現存する左甚五郎の作品たち
vol. 3 2022-07-04 0
こんにちは!プロデューサーの相原です。
江戸時代に活躍したとされる左甚五郎。このプロジェクトがスタートして、様々な文献を読みましたが、実に謎深い人物です。
・左利きであったために「左」という姓を名乗った
・地元の大工に腕の良さを妬まれて右腕を切り落とされたため「左」と呼ばれるようになった
・生まれが飛騨高山で、「飛騨高山」がなまって「左」と聞こえたため左の名を名乗った
・彫刻の腕が長けており、右に出るものはいないため、左と呼ばれた/名乗った
・制作年代が300年間に及ぶため、左甚五郎とは一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞として使われたのではないか...
などなど様々な言われがあります。
「甚五郎作品」と言われのある作品のある場所を集めてみたのがこちらのマップになります。日光東照宮の「眠り猫」を筆頭に、見たことのある彫刻があったり、意外と身近に甚五郎作品があるんだなーと思われる方も多いかもしれないですね。
江戸時代、左甚五郎が彫った彫刻には魂が宿ると言われていたそうで、夜な夜なその彫刻が動き出すのだという噂話が全国に広まり、今や講談などで甚五郎の逸話が語られるようになったそうです。令和の時代では、我々の作る甚五郎に魂が宿り、スタジオでかなりアグレシッブに動き回っていきますので、引き続きどうぞお楽しみに!
今日からいよいよ撮影スタートです!甚五郎も、犬丸達のいる場所にちょうど到着したようです。。。