か月・今の想い②
vol. 14 2026-02-25 0
いつも「in-Sight インサイト」をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
静岡県に拠点を置く出版社、「在野社」の代表を務める浅野と申します。
昨年、まだこのサイトが産声を上げるまえより開始していたクラウドファンディングは、3/25 23:59をもちまして終了します。
サイト公開に至ったいまだからこそ、改めてこのプロジェクトにかける想いを語りたいと思います。
後半は独自のプラットフォームにこだわり「世界観」を築く意味、その詳細をお話しします。
前篇はこちら→https://motion-gallery.net/projects/in-Sight_zaiyasha/updates/59819/
文責:
浅野葛(合同会社在野社・編集責任者)
拠点、文化をつくる
しかしながら先にも述べた通りインターネット上での表現方法がありあまる時代、「独自のWebサイトを持たない」ことを選ぶ企業もあるというのに、「世界観」というちいさな点のために大金をはたく価値があるのか、と思われるかたもすくなくないでしょう。
実益や経営の実質を考えれば、「ない、かもしれない」というのが正直な回答です。
ならば、なぜ利益にならないことに足を踏み出すのか。
その源流には、もういちど初心に戻り「出版社の仕事とはいったいなんなのか、見つめ直したい」という私自身の想いがあります。
昨年5月にはじめての出版物を刊行し、その動向を見ながらずっと考えていました。
大きな労力とお金をかけて「本」をつくり、売ったお金を回収し、それをもとにあたらしい本をつくる。
商売として至極シンプルな考え方ではありますが、業界の慣習などの要因により、そのサイクルはわずかでも座標がずれてしまうととたんに回らなくなる、とても弱々しい土台に支えられたものです。
ここでは詳しい言及ができず残念ですが、その現実を見せつけられました。
苦しさにあえぎながら、ただ一点を見つめていました。
出版社は「本を出すこと・売ること」だけが仕事なのか。
否、「文化」をつくることが本当の仕事だろう。
在野社は静岡県の沼津市という場所に拠点を置いています。都会で生み出されたIP(知的財産)によって「聖地」となり、まちづくりの振興が進む一方、人口減が加速する現状があります。
私自身はこのまちの出身ではないものの、幼少期からなじみの深い場所。数年暮らしてそのようなまちの状況を見るに、「いつかこのまちで育ったひとが離れることになったとしても、こころのよりどころになるような独自の文化をつくりたい」と思いました。それが会社を興した原点にあります。
それを思い出したとき、会社はすこしずつ変化をはじめました。
「in-Sight インサイト」はこの変革と地続きの場所にあります。
私は究極的に、「in-Sight インサイト」を単にコンテンツありきのWebマガジンだとはとらえておらず、「自由」を愛するひとたちによるひとつの拠点、文化となる……そのような可能性をもつものとして育てることを目標にしています。
そしてそれにふさわしい「入れもの」を用意したいと考えました。
「イニシャルコスト(初期投資費用)が低い」というだけでインスタントな手段にたより、つくろうとしない、世界観に挑まない……そのような姿勢のもとに「文化」は生まれるのか。
そのような「反骨精神」が私を突き動かし、この世にふたつとない拠点を生み出しました。
育てられるプラットフォーム
もちろん「in-Sight インサイト」に価値を感じられるのかどうかはそれぞれですし、現時点でジャッジできるものでもないと思います。
しかし、この「拠点(プラットフォーム)」を生み出した張本人である私がやるべきことはとてもシンプルです。
できるだけ多くのひとに関わってもらい、このプラットフォームがもつ可能性を伸ばしてもらうこと。
なにをもって「自由」とするのか。そのとらえかたも書き手や読み手に委ねる。
……というのは、ある意味では無責任と見えるかもしれません。
しかし、私のような凡才がうじうじと悩んでいるより、多くの才能の自由に委ねたほうが、この場所は一層盛り上がっていくはずだ、そのような確信をしています。
「in-Sight インサイト」は「自由」を尊ぶこころさえあれば、どのように使っていただいても大丈夫な場所です。そのように設計したつもりです。
もし「自由」にこの場所からなにか発信したいとお考えであれば、その声をぜひ聞かせてください。ともにこの場所を育てていけたら嬉しいです。
ご支援のお願い
ここまではなはだ勢いだけの、めちゃくちゃな乱文をお読みくださりありがとうございます。
繰り返しになり、大変申し訳ありません。しかし、たいせつなことなので、お伝えさせていただきます。
クラウドファンディングは1か月後、3/25にご支援受付を終了します(2月は日数がすくないため、もう残り30日を切っています……)。
「in-Sight インサイト」は本公開を無事迎えることができましたが、長く活動を続け、かつ上で述べるような理想に近づくために、クラウドファンディングの達成は不可欠なものと認識しています。どうかこの想いに共鳴くださったら、ご支援をいただけませんでしょうか。また、すでにご支援をくださったかたにおかれましては、お知り合い等に情報の拡散などいただけますと嬉しいです。
ご支援金は、運営費および著者報酬として大切に使わせていただきます。
ぜひご検討のほどをよろしくお願いいたします。
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