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身体表現を専門にする人にとって魅力的な舞台になるような所作台づくりをクラウドファンディングで実現!
平泳ぎ本店の次回公演に向けて、野外劇を上演するために必要な舞台の床(所作台)を製作するプロジェクトです。自団体だけではなく、これから野外劇に挑戦するすべての方々に使ってもらえるような機能性の高い丈夫な所作台をつくります。
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平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co. 2015年より活動開始。メンバー全員が俳優であり、俳優主体の創作を行っている。 俳優自身の発想を基に、ディバイジング(集団創作)により様々な演劇手法を駆使しつつ、演技体を織り交ぜ凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴がある。 「真剣に演劇について悩んで、真剣に演劇を愛する」(クリス・グレゴリー氏)。 ①オリジナル作品での海外公演 ②未だ誰も想像していない場所での野外劇の遂行 ③創作拠点となる劇場の建設 を次の10年の活動目標とする。
平泳ぎ本店の次回公演に向けて、野外劇を上演するために必要な舞台の床(所作台)を製作するプロジェクトです。自団体だけではなく、これから野外劇に挑戦するすべての方々に使ってもらえるような機能性の高い丈夫な所作台をつくります。
はじめまして。
平泳ぎ本店という演劇のカンパニーを主宰しております松本一歩(まつもとかずほ)と申します。
私が主宰している平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.は2015年より活動を開始し、メンバー全員が俳優であることから俳優主体の創作を行ってきました。
私たち平泳ぎ本店の演劇は俳優自身の発想を基にしながら、ディバイジング(集団創作)によりさまざまな演劇手法を駆使しつつ、演技体を織り交ぜ凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴があります。
近年ではコロナ禍による中断を経て『俳優の魂/贋作 不思議の国のニポン演劇盛衰史』(2022年、第2回新潟劇王)、『米の国のコメ吉の冒険をしるす劇』(2023年、第3回新潟劇王)といった作品を発表しました(会場はともに新潟市のりゅーとぴあ劇場)。
これまでに神奈川県庁での特別公演や下北沢の路上演劇祭への参加など、劇場外でのパフォーマンスも得意としてきました。
そして現在、
①オリジナル作品での海外公演
②未だ誰も想像していない場所での野外劇の遂行
③創作拠点となる劇場兼アトリエの建設
の三つを次の10年の活動目標としています。
さて、今回はじめて野外劇を上演に参加するにあたり、現地での下見を何度も重ねるなかで 「ぜひ所作台(舞台床)をつくりたい」と強く思うに至りました。
というのも利賀村や静岡芸術劇場といった国内有数の野外劇場に足を運んだ際、上演の際にはかならず床には一面に木でできた所作台が敷かれているのを目にしてきていたからです。
野外劇場の床に敷かれる所作台のイメージ。900*1800(三尺×六尺)サイズの木でできた床。
野外で演劇を上演しようとする時、土やコンクリートの地面の上に木でできた所作台を一枚敷くだけで、 そこに立つ俳優の表現の幅は想像以上に大きく広がります。
私たちが次回公演で作品を発表する場所に所作台を一枚用意するだけでこれから先さらに多様な作品が上演され、演劇にかぎらず ダンスや舞踊、パントマイムといった身体表現を専門とされる方々にとっても魅力的な場所が生まれるのではないかと考えました。
photo by Kyono Hirose
このプロジェクトでは平泳ぎ本店の次回公演で野外劇を上演するための舞台用の所作台(木の床)を製作します。
あらためまして、平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.主宰の松本一歩です。
松本一歩 Kazuho Matsumoto
1989年生まれ 平泳ぎ本店主宰・俳優・演出。
早稲田大学文学部 演劇映像コース出身。
シンプルなものと過剰なもの、素朴なものと込み入ったもの、わかるものとわからないもの、様式的な美しさと生身の俳優の魅力と、相反する二つのものを舞台の上に両立させる上演を志す。
「言葉でもって言葉を超える瞬間」や「言葉の芸術なのに『言葉に出来ない』瞬間」を追求する。
photo by Mikio Kitahara
そして今回所作台のデザイン、製作をお願いするのはKAAT神奈川芸術劇場などの公共劇場でも広く仕事をされ、高い技術力に定評のある齋藤亮介さん(劇団唐ゼミ☆)です。
もともとは2024年5月17日から19日にかけて上演する平泳ぎ本店の第8回公演『若き日の詩人たちの肖像』のための舞台セットとして製作を検討していたものでしたが、 一度きりの公演で製作して公演終了後にすぐ廃棄してしまうのでは持続可能性にあまりに乏しいと考えました。
平泳ぎ本店 次回公演フライヤー
平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co. 第8回公演
『若き日の詩人たちの肖像』
2024年 5月17日(金)ー19日(日)
公演詳細はこちらから。
https://hiraoyogihonten.com/2024/02/24/hiraoyogi8t...
