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被爆者の人生を記録する『参加型デジタル・アーカイブ』をクラウドファンディングで実現!
広島、長崎への原爆投下から70年。生存する被爆者の平均年齢は80歳を超えました。体験の風化が進む中、知る機会の少ないひとりひとりの「声」や被爆後の「たたかい」の記録を全世界に発信する「デジタル・アーカイブ」をつくります。
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70年前の第二次世界大戦末期、広島と長崎で、人類で初めて「原子爆弾」の被害者となった「被爆者」。 今でも、毎年8月になるとニュースや、テレビドラマなどの作品を通じて、彼らのことが取り上げられます。 しかし、実際にその「被爆者」と会って話をしたことがある、という方は少ないのではないでしょうか。 この先、被爆者の高齢化がますます進み、その数も急激に減少していく中で、彼らの経験した「被爆者としての人生」を記録し、残していくことで、この経験を後世へ受け継いでいきたい。 そんな思いで、私たちは今回のプロジェクトを運営しています。 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
広島、長崎への原爆投下から70年。生存する被爆者の平均年齢は80歳を超えました。体験の風化が進む中、知る機会の少ないひとりひとりの「声」や被爆後の「たたかい」の記録を全世界に発信する「デジタル・アーカイブ」をつくります。
1945年8月6日、9日。広島と長崎に原子爆弾が投下され、数十万人が「被爆者」となりました。その被爆体験はこれまで、被爆者自身によって世界のあらゆる場所で直接語られてきましたが、原爆投下から70年が経ったいま、被爆者がいなくなってしまった後の世の中で、誰がどのようにその経験を受け継ぎ語っていくのか、が非常に重要な課題となっています。
私たち「特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ 記憶遺産を継承する会」では、全国、全世界に散らばる、被爆者たちの手記・証言や、彼らの残した作品、運動史など様々な資料を収集、整理することで次世代への「記憶遺産」とすることを目指し、様々な切り口から活動しています。
今回のプロジェクトでは現在、これまでに全国から寄せられた手記、証言集などダンボール数百箱分に及ぶ資料のデータベース化をもとに、可能な限り(著作権、本人の意向等の関係上)のオンライン公開を進めていきます。
被爆したその時の体験については多くの証言資料が官民問わず提供されていますが、被爆者の方々は8月6日・9日の「あの日」以降も、何十年という年月を生きてきました。このアーカイブでは被爆以後から今日まで、被爆者がどのようにこの体験とたたかいながら生きてきたのかを網羅して、あらゆる人々が見られるようにしたいと考えています。
そして、データベース化された情報を元に、「“あの日”被爆者は広島や長崎で何を見、感じたのか。被爆したあと、どこでどのように生きてきた/亡くなっていったのか。どんな活動をし、何を残してきたのか」を時間の流れとともに追体験できるビジュアル化されたデジタル・アーカイブにしていくことで、より「見やすく、見たくなる」ものを提供します。
なお、デジタル・アーカイブ化にあたっては、首都大学東京の渡邉英徳准教授による「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」との連携が予定されています。
【渡邉英徳先生 コメント】
2010年に制作した「ナガサキ・アーカイブ」、その後の「ヒロシマ・アーカイブ」と、 被爆者の方の当時の体験を若者たちとともに記録し、デジタルアーカイブで可視化することに取り組んできました。 その過程で学び、受け取った多くのことを、今回のアーカイブを通じて、 たくさんの利用者の方に届けていきたいと思っています。
また、今回のプロジェクトによって、被爆当時だけではなく、被爆者の方々の「その後の生」を未来に残していけるようになります。 インターネット上にアーカイブすることで、情報は様々な垣根を超えることができます。 これまでよりもっと簡単に、もっと豊かな表現で、被爆者の方々の経験やそこからの教訓を、より広く伝えていけることに期待をしています。
【渡邉英徳先生 プロフィール】
首都大学東京 准教授 「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」などを制作。 2015年に沖縄タイムズ社と共同制作、公開された「沖縄戦デジタル・アーカイブ」は、文化庁メディア芸術祭に入選。 著書に「データを紡いで社会につなぐ」(講談社)など。
これまでの「アーカイブ」は、資料を閲覧者に「提供」することを役割としていましたが、今回のアーカイブではデータベースからオンライン地図へとマッピングする作業をユーザーが取り組める、「参加型」のアーカイブを目指しています。
これにより、体験を直接語ることができる被爆者がいなくなった後も、彼らの人生を追体験し、自らさらに次の世代へと残していく「継承」に取り組む機会を作り続けることができると考えています。
