ロサンゼルスで
vol. 9 2025-04-14 0
4月9日16時半頃、無事にロサンゼルスに到着、米国に入国しました。
カリフォルニアの青い空の下のドライブ、パームツリーとダウンタウンの高層ビル群、HOLLYWOODの看板…とのっけからLAの景色を満喫。空港までロス在住のKさんに迎えに来てもらい、リトルトーキョーにあるミヤコホテルまで車で送っていただきました。MIYAKO HOTELの壁面、大谷翔平の巨大壁画の左下には山本由伸の姿が。
翌10日の午前中はリトル・トーキョーでゆっくり。全米日系人博物館は新しい資料展示を加えるべく来年までリニューアル中でしたが、スタッフとして活躍されているMさんと日本人村のカフェでお出会いし、お茶しながら貴重なお話を聴いて、日系人の歴史にも想いを馳せました。
13時よりドジャースのスタジアムツアーに参加。ガイドのスタッフおじさん(我々も、ですが)の説明で、奇しくもこの日4月10日がドジャースタジアムのバースデーだと知りビックリ!!ちなみに私(越川)も1962年生まれの同い年。ブルックリンからロスに移転して来た1958年から数年後、紆余曲折を経てこの地に建設され開場したボールパークは、輝かしい歴史とピュアなベースボールの愉しさが、至る処に満ちていました。それにしても上段席からは見下ろすように、グラウンドレベルでは臨場感たっぷりと。フィールドと観客席のこの近さ!!
リトルトーキョーの歴史が141年前に始まった場所に立つお店・文化堂で見つけた『JAPANESE AMERICAN BASEBALL in California』は、日系人野球の歴史を記した貴重な一冊。ハワイに起源を持つ、日系人独自のベースボールの歩み。ニグロリーグで活躍した選手たちもそうだったように、メジャーリーグでは白人以外はプレーしていない長い時期があったことに改めて気づかされました。MIYAKO HOTELの建物に描かれた大谷翔平と山本由伸の巨大な壁画の備える意味には、とても深いものがあります。
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