ドキュメンタリー映画「被ばく牛の生きる道」をクラウドファンディングで実現!

放射能汚染で被曝した牛。ドキュメンタリー映画「被ばく牛の生きる道」の制作をご支援ください。

  • 被ばく牛の生きる道
  • 映画
  • 福島県
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  • コレクター
    138人
  • 合計金額
    2,007,000円
  • 残り
    0日

目標金額は1,700,000円です。

FUNDED

このプロジェクトは、2015年11月25日23:59に終了しました。

このプロジェクトについて

被曝した牛を消し去りたい国と生かし続けたい農家。唯一の道である世界初の低線量被曝研究の資金は底を尽いた。時を経つ毎に絶望が深まる旧警戒区域の中で実際に起きている5年間の記録。

①時間が経つにつれ、絶望だけが深まる旧警戒区域の現状

私自身の動機 
これまで日々の糧を得ることを目的に30年間、映像の世界で生きてきました。しかし50歳を過ぎて自分の知恵と汗を流し、社会に役立つ作品を作りたいと強く思い始めていたのです。そんな思いの時に起きた東日本大震災・・・取材で訪れた福島県の相双地方は、冬も暖かく、千年続くサムライの伝統と豊かな自然が残り、住民の方々にとってこの土地はまさに桃源郷、そして何よりも福島の皆さんの温かな心に打たれました。2011年、震災と原発事故で被害を受けた相馬野馬追のドキュメンタリーを撮影する取材対象者のひとりがこの映画にも登場する畜産農家の方でした。経済価値の無くなった「被ばく牛」を生かし続けるためには、年間の餌代が何百万もかかる!被災者である農家がそんなことを続けていくことができるのか?その行く末をこの目で見てみたいと決意し、毎月1度は福島に通い続けました。目の前で起きている状況を記録するため、金曜夜、大阪を出発。片道850キロの福島まで高速道路を車で飛ばし、土曜の朝から取材。現地で1泊、日曜夕方にはまた車で福島から大阪まで戻るという強行軍。福島訪問は30回以上、述べ70日間ほど取材を重ねてきました。1回の撮影で、高速代・ガソリン代・宿泊費を含めると10万円は少なくともかかります。持ち出し費用は400万円を越しました。すべてを自己資金で賄ってきたため、私自身も限界点に達しました。研究成果が見えるあと少しだけ取材し、作品を仕上げたいと考えています。映画を完成させるには、皆さんのご支援だけが頼みとなります。

本プロジェクトへご協力いただいている団体
希望の牧場・フクシマ  代表 吉沢正巳さん
原発事故被災動物と環境研究会 事務局長他研究に参加している先生
Tokyo Docs (ドキュメンタリーを日本から世界へ / 日本最大の国際ドキュメンタリー祭) 

被ばく牛をめぐる悲劇を教訓に・・・                          原発事故による未曾有の大混乱で、着の身着のまままで避難した住民の皆さん。避難当初は一時的なものと思い、牛舎や豚小屋にいる家畜はそのままにしていった。ひと月、ふた月経っても帰れない状況は畜舎に閉じ込めたままの家畜を餓死させてしまった。一時帰宅でやっと戻ってきた酪農家や畜産農家は、その地獄のような光景を見て愕然とする。そして、僅かに生き残った痩せ細った牛や豚を解放してしまうのです。震災から2か月後、国は警戒区域内に住む全ての家畜を殺処分する方針を発表。当時、放射線量の高い警戒区域に入り、500kgを超える牛を捕まえて、殺処分する行政の執行者は誰もいませんでした。豚は餌を求めて、無人の人家に押し入るため、家を荒らす有害な家畜の烙印を押され、早々に殺処分が開始されました。が、牛の処分は遅れました。野の草を食べ、野良牛となった被ばく牛は丸々と太り、無人の町は野良牛たちの楽園となりました。しかし、その勇猛な姿も徐々に消えることに・・・

