硬筆とドローイング
vol. 12 2018-09-05 0
「書」というと墨を使って筆で書く毛筆のイメージがありますが、硬筆というものもあります。ペンで書く。
誰もが日常で行っていることです。
これも作品のひとつになる気がするのですが、作品展で見たことがあまりありません。仮名という古典の資料集にのっているようなのをサインペンとかで書いているのはたまにありますが。
なんででしょうね。
ペンで書く行為が日常に根差しているからでしょうか。
それって、なんとなく、ドローイングと似ているように感じています。ドローイングもそれだけで作品として発表されることはない気がします。それも立派な作品だと思うのだけれど。
どちらも線の芸術に匹敵すると思っています。