フェイスブックより「劇場公開への道のり#19~作品へのコメント紹介~」
vol. 11 2015-02-04 0
こんばんは。プロジェクトマネージャーの野村です。
今日は38年ぶりに立春に満月が見られる特別な日だそうですね。さっそく満月に公開アップデートをご覧のみなさなの幸せと『波伝谷に生きる人びと』の劇場公開成功をお祈りしてきました。
さて、今日は監督がフェイスブックで「劇場公開への道のり」を更新しましたので、そちらを再掲します。作品に寄せていただいたコメントの紹介と、コメントに対する監督の思いについて、どうぞご一読ください。
前回のクラウドファンディングのチラシにも掲載しましたが、今回作品にコメントを寄せてくださった映画関係者の方のコメントを紹介させていただきます。いずれもとても嬉しいコメントです。
「この映画には、かの小川紳介にも佐藤真にも撮ることができなかった“むら”の姿が描かれている」
―本田孝義(映画監督『モバイルハウスのつくりかた』)
「画面を通して体のなかに入ってくるものは、歴史からすり抜けていく記憶の肌触り。黙々と人が働く時間のなかに、生そのもののリズムがいっぱいにあふれ出る。「労働」とはけして割り切れない日々の仕事。土地(海)と人を結びつけ、後世に繋がる絶えない営み。ひとりひとりの人生を通した動きが生み出すダイナミズムから、いま社会が離れつつあることを、この映画は美しく、かなしく描き出す。」
―舞木千尋(ドキュメンタリー映画配給)
一つ目のコメントを寄せてくださった本田孝義監督は、この映画のパイロット版(56分版)が東京のある映画祭で上映された際に出会った方で、それ以来2年もの間作品を応援してくださっています。小川紳介、佐藤真といえばこの世界では知らない人はいない日本ドキュメンタリー映画史の超重要人物ですが、そんな監督たちの作品を引き合いに出してくださって本当に嬉しいです。
二つ目のコメントを寄せてくださった舞木さんも、この1年間ずっと陰ながら作品を応援してくださっていた方です。はじめて感想をメールでいただいた際、僕がこの映画で表現したかったことをしっかり読み取ってくださって、逆に僕のほうがその感想に感動してしまいました。その感想をまとめてくださったのが、上記のコメントという形になります。
もともとは映画の人脈なんて何もないところから出発したこの映画ですが、おかげさまで今ではたくさんの人に支えられながら活動をしております。それは精神的にもものすごく大きな支えになっています。
そんな『波伝谷に生きる人びと』は、現在クラウドファンディングで劇場公開に向けてのサポートを募集しております。みなさま、引き続きよろしくお願いいたします!(我妻)