東京国際映画祭開幕
vol. 8 2014-10-24 0
監督の坂口です。昨日10月23日、東京国際映画祭が開幕しました。
「抱擁」が選出された日本映画スプラッシュ部門は日本映画の今と未来を紹介するプログラム。「抱擁」は試写会も開催していないので、この東京国際映画祭が、完全にワールドプレミア上映です。
午前中のプレス用試写会では、終了後、海外の映画関係者が「本当に良かった」と涙ながらにプロデューサーの落合に話しかけたとのこと。ほかにも「今年の東京国際映画祭、最初の一本がこの作品で本当に良かった」というジャーナリストや、様々な方の反応を聞き、安堵というか不思議な気持ちに。
オープニングのレッドカーペットに、「抱擁」のスタッフも参加。撮影は一人で行ったが、完成までに仲間の力が結集して、こうして一つの作品に結実したことに改めて感謝と喜びを感じる。途中で、「僕、おばあちゃんがいるので『抱擁』は予告篇だけで涙が出ました」と言う、映画祭のナビゲーターのタレントのハリー杉山さんにインタビューを受ける。若い方にも観ていただけたら嬉しい。
映画は国境も、年齢も、あらゆるものを越えて、人々の心に広がる力を持つということを、改めて教えてくれるのが映画祭の魅力。
「抱擁」の上映は25日、28日。ぜひ多くの方に足を運んでいただけたら幸いです。
https://twitter.com/HouyoMovie/status/525335114457165824
坂口香津美