せっかく今回所作台をつくるのならば、我々だけが使うための 一回限りのものではなく、これから先、野外で演劇を上演したいと考えるすべての方々が気軽にいつでも利用できるような取り回しのよい、機能性の高いものを製作したいと思いました。
特に若い人たちにとって、野外で演劇を発表する時になるべく少ない負担で幅広い作品を発表できるようにするための便利な舞台機構になるようにという願いを込めて今回所作台を製作します。
今回のクラウドファンディングで集まったお金は所作台製作のための材料費、製作のための作業人件費、図面作成費、さらにもし必要になった場合には所作台を保管するための倉庫代といった用途に充てられます。
舞台図面、イメージ。斎藤さんによる作成。
今回このプロジェクトで私たちがつくるのはただの舞台の床ではありません。これから先、野外で演劇作品を発表したいと考える人たちの表現の可能性を広げるための 大切な舞台機構です。
現在東京の小劇場界ではこまばアゴラ劇場の閉館を受け、若い人たちが演劇作品を発表できる場所や機会がどんどん少なくなってきています。
東京のみならず日本各地でもまた、小劇場と呼ばれる場所が次々と閉館の憂き目にあっている現状からも目を逸らすことができません。
こうした状況に、ひとりの演劇人として、自分にできる範囲でひとつの応答をしたいと思いました。
そうはいっても、新たに劇場を建てることは私にはとてもできません。
ただ土やコンクリートの地面の上に、木でつくった 床板をたった一枚敷くことで、その場所の野外劇場としてのポテンシャルが大きく開花し、若い才能のゆりかごとなるような役割を果たすようになるかもしれないという妄想を今、強く抱いているのです。
photo by Kyono Hirose
舞台に立つことを 「板に立つ」というように、舞台芸術においてはたかが床、されど床です。
与えられたひとつの場所を劇的な空間へと変容させるのは、他ならぬそこに立つ 俳優たちの力です。
そしてそこに立つ 俳優、ダンサー、パフォーマーたちの生身のからだの可能性を120%発揮できるようにするためには、どのようにしても床が必要なのだと強く考えているのです。
裸足でそのまま立つには、舞台面が土やコンクリートのままでは俳優の足の裏や膝、
腰への負担が大きくなってしまいます。
photo by Kyono Hirose
2024年4月30日 木材の発注
2024年5月7日 所作台の製作開始
2024年5月13日 現地入り、施工開始
2024年5月14日-16日 設営、調整
2024年5月17日-19日 公演本番
2024年5月20日 撤収作業
上記スケジュールにて、プロジェクトを進行してまいります。
【きもち】
◆御礼のメール
一通ずつ、御礼のメールをお送りします。
◆平泳ぎ本店ブログへの御芳名の掲載(小・大/希望される方のみ)
平泳ぎ本店のブログ
https://hiraoyogihonten.com/へ、御芳名を掲載します。
◆当日パンフレットへの御芳名の掲載(小・大/希望される方のみ/5月15日応援完了分まで)
公演会場で当日配布するパンフレットへ、御芳名を掲載します。
◆公演リハーサル記録映像
公演のリハーサルの記録を撮影・編集した映像をご覧いただけるURLをお送りします(視聴期間は2024年12月31日23:59までです)。
◆御礼のビデオメッセージ
今回の公演関係者より、感謝の気持ちを込めた御礼のメッセージを映像にてお送りいたします。
【かたち】
◆メッセージつき舞台写真
今回撮影する舞台写真(撮影:北原美喜男)に、御礼のメッセージを添えてお送りします。
3万円以上のご支援をいただいた場合には主宰・松本一歩の直筆のメッセージを添えさせていただきます。
( 写真はイメージです。)
◆ステッカー(非売品)
カンパニーステッカー(非売品)をお送りします。
◆公演ポスター
公演ポスターに俳優陣のメッセージを添えてお送りします。
◆カンパニーTシャツ
最新版のデザインのカンパニーTシャツをお送りします。
5万円以上のご支援をいただいた場合には俳優陣のサインを入れさせていただきます。
(
写真はイメージです。)
◆小道具
公演で実際に使用するさまざまな小道具の中から、ご希望のものをおひとつお送りします。
(※再演が決定した場合やどうしても替えが効かない場合など、ご希望に添えない可能性もございます。また小道具のご希望につきましてはご支援いただいた際の先着順にてお伺いします。)
(
写真はイメージです。)
※注意事項
今回特典として公演チケットのお取り扱いはございません。たいへん恐縮ですが、公演チケットはクラウドファンディングとは別に
平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co. 第8回公演 『若き日の詩人たちの肖像』 in東京 - パスマーケット
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0...