殺処分に同意する農家、同意しない農家・・・                      国は牛を殺処分するには畜主の同意書を求めました。強制執行となる口蹄疫などの伝染病予防への対応と違う点です。畜産や酪農の再開の目途が立たない中で、ほとんどの農家は泣きながらも同意書にサインしました。しかし、せっかく生き延びた牛を無駄に殺すのは忍びないと殺処分に応じない農家も現れました。農家は自分の牛を見つけては自分の牧場に連れ帰り、牧場から逃げないように電気柵で囲いました。震災1年目は30軒以上の農家が殺処分に反対。牛の世話をするため、町から特別許可を貰い一時帰宅する日々を送ります。野良牛は自然交配を繰り返し、その数は増える一方。殺処分に応じない農家の雄牛を去勢し、頭数制限しないと餌代はさらに増えると、大学の研究者や獣医師がボランティアで警戒区域に入ります。こうして、被ばく牛を接点に農家と研究者たちの絆が生まれました。国の研究機関は被ばく当初の放射線量が記録できていないため、生き残った被ばく牛に研究価値はないと手を引いていきました。岩手大学や北里大学、東北大学の合同研究チームは、チェルノブイリでも行われなかった大動物(この場合は牛)による放射能被ばく研究は人類の将来に役立つものと考え、長期間にわたる研究を開始します。しかし、研究材料となる牛を1頭生かすには年間15万円ほどの餌代が必要。純粋な研究資金に加え、数百頭を維持する餌代には莫大なコストがかかります。昨年まで研究資金への援助もありましたが、それも途絶えました。公的なバックアップもないまま、大学研究者の有志による世界初の低線量被ばく研究は果たして続けることは可能なのだろうか?被ばく牛を廻る旧警戒区域の現状はまさに四面楚歌と言えます。

絶望と希望の狭間で・・・
復興を遂げるために多くの震災プロジェクトで「希望」を合言葉にしています。が、この旧警戒区域に限っては「絶望」しか見えません。牛を生かし続ける農家は被災者です。牛の損害に対する補償金は、すべて被ばく牛の餌代となって消えていきます。このドキュメンタリーにはお金の価値では計り知れない福島の畜産農家の想いが宿っています。無駄には殺せないという気持ちで、自身の被ばくを顧みず20キロ圏内に通い続けています。震災から4年半が過ぎ、その間に脱落する農家も出ました。現在、残るは6つの牧場、10軒の畜産農家だけ。時間が経つにつれ、さらにその数は減るかもしれません・・・。なぜ、そこまでして経済価値の無くなった被ばく牛を生かす必要があるのか?簡単に結論が出せない答えをこの映画を通して、皆さんにも一緒に考えていただきたいのです。

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②「被ばく牛の生きる道」のテーマは、「命の重さ」

放射能汚染によって被ばくした牛は、本当に有害な生き物でしょうか?
人間にとって役に立たない命なら、簡単に殺してもよいのでしょうか?
人間だけの勝手な論理で、今そこにある命でさえ、存在する理由がないと言えるでしょうか?
動物たちの命の優劣さえも、人間は決めることができるのでしょうか?

