虹色ダイバーシティ代表の村木真紀さんからメッセージが届きました!
vol. 5 2015-12-08 0
ユナイテッドピープルのアーヤです。
個人的に、今もっとも尊敬している団体と言えるかもしれない、 虹色ダイバーシティさん。
LGBTの人たちが職場でどんな悩みや困難を抱えているのか、企業はどのように対応すればいいのか、分かりやすく説明してくださる講演活動。
論理的裏付けにできる「データ」を集めるべく、毎年行っているアンケート調査。そしてその結果は惜しみなく公開(笑)。
今立ち上げ準備中の「 虹ナビ」は、全国にあるLGBTフレンドリーな店舗、施設の情報を集めるポータルサイト。
「たしかにそれ大事だよね!」「あったらいいよね!」がいっぱい!(先日Googleインパクト賞も受賞していらっしゃいます。)
そんな虹色ダイバーシティの代表、 村木 真紀さんから、『ジェンダー・マリアージュ』のレビューをいただきました!!
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LGBTの運動でよく使われる「PRIDE」という言葉は、日本語での説明が難しい。誇らしい気持ち、自分は自分でいいという気持ち、自尊心、、、一言では言い表せない。
この映画では、同性をパートナーとして生きる「普通の人」が選ばれて、世界中が注目する裁判の原告という「渦中の人」になる。2組のカップル、その周囲の人、みんなが否応なく変わっていく。
私が特に心を動かされたのは、原告たちが証言の前に重責に押しつぶされそうになったり、人生を振り返って涙したりする姿だった。その時の彼らの目に宿るものこそが「PRIDE」だと思う。社会、自分、仲間、子どもたちの生きる未来。是非、この映画を観て、多くの人に一緒に考えて欲しい。
村木真紀(特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ 代表)
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★村木真紀さん共著作『職場のLGBT読本:「ありのままの自分」で働ける環境を目指して』もオススメです!!