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音楽家にguzuri recording houseを無料開放をクラウドファンディングで実現!
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笹倉慎介/シンガーソングライター 2008年の1stアルバム「Rocking Chair Girl」から2018年「OLD DAYS TAILOR」を発表まで、計7枚のオリジナルアルアバムと、アナログシングル2枚を発表。 NHK Eテレ2355では、「小さな恋の物語」「顕微鏡で覗く世界」「球だから」など7曲の歌唱を担当。WOWOWのドキュメンタリー番組「TokyoRockBiginnings はっぴぃえんど前夜〜」(2019.12放送)では、大滝詠一役として「はっぴぃえんど」のデビューライブを生演奏で完全再現。
この度のクラウドファンディングはコロナウイルスによって音楽を取り巻く世界情勢が変化する中で、音楽家、レコーディングスタジオ、そしてリスナーによる新しい循環を試みる取り組みです。
初めまして、 guzuri recording houseの笹倉慎介と申します。
私はシンガソングライターとして音楽活動をしています。2008年にファーストアルバム「Rocking Chair Girl」でCDデビュー後、全国各地でのライブ活動や、歌手としても NHK Eテレ2355などで歌わせていただいています。
笹倉慎介/シンガーソングライター
2008年の1stアルバム「Rocking Chair Girl」から2018年「OLD DAYS TAILOR」を発表まで、計7枚のオリジナルアルアバムと、アナログシングル2枚を発表。NHK Eテレ2355では、「小さな恋の物語」「顕微鏡で覗く世界」「球だから」など7曲の歌唱を担当。WOWOWのドキュメンタリー番組「TokyoRockBiginnings 〜はっぴぃえんど前夜〜」(2019.12放送)では、大滝詠一役として「はっぴぃえんど」のデビューライブを生演奏で完全再現。
2020年3月13日より、18日間に及ぶクラウドファンディングにて行なった、「活動自粛している音楽家にレコーディングスタジオを無料開放したい」は無事に達成をしましたので、4月のスタジオ料金は無料でのご利用が可能になりました。ご支援いただいた皆様には改めてお礼申し上げます。
そのクラウドファンディングを始めた3月中旬の時点では、4月になればコロナウイルスの被害も収束するのではと思っておりましたが、事態は深刻になるばかりです。この先の状況も今の所見通しが立ちません。
そのような社会情勢の中で、guzuri recording houseでは引き続き音楽家の皆さんにスタジオを無料開放したいと考えていますが、今回のクラウドファンディングは単にコロナウイルスによる被害に対して行おうというものでは無く、これまでスタジオとして温めていた想いの実現、そして音楽家、レコーディングスタジオ、リスナーによる新しい循環を試みる取り組みでもあります。
米軍ハウスの録音スタジオとして13年の歩みを続けてきたguzuri recording houseですが、ずっと想い描いていたことがあります。それは、音楽家にスタジオを無料開放するということです。
音楽の聴き方が変化する中で、音楽業界のあり方も変わってきましたが、その一番のしわ寄せは制作現場に現れます。
創作に関わる一人として、様々な制作現場を見てきた音楽家として、またスタジオオーナーとして、一人のリスナーとして、どのような循環があれば良いだろうかと、今一度「理念」に立ち返るべきだと思いました。
その想いは、コロナウイルスによる社会情勢とは無縁のものです。
写真:平間至
当スタジオはPUFFINという私の会社で運営をしてきました。その「PUFFIN」という名は、スコットランドのシェトランド諸島にあるフェアアイルという「フェアトレード(公正取引)」の称号を与えられた島に生息する鳥の名前に由来します。2011年の震災後、揺れ動く社会の中で立ち上げた会社です。
自分の行いが誰かの利益になり、その対価が循環する仕組みで成り立つ、そんな会社にしたいという思いが原点にあり、今回もう一度その「理念」に忠実になり考えてみました。
今、当スタジオが出来ることは、場を提供することであり、音楽が生まれるのを手助けすることです。