被ばく牛を唯一生かす道は、低線量被曝の検証しかない・・・               2015年9月現在、旧警戒区域の中には700頭あまりの被ばく牛が生きています。伝染する口蹄疫とは違い、近寄っても何の影響もありません。現在は国は、殺処分に応じない農家に対し、圏外には持ち出さない、出荷させない、繁殖はさせないという条件で生かすことをやっと容認しました。研究者の手によって、被ばくした牛であっても3か月間から半年間、きれいな水と汚染されていない餌を食べ続けることで、体内の放射性物質(セシウム)は95%以上排出され、その肉は国の安全基準である100ベクレル/kgを大きく下回ることがデータとして検証されました。もちろんストロンチウムは骨に残り、実際に出荷することもできませんが・・。また被ばく牛を荒れ果てた農地の景観保全に使えないかという実験も行われました。管理されている農地の牛は汚染された雑草を食べ、荒れ果てた姿から、きれいに整備された姿に甦ったのです。しかし、このことも国は認めません。その理由は、牛が出す糞尿に放射能が集約され、それが拡散する可能性があるからだと。さらに、低線量被ばくによる世代間のDNAの変異も人間なら3世代で60~80年かかる時間を、牛なら僅か6年ほどで検証できます。しかし公的機関の研究者は、実験室でマウスに放射能を浴びさせ、そして交配させるほうが、確実なデータが取れると反論しています。原発事故という最大の不幸の中から生まれた自然の実験施設の中で、被ばく研究を学ぶ絶好のチャンスがあるにも関わらず・・・です。将来、同じ原発事故が起きないとは限りません。

白い斑点が現れた被ばく牛

この映画では、牛とともに生きる農家の群像を描いています。ある農家は被ばく牛をシンボルとして、東電や国に責任を求める闘いを始めます。さらに原因不明の白い斑点が牛に現れたことによって、その行動はさらに過激になっていきます。またある農家は、被ばく牛を荒れ果てた故郷の環境保全に、そして研究に役立てたいと。またある農家はきれいな環境にして、その牛のDNAだけでも残したいと・・・一人ひとりの農家の考えは同じではありません。生き延びた命を書類1枚で世の中から抹殺することは絶対にできない、せめて人間の役に立たせたい!その想いは共通しています。日本人が牛を食べるようになったのは、明治維新以降。それまで牛は農家の畑を耕す重要な労働力だったのです。人間に価値をもたらさないから「殺す」。被ばく牛の命はそれほど軽いものでしょうか。牛を生かし続ける農家にとっては、「被ばく牛」は最後の希望なのです。「絶望」の中にある最後の「希望」、それを表現したいと考えています。

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③ヒューマンドキュメンタリー映画祭コンテストでグランプリ受賞

本作品は膨大な収録素材を洗い出し、現在ラフカットを編集しています。それを20分作品に仕上げ、ヒューマンドキュメンタリーでは日本で最も価値ある映画祭のひとつ、阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭のコンテストに応募。30数作品の中から最優秀賞を頂きました。評価されたのは、作品への本気度でした。通常業務をこなしながら、福島に通い続け、このテーマに取り組んできたことへ評価を頂いたわけです。ドキュメンタリーはテレビ番組として、何本か制作した経験はあります。しかし、長編のドキュメンタリー映画は今回が初作品、初監督。私自身にとっても大きなチャレンジとなっています。

監督:松原保のプロフィール
1959年 大阪生まれ。高校時代に8ミリ映画を制作。大学時代には、探検部に所属し、メキシコ湾のニューオリンズから、ミシシッピ川を船外機付きカヌー2台で遡行し、川と湖という水の道を使って、最終的に北極海の沿岸都市、カナダのイヌビックに到達する北米大陸1万キロカヌー縦断航行。さらにはアフリカ大陸を横断した探検家・リビングストンが亡くなった地でもあるザンビア北部のバングウエル湖からザイール河源流域に住む狩猟採集民族を調査。社会人になってからも、タクラマカン砂漠を学生と一緒にラクダで隊商を組んで横断するなど、世界の秘境を数多く訪問。

大阪をベースに活動する独立系プロダクションを経営                   現在は大阪のベースとするプロダクション・株式会社パワーアイの代表を務めている。普段は企業のイベントやPRビデオの制作のプロデューサーとして従事。企画ネタを見つけては、NHKや民放のドキュメンタリー番組をも制作。2010年からは海外とのドキュメンタリーの国際共同制作を目指してきた。特に日本ならではの伝統文化や風習を海外に深く知ってもらいたいと先行して、自主的にテーマを見つけては独自に取材を重ねてきた。2013年には総務省から委託され、ブータン国営放送と日本人として初の国際共同制作を実現した。現在は、ブータンを舞台にヒマラヤの標高4000mを越える高地に棲む「天空のトラ」のドキュメンタリー番組を制作しようとフランスの公共放送ARTEと交渉中です。

