会場入りしました!
vol. 2 2024-05-14 0
能力にも人格にも足りないところだらけの私が、今回こうしたちょっとした大きさの風呂敷を広げたようなプロジェクトを展開するのにあたって、本当にたくさんの方のお力をお借りしています。
劇団唐ゼミ☆様のブログ(今回の舞台監督である齋藤さんが執筆してくださいました。)
http://karazemi.com/blog/note/512-4.html
Nitchecraftと関係舎の辻本さんのnote(平泳ぎ本店とは旗揚げ以来9年間の付き合いとなる小道具協力の辻本さんが書いてくださいました。)
https://note.com/propmind/n/n0efcd07a93d4?sub_rt=share_pw
自分がいま何をしようとしているのかを、他の方からこうして力強く言葉にしていただいたものをあらためて読むと、身体の奥の方から物理的に力が湧いてくるのを感じます。
本当にありがたいことです。誠にありがとうございます。
さて、当初会場入りを予定していた昨日(5/13)は思いきり雨に降られたため、今日が晴れて(空も、)会場入り1日目となりました。
劇団唐ゼミ☆さんが普段を作業されている綱島のハンディラボで製作してきた所作台を、実際の会場に合わせてぴったりと敷いていく施工が今回の設営の最も大きな作業です。
完成してハンディラボの駐車場に積み上げられた所作台。この所作台が、どう展開されるのか…!
本日の作業は、当初想定していたよりも時間が掛かりました。
「未来のことを考えると…いい加減にはできないから……」「自分たちが使うだけならもっといい加減でいいんだけどね…」「また必ずどこかの誰かが使うんだと思うと、仕事の精度を上げざるを得ない…」と、舞台監督の齋藤さんや仕込みの得意な熊野さんが仰っていたのがとても印象的でした。
この仕事は真実未来のためなので、安易な妥協ができないのです。みんな朝から夕方まで集中を切らさず、丁寧な仕事をしてくれたことに頭が上がりません。
搬入時の様子。
目に緑が鮮やかな、気持ちよく晴れた5月の風に吹かれながら、私たちの今回の野外劇の公演はもちろんのこと、私たちがここを去ったあと、この場所で上演されるかもしれない未だ見ぬ野外劇のことを想像しながら作業する皆を見ているのはとても贅沢な時間でした。
インパクトでビスを打ち込む鈴木大倫
すこしずつその全貌が見えてきている「所作台」が、この場所にもたらしてくれるもののことを考えると私はものすごくワクワクします。
明日の夕方からはいよいよ場当たりがはじまります!