当クラウドファンディングは、スタジオを維持していく為の家賃、光熱費という最低限の費用を、guzuri recording house で生まれる音楽を楽しみにしてくださるリスナーの皆様に支えていただき、音楽家にとって無料で使える新しいレコーディングスタジオの仕組みにチャレンジするものです。
ご支援の見返りとしては、guzuri recording houseで生まれた全ての音楽家の作品を無料で配信提供させていただく予定でいます。昨今の音楽制作現場の環境を考えますと、音楽家の立場として考えてみても良い循環であると思います。
録音の現場が一つ立つことで生まれる循環があります。エンジニア、ミュージシャン、制作に関わる全てのこと。その中で、もっとも必要で不動の経費がかかるもの、それがスタジオ利用料金です。
私は、その部分の負担を無くすことで生まれる創造性や循環を担える唯一の手段が、今回の試みであり、今もっとも制作現場に必要なことではないかと考えました。
音楽業界の運営が深刻化する流れの中で、これまでとは違う新しい循環を生み出す為の一歩に、どうかご支援いただきたく思っています。
guzuri recording houseは築66年の米軍ハウスですが、以前より老朽化のための改修工事が予定されておりました。遅かれ早かれという状況ではありましたが、つい先日の家主との協議により現状の賃貸借契約が満了する来年の3月をもちまして、その後一旦改修工事に入る予定となりました。
よって現状でのguzuri recording house に残された時間は限りのあるものになりました。目標額を達成した場合ですが、2021年3月までの運営をした後、その時の状況次第では大改修工事後のスタジオ再建の検討が可能になると思います。
米軍ハウスと音楽文化の結びつきを思うと、今後も米軍ハウスで生まれる音楽を残していきたいという想いはもちろんあります。
米軍ハウスと音楽文化についてはこちらリンクをご覧いただければと思います。
また本クラウドファンディングに至る以前の状況はこちらのリンクをご覧ください。
本クラウドファンディングが未達成の場合は、集まった資金でスタジオ無料開放をできる限りした後、guzuri recording houseとしての営業を終了いたします。
これまで、guzuri recording houseを利用してくださった音楽家の皆様、ならびにguzuri珈琲店としてご利用いただいたお客様、そしてguzuriで生まれた音楽を愛してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
集まった資金で継続している期間は、スタジオとして、そしてカフェとしても可能な限りの運営を行っていく所存です。
今後もスタジオ代が無料では無くとも利用したいという音楽家もいらっしゃるかもしれませんが、このスタジオのあり方に疑問を持ったまま(note へのリンク)続けることは、今のところ考えておりません。
目標金額ですが、当スタジオの家賃や光熱費など、最低限維持していくだけの費用として35万円/1ヶ月とさせて頂き、現状のguzuriの存続期限である2021年3月までの11ヶ月分とさせて頂きました。また、目標金額に達成しない場合は、集まった金額分で可能な限りの運営を行い、guzuri recording houseとしてはその時点で営業を終了する予定です。
2021年3月末日までの最低維持コストはおよそ385万円となり、およそ320人ほどのご支援が必要となります。それに満たない場合は、ご支援額に見合った期限を持ちましてguzuri recording houseの営業を終了させていただく所存です。
クラウドファンディングの手数料込みで考えています。
今回のご支援へのリターンですが、当スタジオを無料で利用した音楽家の作品を無料で配信させていただいたり、ご支援者様への様々なサービスをご用意いたします。
本来は、月額980円程度で会員様を募るようなパターンも検討しましたが、システム構築をすぐに実行することが難しいと判断し、5月から来年3月までの月額合計金額に相当する額として一口12,000円とさせていただきました。
(2020.4.7追記/この度 月額980円プランのご案内が可能になりましたが、特典内容が違いますのでご確認ください)
