「劇場公開までの道のり#33」を更新しました!
vol. 58 2015-03-21 0
こんばんは!プロジェクトマネージャーの野村です。
今日は監督が「劇場公開までの道のり」が更新しましたので、そちらを転載します。3月8日に三重県で行われた志摩市社会福祉協議会主催の上映会についての報告です。どうぞご一読ください。
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「劇場公開までの道のり#33~三重県の志摩市社会福祉協議会主催の上映会報告~」
おはようございます。我妻です。さて、またもや報告が遅くなりましたが、この度は上映会の報告です。
3月8日(日)に3.11映画祭に参加したその日、実は三重県でも『波伝谷に生きる人びと』が上映されておりました。
今回上映会を開いてくださったのは、志摩市社会福祉協議会のみなさん。震災のことや地域のことを考える機会になるのではということで、以前からこの映画について関心を持ってくださっていたようです。
いただいたアンケートを拝見するに、上映会には南三陸町に支援に入った方なども参加したようです。以下にいくつか感想をご紹介します。
・ぼんやり見ているとぼんやりと終わってしまうけど、集中して課題を探すと色々なことが見つかりそう。アセスメントのとき、障害に目を向けず、それまでの経過、生育歴等がとても大切になると思いました。(20代女性)
・きれいな景色や人々の生の生活の様子の映像の中にいろんな思いを感じました。地域や文化ってふくざつだなあと思いました。「皆が関が原のたたかいをやっているわけではないけど・・・」という人の言葉がすっと入ってきました。(30代女性)
・コミュニティが何百・何十年もかけて折り合いをつけて築き上げてきた財産が一瞬になくなることの恐さを感じました。貴重な資料映像だと思います。(40代男性)
・震災うんぬんは別にして、今地方のどこでも直面している地域・世代間の問題だと思う。地域に入ってこのような記録映画を撮ったのはとてもおもしろいと思った。(40代男性)
・普遍の中で語られる物語が如何にして大切なものであるかを感じさせられました。宇宙的なつながり、運命か何かを感じました。(40代男性)
etc...
今回僕は参加できず残念でしたが、写真を見る限り、映画が終盤に入ったところでもみなさん集中して観ていたようで、少しでも何かのお役に立てたのかなあと安心しました。もしまた三重で上映される機会があれば、その際には是非ごあいさつに伺いたいと考えております。志摩市社会福祉協議会のみなさん、この度は本当にありがとうございました!
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