「劇場公開までの道のり#56」が更新されました!
vol. 89 2015-05-26 0
みなさまこんばんは!プロジェクトマネージャーの野村です。
昨日に引き続き「劇場公開の道のり」が更新されましたので、ご紹介します。ゲーム音楽家の菊田裕樹さんより映画へのコメントをいただきました。ちなみにプロマネは菊田さんが音楽を手掛けた「聖剣伝説3」でよく遊んでいましたが、未だに音楽とともに印象深く覚えています。シャルロットをよく使っていましたっけ…(ご存じないかたはすみません)。
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「劇場公開までの道のり#56~ゲーム音楽家の菊田裕樹氏よりコメントをいただきました!~
」
みなさまおばんです。我妻です。『聖剣伝説2・3』など、僕と同世代の男子ならきっとプレイしたことのある懐かしのRPGの音楽を手がけた菊田裕樹氏より作品へのコメントをいただきましたのでご紹介します!
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残念ながら、僕はこの映像の集積を評する言葉も分析する見識も持ち合わせていない。僕に分かったのは、波伝谷に生きた人びとは素敵だったということと、その笑顔のある部分は、既に失われてしまったということだ。しかし、たとえどのような悲しみが訪れようが、それでも暮らしは続いていく。そう思うと、これからの波伝谷の行く末を、幾許かの希望を持って見守りたいという気持ちにさせられる。実はそういう点にこそ、この映像の真の魅力があるのではないだろうか。
―菊田裕樹(ゲーム音楽家『聖剣伝説2・3』『シャイニング・アーク』
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菊田さんは日本のゲーム音楽界では有名な方で、多くの作品の作曲を手掛けている方です。
実をいうと、僕は早い段階でゲームから離れてしまったもので、菊田さんが作曲を手掛けたRPGは『聖剣伝説2』(スクウェア/1993)しかプレイしていないのですが(←すみません)、それでも『聖剣伝説2』の音楽は今なお色褪せない魅力を持っています。実を言うと、波伝谷撮影初期は土地の空気を表現する上で、菊田さんの音楽をイメージすることもあったくらい、このサントラは僕のお気に入りです。(実は『波伝谷に生きる人びと』はRPGの影響を受けているのです。)
そんな菊田さんは、ツイッターで知られざる若手アーティストの動画などを紹介することを趣味(?)としており、ある日、偶然『波伝谷に生きる人びと』の予告編を紹介してくれたことがきっかけとなって今回コメントをいただくことができました。はじめに「残念ながら」の文字を読んでドキッとしたのですが、思っていたよりも良かったとの感想をいただけて嬉しかったです。挿入曲一切無しの映画ですが、菊田さんの頭の中にはどのような音楽が流れたのかが気になります。
思いもよらないところからつながった今回のご縁ですが、思い切ってお願いしてみて良かったです。菊田さん、この度は素敵なコメントありがとうございました!(我妻)
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