劇場公開への道のり更新「#22~今井友樹監督からコメントをいただきました!~」
vol. 22 2015-02-13 0
こんばんは。プロジェクトマネージャーの野村です。
昨日、監督がフェイスブックで「劇場公開への道のり」を更新しましたので、そちらを転載します。どうぞご一読ください。
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先日キネマ旬報文化映画第1位に輝いた『鳥の道を越えて』の今井友樹監督よりコメントをいただきました!
三陸の自然に対峙し恩恵を受けながら、そこに生き続ける。
この映画を観ていると、登場するひとりひとりの笑顔がいとおしくなる。
こういうひとびとが日本の原風景を作り出しているのだなと実感します。
続編も楽しみです。
―今井友樹(映画監督『鳥の道を越えて』)
今井友樹監督とは、『鳥の道を越えて』が渋谷イメージフォーラムで上映されていた時に話しかけたことがきっかけで、それ以来交流させていただいております。今井さんは民族文化映像研究所の故・姫田忠義さんに師事していたことがあり、僕も学生時代に民俗学を学んでいたので、そうした共通点からも先輩のような感覚で(失礼かもしれませんが)アドバイスをいただくこともあります。
『鳥の道を越えて』は今井さんの故郷岐阜県を舞台に、失われた鳥猟文化の姿と当時の人の暮らしを追いかけた作品ですが、そのあまりの丁寧さに、見えないはずの鳥の道が、最後は僕にも見えたような気持になりました。そうした「見えないものを描く」取材の丹念さは僕も見習わなければならないものと常々感じております。今井さん、この度は地方公開でお忙しい中、素敵なコメントをありがとうございました!
そんな『波伝谷に生きる人びと』ですが、只今劇場公開に向けてクラウドファンディングでサポートを募集しております。今のところサポート開始から2週間が経過し、13名の方にサポートをいただいております。この映画の可能性に共感してくださったみなさま、本当にありがとうございます。残り48日間、精一杯プロジェクトを盛り上げますので、引き続きよろしくお願いいたします!
※モーションギャラリーにてサポート募集中!
https://motion-gallery.net/projects/hadenyani_ikiru
またコメントの中にもある「続編」ですが、今までは何も語りませんでしたが、ようやく震災後に撮影した映像も取り込みが終わるところです。(まだそんな段階です。)しかし改めて素材を見返すと、思わず涙ぐんでしまうようないいシーンもけっこう撮れていたりします。今は劇場公開の準備でいっぱいいっぱいですので、これ以上の情報は解禁できませんが(笑)みなさまどうか気長に待っていていただけるとありがたいです。でも何とか編集のほうもがんばります!(我妻)
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さて先日、字数の関係でタイトルの「フェイスブックより」を削除して掲載しましたが、その時々でまちまちよりはタイトルを統一した方が良いということになり、今回より新しいタイトルです。今後はこれで統一させていただきます。できれば、これ以上長いタイトルがないといいのですが…。