 ブータン国営放送との国際共同制作

映画への推薦コメントを頂きました。

松原氏は、福島に放置された牛のQOL確保と現地調査に毎回のように私たちの研究調査に同行し、さらにそれ以上の頻度で現地入りを繰り返し“被ばく牛の生きる道”をまとめあげられました。その映像には農家の心の内側に入り込まなければ知り得ない農家の思い、現地の状況、日本の矛盾・・・私達が忘れてはならない“フクシマ”が的確に表現されていました。皆さんに是非見てほしい映画だと思います。                

  岩手大学農学部獣医学科 准教授  岡田 啓司

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④集まった資金の使い方とリターンについて

最後の仕上げにかかる費用をご支援ください。                      最終仕上げは、プロの編集マンに手伝っていただき、そして音楽入れ、整音作業が待っています。その費用が足りません。私はプロ仕様のカメラ機材と編集マシンを持っているため、頂いた資金の用途は、自分でできない専門家への依頼や経費に使います。また映画のクライマックス撮影にあと、1回か2回福島に取材に入りたいのです。資金が枯渇した中で、最近はほとんど自分でカメラを回していました。が、最後はカメラマンに同行してもらい、力強い絵づくりで締めたいと考えています。それを終えて、最後の編集作業に入ります。現在、独力で約120分ほどのラフカットを編集しました。8割以上は仕上がっている状態です。残りはあと少しです。

 2015年8月15日-16日旧警戒区域での撮影

想定している費用
①大阪ー福島 撮影一式と交通宿泊費 15万円/回 x 2回 = 30万円
②仕上げ編集マン人件費       2.5万円/日 x 14日 = 35万円
③整音・音楽入れ(スタジオ費含む) 1式         =  45万円
④デザイン・印刷費(チケット・チラシ・ポスターなど)   =   12万円
⑤専用ホームページ制作                  =     8万円
⑥完成試写会会場費(東京・大阪・他全国5か所)         =    20万円
⑦試写会交通費                                                    =   15万円
⑧リターンに関する経費(郵送費他)                                          =   20万円
____________________________________

                          合計 180万円(税別)
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ここにクラウドファンディングへの手数料を加えた金額の約200万円以上が必要な資金となります。また海外へのコネクションもあるため、将来的には英語バージョンも制作、海外の映画祭にも出品したいと考えています。目標は高く持ちたいところですが、到達点の金額は少し低く170万円に設定することにします。不足分は、自費で工面するようにいます。もし仮に目標を上回れば、劇場公開用や英語版の制作に使わせていただきます。

特典について

映画上映は初めての経験で、できる限り多くの方々に見ていただきたいと思いますが、正直なところ、ノウハウがありません。リターンに関しては誠意をもってお返しいたしますが、そのリターンの多くは、私が汗を流して作ってきた作品です。金銭的に代わるようなリータンではお返しできないことを皆様には改めて、ご承知いただけるようお願いいたします。

・コレクター限定のアップデート共有
WEB上にてコレクター限定のアップデートを共有します。取材の大半は終了しているので、当時の制作日誌や最新情報などをご覧いただけます。

監督直筆のお礼ハガキ
監督直筆のお礼のハガキを郵送させえいただきます。ハガキは被ばく牛の画像付きです。

・阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD              ヒューマンドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞『被ばく牛の生きる道』20分バージョンDVDをプレゼント。試写会上映までに、未公開シーンを入れた特別バージョンをお届けします。2016年1月末のお届け予定です。

特別試写会へのご招待(全国5か所)『被ばく牛の生きる道』完成試写会にご招待します。
2016年3月以降、東京、大阪、福島、名古屋、福岡での単館上映(自主上映)を予定しています。会場までの交通費や宿泊費はご負担願います。日時などは、現時点では未定です。上映日は追って連絡させていただきます。上記5か所から都合のよい場所をお知らせください。

