能楽堂という空間・様式美への挑戦！能楽と演劇の融合を目指す舞台公演「蛇の密約」

雨上がりの蒸し暑い中、カンボジアはシェムリアップ空港に到着しました。

長旅のせいで到着後は疲れを見せていた出演者たちも、
午後、本読み稽古が始まるとその表情が変わりました。
戯曲家・演出家である川手の解説を聞きつつ、じっくりと時間をかけて通しました。

その後、希望者はアンコールトム内の小規模な寺院を巡り、アンコールワットの西大門から彼方へ沈む夕日を眺め・・・

早速、宿へ帰る車内では『蛇の密約』の主人公が清算すべき罪とは何か、について大いに盛り上がりました。
また、夕食後には、旅の僧侶が少女に出会う印象的なシーンの舞台となったホテルへも行くことができました。これは出演者たちの作品イメージを大いに刺激したのではないでしょうか。

合宿最初からすべてが戯曲の世界にある、かなり密度の濃い1日でした。