一枚の舞台の床が、才能のゆりかごに。
野外で自由に演劇を上演できるようにするための所作台をつくりたい。

お世話になっております。

平泳ぎ本店　主宰の松本一歩です。

おかげさまで無事にプロジェクトがスタートいたしました。
正直事前の調整・準備が不足していた感は否めず、しばらくは動きが出ないかもしれないということを覚悟していたのですが、これまでに15名の方々から112,000円のご支援を賜ることができました。

お一人お一人のご支援が届くたびにしたたかに勇気づけられております。
このプロジェクトを見つけ、気付き、応援してくださいまして、誠にありがとうございます。

さて、本日5/13よりいよいよ今回の会場となる戸山公園へと入って設営の作業が始まります。

いろいろと順番が前後してしまうのですが、今回製作する所作台はなんと既に完成しております！

先日リハーサルの合間を縫って、今回の出演陣の中でもこうした”タタキ”と呼ばれる道具の製作作業が得意な人たちでお手伝いをしました。

舞台監督の齋藤さん製作の緻密な図面。これから先も繰り返し使うことができ、取り回しがよくなるように設計上も様々な工夫がなされています。

唐ゼミで長らく活動されてきた熊野さん。見事な腕前。

今回の製作作業には劇団唐ゼミ☆の俳優である米澤剛志さん、唐ゼミゆかりのワダタワーさんらも力を貸してくださっています。

こうした作業も唐ゼミさんの拠点であるハンディラボという場所をお借りして行うことができています。

走りながら考えているばっかりに進行上のいろんな順番がおかしくなっているところ、「クラウドファンディングを絶対に成功させるので平台をつくってください！」という私のお願いに応えてくれる舞台監督の齋藤さんが、実は今回のプロジェクトの一番のスポンサーだったりします。齋藤さんには感謝してもしきれるものでなく、本当に頭が上がりません。

応援してくださる方々がいらっしゃるのも、そうして支えてくださる舞台監督の方がいてくれるのも、何一つ当たり前のことではありません。

さてそんなこんなでいよいよ今日から今回の会場となる戸山公園に入るのですが、窓の外を見てみるに思いきし雨が（結構強い雨が）降っています…！！

制作した所作台は現地でこまかな調整作業をして、晴れて完全な舞台機構として完成となります。

空模様が気になりますが、どうぞ引き続きご期待ください！！