今回のリターンには、「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」メンバーの知人でもあり、以前から「福島の保育園児に安心な散歩道をつくるプロジェクト」への支援などに取り組む、コラムニストの安齋肇さんよりこの活動に賛同いただき、オリジナルデザイングッズを提供いただきました。
そのほか、被爆者との交流会ご参加、アーカイブ支援者一覧への登録などをご用意しております。
【特典①オリジナル絵はがき】
今回のプロジェクトのために、オリジナルで描きおろしていただいた絵はがきです。
【特典②オリジナルエコバッグ】
こちらもオリジナル描きおろしのエコバッグです。素材は不織布もしくはコットンを予定しています。
【特典③オリジナル手ぬぐい】
こちらもオリジナル描きおろしの手ぬぐいです。
【特典④】被爆者の方のインタビューを収録したオリジナル映像作品
「継承する会」では、これまでにいくつかの映像作品制作を実施しております。今回のリターンではそちらの映像作品をDVDとしてパッケージング、ご提供させていただきます。
【特典⑤】被爆者の方との交流会
「継承する会」では、被爆者の方の話を直接聞ける機会を年に数度ご提供しています。今回支援を頂いた方のみを対象に、特別交流会の場を設定させていただきます。
本クラウドファウンディングでは、まず集まった資料をデジタル・データ化する作業およびデータベース構築のための費用を集めます。この費用の多寡により、作業の進行が左右される可能性があるため、その他の資金調達手法も併せて展開してまいります。
【プロジェクトメンバーご紹介】
今回のプロジェクトは、特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会(以降「継承する会」)が運営・実行しています。
「継承する会」は、被爆者とその“ノーモア・ヒバクシャ”の願いを共有する人たちが、「被爆者の経験を後世に残し発信しつづけたい」という思いで設立されました。代表者は岩佐幹三(広島で被爆、写真下)、日本被団協の代表委員の一人でもあります。会の活動は会員と多くのボランティアによって支えられています。
ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会代表理事:
岩佐幹三(被爆者、日本被団協代表委員)
デジタルアーカイブ制作責任者:
岡山史興(「継承する会」理事、被爆3世、「ナガサキ・アーカイブ」実行委員会)
【プロジェクト全体の想定スケジュール】
今回のプロジェクトを通じて支援いただく資金は全額、データベースの初期構築費用として、デジタル・アーカイブの最初の一歩を形づくるために活用させていただきます。
【クラウドファウンディングに取り組む理由】
今回のプロジェクトを実現するための最初の資金調達方法として、クラウドファウンディングを実施することに決めたもっとも大きな理由は「今を生きる人のためのアーカイブ」をつくりたいからです。
記録はただ集めて残すのではなく、今を生きる人、将来を生きる人にとって必要とされるものでないと意味がありません次代の人々に確かに引き継がれ活かされることが、被爆者たちの願いでもあります。だからこそ、「今」を生きる方々に広くご賛同いただき、その証として実現のための資金を調達させていただくクラウドファウンディングという手法が、スタートとしてもっとも最適だと考えたのです。
【募集の内訳と目標未達成時について】
本クラウドファウンディング・プロジェクトで集まった資金はすべて、現在収集している「被爆者の記録」を、オンライン上においてデータベース化するための最初期費用として活用させていただきます。
もし、調達資金が目標金額にに届かなかった場合は、データベースの規模や機能を想定より縮小し、できる範囲内での構築・公開に取り組むことで、たとえ小さくともまずは現状の資料を少しでも早く公開していけるよう、プロジェクトをスタートしてまいります。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
「被爆者の体験を残す」と言われても、なかなか自分に関係のあることとは、捉えづらい方も多いのではないかと思います。ですが、そのことはまさに被爆者の方々がこれまで抱えてきたジレンマの1つでもあります。遠い昔の出来事、自分とは関係のない人が被害に遭った話・・・世の中の大半にとって原爆とはそのような話題なのかもしれません。しかし、被爆者たちが思い出すのもつらい体験を語り残してきたのは、子や孫はもちろん、世界の誰をも二度と被爆者にしてはならない、自分たちの苦しみが忘れられたら、またくり返されると思うからでした。
それでも、被爆者の全てが被爆体験を公にしてきたわけではありません。自分が被爆者である、ということを一切表に出さずに生きてきた方もいます。原爆被害は被爆の瞬間だけにとどまるものではありません。その後70年に渡る、彼らひとりひとりの異なる人生にこそ、ヒロシマ・ナガサキの本当の姿は現れているのではないでしょうか。
このプロジェクトは単に「被爆体験のデータベースをつくる」というものではありません。被爆者ひとりひとりの死と人生、原爆とのたたかいをつぶさに記録し、俯瞰することができるように。そしてその記録と公開の取り組みに、関心をもった全ての人が参加できるように。そんな願いと狙いを込めて、私たちはこのアーカイブ制作に取り組んで参ります。
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