書家と書道家について。
vol. 11 2018-09-04 0
私は「書家」です、と言っています。
「道」が付くと、伝統的なものを継承していくイメージがあります。師弟関係も大きく、根強く絡みます。所属団体の組織的な側面もあります。
私はこちらの書道も勉強中です。ここも面白い世界です。
でも、私が作る作品はこことは違います。継続的な力よりも、言葉の力によってその言葉の虚構の世界を現したり、印象を作品に落とし込みたいという思いがあるからです。そして今回は映像の中で語られる言葉を主にしています。
語られる言葉と語られない言葉を心に隠し持っている人が見せる表情は、何かの象徴になるのかもしれません。それを作ってみたいです。
つまり、書道家にはなれそうにもありません。