またそれに加えて、スタジオオーナーである私シンガーソングライター笹倉慎介のベストアルバムを制作し、本クラウドファンディングのご支援者様には記念品としてプレゼントいたしますので、合わせて楽しみにして頂けると幸いです。
サービス提供期間は 2020年5月~ご支援頂いた金額でスタジオを無料運営できるまでといたします。
①guzuri recording house で録音される全ての作品を無料ダウンロード
・リリースがある時のみ・リリース無しの月の場合は笹倉慎介の新曲を録音しお届けします。
・guzuriを無料で利用するミュージシャンは全てこの条件に同意していただくことを前提にしますが、場合によっては楽曲の一部、その他条件は音楽家と相談とします②録音現場からのライブ配信(不定期)
③毎週一度・guzuri の一週間を報告する生配信
④guzuriで開催するライブの優先ご予約券(コロナ収束後)
⑤月に一度のスタジオ見学会(笹倉慎介と支援者によるお食事会・時にはゲストミュージシャンあり・コロナ収束後)
⑥ニューリリースする笹倉慎介のベストアルバムを記念品としてプレゼント
guzuriはレコーディング以外にも、リハーサルやライブに来てくださる方たちに育まれてまいりました。気がつけば、これまでたくさんの音楽家がこのスタジオで録音した作品を残してくれました。
▼ guzuri で録音やライブをしてくれたアーティストのみなさん
アンサリー・イノトモ・伊賀航・NRQ ・Exotia De Lago・オオヤユウスケ・OLD DAYS TAILOR・岡田拓郎・GAKU MC・カルメンマキ・キセル・グッドラックヘイワ・斎藤キャメル・sakana ・cinema dub monks・JohnJohnFestival・John B & Donuts ・スーマー・鈴木祥子・鈴木惣一朗・関美彦・曽我部恵一・田中馨・CHAKA・豊田耕三・Toyota Caili Band・tonco・中村佳穂・ハシケン・ハッチハッチェルバンド・ハナレグミ・paniyolo・原田郁子・林立夫・ブルームーンカルテット・THE BOCOS・bonobos・mei ehara・森は生きている・優河・湯川トーベン・よしだよしこ・リクオ・LAKE etc..
上記はごく一部であり、まだまだ書ききれませんが、guzuriで生まれた音が何かしらの形で皆さまの元に届いているかも知れません。
私のバンド「OLD DAYS TAILOR」のMVになりますが、こんな具合にたくさんの音楽家がこの場所で音楽を残して来ました。<guzuri recording house2018年>
写真:平間至
guzuri recording house はこの13年、DIYで作り続けてきたスタジオです。一般的な商業スタジオのように万能な設備ではありませんが、この場所の雰囲気や音を気に入ってくれた音楽家が集ってくれました。
<2010年頃のguzuri>
<同じアングルからのguzuri /2011年以降は天井を吹き抜けにし、開放感のあるものにしました>写真:濱田英明
建築当時から使われている床や建物の木材がguzuri独特のサウンドを演出してくれます。
guzuriは住宅地の一角ではありますが、南側の庭は大きな公園に面しています。録音の最中に望む景色は心身に創作的な影響を与えてくれることも、この場所の大きな特徴です。
<公園側の窓を開け放ちレコーディングすることもありました>
guzuriを出るとすぐに公園の遊歩道があります
また、guzuriはこれまで、スタジオに併設したguzuri珈琲店としても歩みを続けてまいりました。今後もスタジオが存続する限りは不定期ではありますが喫茶営業やイベントなどを行い、皆様にお楽しみいただけるようにしたいと考えております。
米軍ハウスは、戦後の日本に滞在していた進駐軍のために作られた住宅です。当時はたくさんのハウスがありましたが、時代の変化とともに朽ちたり取り壊されたりし、現在はほとんどその姿を見ることができません。
1970年代初頭になると、沢山の音楽家が米軍ハウスに移り住み、彼らの残した音楽は、それから約50年近く、今もこの国で生まれる音楽に大きな影響を与え続けています。また当時、アメリカンカルチャーに魅了された若者は数知れず、米軍ハウスを拠点にしていたアーティストが、音楽のみならず数多く存在しました。
▼ 米軍ハウスに暮らしていたアーティストたち
■入間、狭山地区/細野晴臣・小坂忠・西岡恭蔵・吉田美奈子・洪栄龍・徳武弘文・岡田徹(ムーンライダース) ・和田博巳(はちみつぱい) ・駒沢裕城・林立夫・松田幸一・村上律など ■福生、立川地区/大瀧詠一・村上龍・マイク真木 ・桑田佳祐など