・完成映画クレジット・スペシャルサンクスへの名前入れ(文字小)
完成映画のエンドロールにスペシャルサンクスとして名前を掲載させていただきます。本名、ニックネームなど、ご指定ください。1行につき3人~4人のお名前が並びます。

・完成映画クレジット・アソシエイトプロデューサーへの名前入れ(文字大)
完成映画のエンドロールにアソシエイトプロデューサーとして名前を掲載させていただきます。本名、ニックネーム、団体名など、ご指定ください。1行につき、1人もしくは2人のお名前が並びます。

・完成映画「被ばく牛の生きる道」のDVD 90~110分をプレゼントいたします。
完成映画のDVDをお渡しさせていただきます。現在制作中のため、作品完成は来年初頭を目指しております。透明なプラケースにはいった簡単なものとなります。

・特別試写会(全国5か所)後のパーティー参加へご招待
完成試写会(東京・大阪・福島・名古屋・福岡を予定)後の簡単な懇親会及び打ち上げ会へご招待いたします。監督との親睦会でさらに福島の現実をお聞きください。会場までの交通費はご負担ください。

・農家さんが撮影した被ばく牛の1年間と四季の様子をまとめたフォトブックをプレゼントいたします。
ほとんど毎日、牛を世話するために旧警戒区域に入られている農家さんが自分たちの愛情を注いでいる牛たちを撮影。その中のベストショットを10ページ程度のフォトブックにまとめます。ご支援いただいた方へのオリジナル限定版です。

原発事故被災動物と環境研究会の5年間の被ばく牛に関する研究成果をまとめた報告書をプレゼントいたします。(報告書の内容に関するシンポジウムは2016年2月東京で発表予定)
来年は原発事故から丸5年、さらにチェルノブイリ事故から30年の節目の年です。上記研究会ではこれまでも被ばく牛に関する報告書を出してきました。今回お渡しする報告書は、被ばく牛の5年間にわたる研究の成果をまとめたものです。

 2014年の報告書

・松原プロデュース2013作品・相馬野馬追ドキュメンタリーDVD(52分)英語バージョン 
松原プロデュース2013年作品、アジア20数か国、ヒストリーチャンネルで放送された311で被災した相馬野馬追に出場するサムライたちのヒューマンドキュメンタリー「Samurai of Fukushima」52分 英語版DVDをプレゼント。日本未公開・海外テイストの貴重な番組です。

・松原監督2014年作品「鬼の師匠と最後の弟子」DVD(48分)
松原監督作品「鬼の師匠と最後の弟子」48分 DVDをプレゼントいたします。この作品は、奈良県東吉野に住む刀匠・河内國平氏とその最後の弟子の二人が、最高の刀づくりを目指して情熱を注ぐ師弟関係を描いた物語です。河内氏は2014年、刀匠として日本最高の正宗賞を受賞。この作品に華を添えてくれました。未公開の貴重な作品です。下記をご覧ください。この作品は英語バージョンでのご提供も可能です。

・監督解説付きプライベート上映会開催権(国内交通費は要相談)
プライベート上映会の開催権プレゼント。監督の松原が同席してのプライベート上映会の開催権1回をプレゼントします。現地の話などもさせていただきます。お手数ですが、上映会場や機材はコレクターのほうでご用意ください。Blu-Rayによる上映を考えています。

想定されるリスクとチャレンジ

現状では配給会社も決まっていないため、自主上映的な特別試写会にになります。但し、これまでの活動実績、さらには阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭のグランプリ獲得で、映画関係者の方からの支援体制が広がりつつあります。震災5周年に合わせての完成・特別試写を目標にしています、もし、特別試写会の権利をお持ちいただいたにも関わらず、お近くの試写会に参加できない場合は、完成映画のDVDを送付させていただきます。

