クラウドファンディング始まりました!
vol. 1 2020-10-01 0
はじめまして。活弁映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』のプロデューサー岡本です。あだ名は「おかP」って言われたことがあります。この際、せっかくなのでそう覚えてください。笑
これからできるだけ毎日記事をアップデートしていきたいと思いますね。
まずは、何よりもこの写真をご紹介したいと思います。これは、毎年7月15日の祇園祭の日、八坂神社から鴨川の間に続く祇園商店街(四条通の東端)の路上にスクリーンを立てて行う「祇園天幕映画祭」の一風景です。
この写真の右側に座ってマイクを持っているのが大森くみこ弁士。誰もが知っている昔話『浦島太郎』に活弁を当てている様子です。
この路上で行う祇園天幕映画祭は、祇園祭を行き交うお客様に映画を楽しんでもらうという趣旨で2008年から行なっており、毎年どんなプログラムだったら楽しんでいただけるかを試行錯誤しているのですが、2018年に初めて大森さんに活弁上映をご依頼して、その盛り上がりにとても感銘を受けたのです。
とにかくたくさんの人が足を止めて見入っていて、ご年配の方から小さな子どもまで、また、若いカップルや友達同士も、ほとんどの人が初めて観るであろう活弁に魅了されていたのです。活弁という日本独自の映画文化は今はあまり知られていないけど、その面白さはどんな世代にも通じるんだなと。
その時、思いました。自分が好きでプログラムした活弁、これを現代劇に当てたらどんな感じなんだろう? そして、活弁を当てることを前提にした上で映画を作ったら、普通の新作映画ではしていないような、様々な演出ができるのではないだろうか?
その思いつきを、大森さんにお電話で話してみました。きっと最初は「ハテナ?」だった大森さんに「とにかく直接会ってください」と。そして、もう一人。この「活弁ありきの新作サイレント映画」を僕は絶対に誰もが楽しめるコメディーにしたかったので、京都芸術大学の後輩で監督・女優をしている辻凪子さんにオファーしました。そしたら「とても興味がある」と!
そうして、京都祇園のイタリアンレストランでお二人と会いました。すると、二人には既に接点があったのです。辻さんが学生時代、大阪で大森さんの活弁を観たことがあると。これはもはや「神様のお導き?」と言ったら大袈裟ですが、企画が動き出すには充分な状況でした。
それは2019年7月のこと。今から1年3ヶ月前。それからのお話はまた次回以降にでも。
最後までお読みいただきありがとうございました!
おかP
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