【本と川と街 プログラム紹介 その12】
vol. 17 2021-10-27 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
ネオ歩荷/あいくま
50年以上前に新潟県小滝で植えられた林の木を、あいくま自身が実際に伐採し深川まで持って行く過程を撮影した映像作品を発表。木を植え、育てる行為には未来への展望がつきものだ。かつては全国的に杉が植えられたが、小滝地区にはブナ林が存在し、樹齢は推定50年ほどだ。植樹した彼らはどのような想いを抱いて、現在の私たちに残したのだろうか。そんなことを考えながら、私は一本の木の、一生を終わらせる。そして、木がさまざまな素材へと生まれ変わる木場の街、深川へと足を運ぶのであった。
プロフィール:
あいくま/札幌市出身。京都造形芸術大学でアートを学び、2020年に新潟県糸魚川市に地域おこし協力隊として赴任。ヒスイの産地として知られる秘境・小滝集落にある小滝森林組合に勤務すいる傍ら、アート制作活動を行う。私がつくるのは道具であり、装置であり、手段である。
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街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。
ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。