昨夜は初のラフカット試写
vol. 5 2015-10-22 0
昨夜は遅くまで、映画・被ばく牛のラフカット版の初試写をしました。
取材期間総計50日、映像の収録時間は500時間以上、それを夏以降ワンカットワンカット編集を重ね、なんとかストーリーが見えるまでになりました。そして、阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭以降、この作品を親身になって応援してくれる民放で勤められ、映画監督でもある榛葉プロデューサーに見ていただき、貴重なアドバイスを受けました。2時間10分にも及ぶラフカット上映から、その後のミーティングへ・・・50を過ぎたドキュメンタリー制作者2人が深夜まで真剣な話し合いを・・・ミーティング終了後は、もう終電の無くなる時間が・・・作品を仕上げるための最後のスパイス、さらには欠けているもの、初見の目でみていただき、本当に助かりました。ここまで独りで孤独な作業ばかりしていたので、目が覚める想いと、完成に一歩づつ近づいている自覚を得られました。
映画、特にドキュメンタリーの自主制作は孤独です。資金がないため、全てを独りでこなす状況になりがちです。そんな中、映画の趣旨に共感いただき、手伝っていただける方が少しづつ現れてくる・・・無償でナレーションに協力していただいた方、スタジオ作業をタダで貸してくれた仲間、英語の翻訳作業を自ら申し出てくれた方など、自分一人でやってきただけではない・・・ということをつくづく感じています。
また責任も重大です。これからラストスパートむけ、さらに追い込み編集をかけていきます。