よりご購入をお願いいたします。
想定されるリスクとして、今後もし万が一のことがあれば野外劇を上演することがなくなる可能性や、今回製作したとしても所作台自体を活用してくれるカンパニーがまったく現れないことなどが考えられると思います。
こうしたリスクを克服するために必要なのは、 人と人とのつながりだと私は考えます。
劇場ではなく 多くの人が気軽にアクセスできる野外で演劇を上演することをおもしろいと思い、これから先ともに野外劇の上演に挑戦してくれるような俳優、演出家、劇作家といった演劇関係者の方々とあらためて出会い直すこと。
そしてこれから野外で演劇を上演するといったときに、単に自分たちの演劇だけではなくて、近隣の住民の方々やその場所の利用者の方々との関わりの中で、 演劇の公共性ということについて考えを日々深めながら、高いモラルをもってともに野外での演劇に取り組んでゆける方々と出会うこと。
そして今回私たちが製作する舞台の所作台がもたらす効果を理解し、その 舞台機構を駆使して志高く作品をつくって発表してくれるような人たちとの繋がりを、今回の挑戦を通じて生み出していきたいと思っています。
目標金額未達の場合でも、自己資金でプロジェクトは実施します。
未達でもリターンをお届けいたしますので、ご安心ください。
「自分たちの場所は自分たちで用意するのだ」と、9年前に劇団の旗揚げ公演ではじめてこのMotionGalleryでクラウドファンディングに挑戦した時にもやはり同じことを考えていました。
https://motion-gallery.net/projects/hiraoyogihonte...
こまばアゴラ劇場の閉館というニュースはやはり大きなインパクトを伴って東京の、日本の演劇関係者に受け止められたと思います。
私もまたその一人です。
どうにかして 若い人たちが負担なく実験的な演劇を発表できるような場所を自分たちの手で用意することはできないかと、ぼんやりと考え続けていました。
そんな折、学生の頃から長く(16年間)暮らしている早稲田の街で野外劇を上演することができる機会がたまたま巡ってきました。
野外劇ならば、土やコンクリート、野原の上に一枚の板を敷くだけでそこが舞台になります。そして 多くの人たちが集まればそこが劇場になり、これから継続して公演が積み重ねられていけば新しい野外演劇のメッカが生まれるかもしれない。そんな想像が一気に膨らみました。
ほんとうはこまばアゴラ劇場に次ぐような劇場を建てられたらいちばんいいのでしょうが、そこまでの資本は私にはありません。
(ハードとしての劇場機構だけではなく、そこで働かれていたアゴラ劇場が育てられたプログラムオフィサーの方々や劇場運営のノウハウなどのソフト面も一朝一夕に真似できるものではないこともまた、重々承知しています。)
だからせめて今回野外劇を上演するときに 地べたで上演するのではなくて、一枚の板を敷きたいと思いました。 たった一枚、舞台の床を敷くだけでその場所も私たち俳優自身も、互いにもてるポテンシャルを大きく花開かせるのだという直感がありました。
しかも野外劇場は野外であるからこそ、感染症などの非常事態には結構つよいのです。
そして開かれた野外であるからこそ、通りがかりの人たちや近隣に暮らす方々など、
劇場よりも多くの方々がより気軽に演劇にアクセスできるような機会を創出してくれます。
コロナ禍によるロックダウンを経験した身として「国破れて山河あり」ではありませんが、東京で演劇に携わる人たちにとって 「この所作台があればこれから先何があっても演劇が上演できる」と思えるような、そんな舞台装置になってほしいのだと、おおげさですが心から思っています。
そうして今回ただ野外劇を上演するだけではなく、私自身の野外劇への想いや、演劇関係者の方々がもしこの発想に共感し、期待してくれるのならばその想いをも、ひとつの形にして残したいと考えました。
いま私たちに必要なのは新しいハコではありません。演劇に、もっといえばこの国の文化にともに想いを寄せることができる広場が必要なのだと思います。
photo by Kyono Hirose
かつてロマン・ロランは言いました。 「広場に花で飾った一本の杭を立てよ。そこに民衆を集めよう。そうしたらそこで祭りがはじまる」と。
今回わたしたちが広場に敷くのは杭ではなく一枚の板ですが、願わくは東京の、日本の小劇場の演劇に想いを寄せる方々がそこに集まり、ちょっとあたらしい野外での演劇のお祭りが本当の意味ではじまる日を、私は心待ちにしています。
最後までお読みいただいて、誠にありがとうございました。
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