Q. 目標金額に達成しない場合はどうなるのか。

A. 目標に達しない場合でも、集まった金額は費用に充当させて頂きます。(注:MotionGalleryに支払う手数料が10%から20%に増えます)チケットをご購入頂いた皆様への特典は履行されるのでご安心ください。

Q. 今後の予定は?

A. 以下のスケジュールで進めています。
2015年10月~11月 撮影
2015年12月   編集作業
2016年 1月 仕上げ作業。マスター版完成                        
2016年 3月以降 震災5周年に合わせて東京・大阪他全国5か所にて特別試写会を実施  

但し、今年11月始めにブータンに1か月間ほど渡航する可能性があります。現在フランスのテレビ局と国際共同で進めている「天空のトラ」の撮影に入る可能性があるからです。その場合、大急ぎで12月に残りを撮影し、すぐに編集作業に入りますが、若干スケジュールが遅れる可能性があります。このことは前もって皆様にお知らせいたします。

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⑤福島の警戒区域の中で起きた教訓を後世に伝えたい

国・農家・研究者、誰もが正しい行動をとったにも関わらず、起きている大きな不幸

私自身、原発は否定派に属しますが、この映画では反原発を直接のテーマにするつもりはありません。混乱の最中で国が出した汚染された家畜の抹殺指令もマーケットの論理、消費者を守るという観点から見れば、間違ってはいなかったと思います。そして通常なら出荷して、肉になる運命を持つ牛を生かしたいと思う畜産農家さんたちの気持ちもよく理解できます。さらに被ばく牛を武器に国や東電といった大きな権力に立ち向かう畜産農家(希望の牧場・吉沢さん)もいることは、日本は健全な国だと思います。そして、この機会を人類の将来に役立てようとする研究者のあくなき探究心ももっともだと感じます。ただ科学的に被ばく研究を行う絶好の機会なのに、それを援助しようとしない国の姿勢には疑問を感じます。国の研究機関は野生動物の被ばくの影響は重要な研究として今も継続調査しています。しかし家畜である牛の研究には一切手を差し伸べようとしません。これはやはりおかしいと思います。

家畜の命はそんなに軽い存在でよいのか?


浪江町の小丸地区 美しい景色ではありますが、空間線量は毎時20μシーベルを超す帰還困難区域です

海外のテレビ局のプロデューサーに福島の被ばく牛の企画を説明しても、どうせ家畜の命だ。人間に食べられる運命だと言って、あまり親身になってはもらえませんでした。被ばくした牛には生きることさえ価値がないのだろうか?そんな疑問を解決してくれたのが、ブータンの思想です。敬虔なチベット仏教徒であるブータン人は、殺生を嫌います。基本、ハエや蚊さえも殺すことは避けます。それは輪廻転生を信じているからですが、その根底には命の大切さがあります。人間も野生動物も同じ地球に生まれてきた仲間、命の重さに変わりはない!という思想があるからです。日本でもこのような仏教思想が江戸時代まで続いていました。いつのまにか日本人は、殺生の本質を忘れ、人は生かされているという崇高な理念を忘れているのではないでしょうか。どんな生き物でも無駄な殺生をしない、させないことが人間の取るべき正しい行動だと思うのです。非常に哲学的な意見になりましたが、この福島での教訓はそんな命の重さを量る方法をゼロから見直すきっかけになるだろうと思います。どう考えても、人間の被ばく実験の代わりになってくれている牛たちを研究材料として生かす道は間違ってはいないと思います。そしてそれに関わる費用は、全体の除染費用から比べると僅かの金額で済むのです。

今回の作品は、硬派な社会派ドキュメンタリーですが、観る人の心に命の重さを感じ取っていただければ嬉しく思います。本当に恐縮ですが、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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コレクター
138人
現在までに集まった金額
2,007,000円
目標金額は1,700,000円です。
残り
0日