調べるほどまだまだ沢山のアーティストたちがいたのだと思います。
時代とともに減少して来た米軍ハウスですが、近年もその減少に歯止めはかからず、ここ数年でもいつくものハウスの取り壊しを目にして来ました。そんな景色を目の当たりにしていると、当時から残り続けたguzuriのような米軍ハウスでレコーディングできるスタジオは、なかなか他に例をみない貴重なものだと、この頃は特に思います。
今回、目標金額を家賃光熱費など最低限の金額に設定しました。スタジオを無償提供でフル稼働させた場合、消耗品や機材のメンテナンスなどにより維持費が高騰する可能性もありますが、ご支援頂いた金額に見合った運営を成し遂げる所存ですので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
guzuri recording houseは、2007年より音楽とともに歩みを進めてまいりました。冒頭でもお伝えさせて頂きましたが、音楽業界の運営が深刻化する流れの中で、これまでとは違う新しい循環を生み出す為の一歩に、どうかご支援いただきたく思っています。
私自身も音楽家ではありますが、スタジオオーナーとしてできる限りの行動をしたいと考えています。
まだまだ事態の収束には遠いのが現状かと思いますが、皆様のお力添えと共に新しく生まれる音楽に貢献できればと思います。
いつ、どんな時代も、この世界は音楽と共に。
笹倉慎介
写真:平間至
guzuri recording house の欠点
防音工事をしていないので音が漏れるため、大きな音出しは19時までとさせていただいております。
ボーカルや弦楽器などは、夜間でも影響ありませんが、ボリュームには配慮いただく必要があります。
車通りのない場所で外からの音はありませんが、公園からの声、鳥のさえずり、運が悪いとカラスのなき声が、マイクに入ります。
それらの生活音はアンサンブルになるとまず確認することは難しい程度です。
ナレーション録りなどのシビアな録音の場合は、ISOBOXを使います。これはかなりメジャースタジオと似たクオリティーで録音ができます。
航空自衛隊が近隣にあるため、飛行機がよく飛びますが、通常のローカットでほとんど気にならなくなります。リリースされている音源でその存在を私の耳ではほとんど確認できていません。
guzuri recording house の利点
窓からの自然光、そして公園を望む開放的な景色の中で録音することができます。そんな環境の中で、じっくりと時間をかけて録音できます。
築66年の木造住宅の響きで柔らかい音が録音できます。シャープにしたいときは吸音などをして工夫をこらし、理想の音を探します。その過程も録音の醍醐味です。
鍵盤が4台あります。アップライトピアノが2台(ヤマハの昭和30年代と昭和50年代)のお好きな音色を録音できます。ウーリッツァやローズピアノもご利用いただけます
guzuri recording houseの機材
録音ソフト/ ProTools12
オーディオインターフェイス / RME FireFaceUFX
プリアンプ/ RME OctamicⅡ
プリアンプ/ YAMAHA MLA 7
プリアンプ/ ALTEC 1678C
プラグイン/ Universal Audio UAD2e(Neve,Ureiなどヴィンテージ機材のプラグイン多数)
モニターキューボックス/FURMAN HR6 (独立4ch+2mix)4台(最大8名まで同時モニタリング)
モニタースピーカー/YAMAHA 10M-Pro / JBL 4311B
ヘッドフォン/YAMAHA 900ST
マイク
マイクロフォン
NEUMANN TLM67(1)/TLM103(1)/84i(4)
BRAUNER FantomClassic(1)
SANKEN CU41(2)
SONY C48(1)
AudioTechnica AT4081(1)
SHURE 58(4)/PG56(2)
CAD E100(1)
SENNHEIZER MD421(1)
etc..
ラディックドラムセットもオールドラディックがご一式ございます。
エンジニアや利用サポート費用はスタッフが必要な為、別途必要。
その他の詳細などはお問い合わせください。guzuri recording house
埼玉県入間市東町1-3-9
12000 円