【本と川と街 プログラム紹介 その11】
vol. 16 2021-10-27 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
「日常記憶地図」ワークショップ/サトウアヤコ
「日常記憶地図」は、地図のよく行っていた場所や道をなぞることで、ある時期の個人的な場所の記憶と世界を俯瞰的に想起するメソッド。発案者のサトウが2019年に深川で8人の記憶を聞き取り《日常記憶地図 深川・清澄白河編 1960-2019》を東京都現代美術館で展示した。収録した冊子に惹かれた黒崎亜弓が『深川福々』での取材を経て企画した。サトウによるワークショップは、自分自身の場所の記憶を思い起こし、少しだけ語り合うものと、家族やパートナー同士でお互いの記憶を聞き、風景を"共有"しようとするもののふたつ。
プロフィール:
サトウアヤコ/曽祖父、祖父が深川に住んでいた。2010 年から「mogubook」、「カード・ダイアローグ」など複数のプロジェクトで、言語化のプロセスや媒介的なコミュニケーションを探求している。
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街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。
ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。