FUNDED

このプロジェクトは、2015年11月25日23:59に終了しました。

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  • 3,000円

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 35人
    • お届け予定:2015年11月
  • 5,000円

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 35人
    • お届け予定:2016年01月
  • 10,000円

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 1名様分
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 37人
    • お届け予定:2016年03月
  • 30,000円

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 1名様分
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 完成映画クレジット・スペシャルサンクスへの名前入れ
    • 完成映画のDVD 1枚
    • 24人
    • お届け予定:2016年03月
  • 50,000円

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 1名様分
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 完成映画クレジット・スペシャルサンクスへの名前入れ
    • 完成映画のDVD 1枚
    • 特別試写会(全国5か所)後のパーティー参加へご招待 1名様
    • 農家さんが撮影した被ばく牛の記録・限定版フォトブック 1冊
    • 2人
    • お届け予定:2016年03月
  • 100,000円 残り5枚

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 2名様
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 完成映画クレジットにアソシエイトプロデューサーとして名前入れ
    • 映画完成のDVD 2枚
    • 特別試写会(全国5か所)後のパーティー参加へご招待 2名様
    • 農家さんが撮影した被ばく牛の記録・限定版フォトブック 2冊
    • 5年間の真実・被ばく牛に関する研究報告書(40ページ程度) 2冊
    • 松原監督2013年プロデュース・海外版相馬野馬追ドキュメンタリーDVD(52分)英語バージョン 1枚
    • 5人
    • お届け予定:2016年03月
  • 200,000円 残り6枚

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 4名様
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 完成映画クレジットにアソシエイトプロデューサーとして名前入れ
    • 完成映画のDVD 4枚
    • 特別試写会(全国5か所)後のパーティー参加へご招待 4名様
    • 農家さんが撮影した被ばく牛の記録・限定版フォトブック 4冊
    • 5年間の真実・被ばく牛に関する研究報告書(40ページ程度) 4冊
    • 松原監督2013年プロデュース・海外版相馬野馬追ドキュメンタリーDVD(52分)英語バージョン 1枚
    • 松原監督2014年作品「鬼の師匠と最後の弟子」DVD(48分) 1枚
    • 0人
    • お届け予定:2016年03月
  • 300,000円 残り3枚

    • コレクター限定のアップデート共有
    • 監督からのお礼メール
    • 監督直筆のお礼ハガキ
    • 特別試写会へのご招待(全国5か所) 4名様
    • 阿倍野ヒューマンドキュメンタリーコンテスト20分作品のDVD 1枚
    • 完成映画クレジットにアソシエイトプロデューサーとして名前入れ
    • 完成映画のDVD 4枚
    • 特別試写会(全国5か所)後のパーティー参加へご招待 4名様
    • 農家さんが撮影した被ばく牛の記録・限定版フォトブック 4冊
    • 5年間の真実・被ばく牛に関する研究報告書(40ページ程度) 4冊
    • 松原監督2013年プロデュース・海外版相馬野馬追ドキュメンタリーDVD(52分)英語バージョン 1枚
    • 松原監督2014年作品「鬼の師匠と最後の弟子」DVD(48分) 1枚
    • 監督解説付きプライベート上映会開催権(国内交通費は要相談)
    • 0人
    • お届け予定:2016年03月

プレゼンター

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被ばく牛の生きる道

  • 大阪府

大阪をベースにドキュメンタリーを制作している松原です。普段は企業PRビデオの制作やイベントの企画運営のプロデューサー業務をしています。その合間を縫って、自分自身がディレクターとなって、ドキュメンタリーを作ってきました。しかし、ドキュメンタリーの分野で食べていくことは非常に困難です。実は10年以上前にはNHK-BSで何本かのドキュメンタリー作品を作らせてもらいましたが、どんどんノンフィクションの枠が少なくなっていく現状を見て、一度は諦めました。しかし50歳を越えて、昔からの夢を実現したいとの想いから、今はどっぷりとこの世界にはまっています。

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