明日は「世界で初めて組織的に視覚障害者教育が始まった日」
vol. 9 2023-09-17 0
皆様こんにちは、鈴木まどかです。
これを書いているのは9月17日になったばかりなのですが、
あと23時間余り経過して9月18日になると、
「世界で初めて組織的に視覚障害者教育が始まった日」
となります。
公益財団法人杉山検校遺徳顕彰会が申請し、
今年2023年8月3日に一般社団法人日本記念日協会に正式登録されました。
杉山検校遺徳顕彰会は、このプロジェクトの演奏会の共催団体でもあります。
杉山和一検校は、天和二年(1682年)9月18日に鍼治学問所を小川町に設立。
年齢や経験値に合わせて管鍼術を学ぶカリキュラムを組んでいたそうです。
フランスの盲学校設立が1784年。
その100年も前に、世界に先駆けて教育と職業訓練が行われていたことになります。
元禄六年(1693年)に一ツ目の地を拝領したことにより、
鍼治学問所を杉山流鍼治導引稽古所として移築するのですが、
杉山検校は残念ながら移築前に亡くなりました。
その150年後、天保十四年(1843年)の杉山検校百五十回忌追善平曲会を、
その330年後(百五十回忌から180年後)の今年、再現しようというのが、
当プロジェクトの目的です。