「劇場公開までの道のり#57」が更新されました!
vol. 90 2015-05-27 0
みなさま、こんばんは。プロジェクトマネージャーの野村です。今日も新たにドキュメンタリー映画監督にしてプロデューサーである小西晴子さんよりコメントをいただきました!小西さんが監督をつとめた現在劇場公開中の『赤浜ロックンロール』の公式サイトを覗いてみてください。きっと見たくなるはずです。
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「劇場公開までの道のり#57~ドキュメンタリー監督にしてプロデューサーの小西晴子氏よりコメントをいただきました!~」
我妻です。ここ連日関係者のコメントが続いておりますが、今日はドキュメンタリー監督にしてプロデューサーでもある小西晴子さんからいただいたコメントを紹介させていただきます!
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ワカメ、牡蠣、ホヤ養殖を中心とする漁業の町、宮城県の南三陸町の波伝谷。東日本大震災前の地域の暮らしが、愛情をこめて丁寧に描かれる。この映画の魅力は、民俗学的なアプローチにもある。政治を司り、山を共有し、家の改築も共同で行う契約講に入れない家にとって、海の仕事が、この地で生きるための道であったことが明らかになる。食べきれないほどの海の幸を前に、お酒の入った住民は、後継者への想いを語る。ラストの監督の言葉が切ない。
―小西晴子(ドキュメンタリー監督・プロデューサー『赤浜ロックンロール』)
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小西さんはこれまでドキュメンタリー映画のプロデューサーとして、綿井健陽監督の『イラク チグリスに浮かぶ平和』(2014)など数々の作品を世に輩出した方ですが、初めて監督を務めた『赤浜ロックンロール』が現在劇場公開中です。
『赤浜ロックンロール』では、被災しながらも海とともに生きる岩手県大槌町赤浜の人びとの姿が力強く描かれていますが、そこに描かれている漁業者の姿、地域のあり方にはいろいろ考えさせられることが多く、僭越ながら、「『波伝谷~』といろいろつながるところがあるなあ」と思いながら観たりもしました。
小西さんは非常に気さくな方で、「一緒に三陸の魅力を発信しましょう!」と言ってくださったので、今回劇場でお会いする前に作品をお送りしたのですが、お忙しい中にも関わらずすぐ観てくださって、劇場でお会いした時には「すごく良かった!」と言ってくださいました。そしてトークゲストとしても快く参戦の意志を示してくださったので、公開中は三陸の話題で一緒に盛り上がれればと思います。
というわけで、小西さん、この度は貴重なお時間を割いて素敵なコメントをくださりありがとうございました!引き続き劇場公開の盛況をお祈りします!(我妻)
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